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雑談

2014年1月28日 (火)

『我們的法蘭西歳月』

 すっかりご無沙汰しています。

 今まで少しずつ訪問してくれる人も増えてきて、定期的に来てくれる人もできてきたのに、長い末行進で失ってしまったでしょうね。マジで帰宅した後はキーボード打つのもつらい日々ですが、そんなこと言っているといつまでも再開できないのでむりやりでもリハビリ的に更新していきたいですね。


 さて、最近は中国ドラマもあまり見れないのですが、最近ちょっと見れたのが『我們的法蘭西歳月』。

 訳すと『我らのフランスでの日々』とでもなりましょうか? タイトルを見ればわかると思いますが(←????)1920年代の勤工倹学がテーマのお話しです。

 


 勤工倹学。中国共産党パリ支部。

 まさしく黄埔軍校と並ぶ革命家たちの二代青春ものの一つではありませんか。

 しかもおそらく勤工倹学inフランスをテーマにした作品はこれが初ではないでしょうか?

 さて、内容はと言えば、まだ見始めたばかりですが・・・・・・・・いきなり国辱を忘れないため半裸で知り合いの女学生二人に交互に冷水をぶっかけてもらう蔡和信とか出てきましたけど・・・・・青年の愛国的情熱!って言うか単に変態だーー!!状態にしか見えません!!

 しかも恋人の向警予が「蔡和信!××条約は!?」と問いかけ、それに蔡和信が(水をぶっかけられながら)「国辱の何たらかんたら!」とか叫び返すとかいったい何のプレイかと思いますね・・・・・・・・。


 あと、周恩来をはじめ勤工倹学で忘れちゃいけない面々は数多くいますが、その筆頭はやっぱり鄧小平。

 で、その鄧小平君。留学させてもらうため、先生の前でバレバレの背伸びして身長をごまかそうとしてヤバい・・・・・・・いやいやこっそりシークレットブーツ履くとか、部屋に入る前からつま先立ちとかならまだ分かるんですが、校長の目の前であからさまに背伸びして身長をごまかそうとするんですよ。こんなアホの子、子ども何々じゃなくてそりゃ留学させられんでしょう。(そしてしっかり「この子はまだ小さすぎる。あと2年くらいしたらまた来なさい」って言われてるし)

 とりあえず1話で鄧小平は15歳という設定ですが、12、3歳くらいにしか見えないのがミソです。ドラマ製作者はよくわかってらっしゃる。このかわいい子が周恩来に出会って「先輩、先輩」と刷り込みを受けたヒヨコみたいに後を慕っていくのか……(←後半は妄想です)


 と言うわけで今後の展開が期待大な作品です。どんな変態が現れるのか的な意味で。

 

2013年8月14日 (水)

夏コミ新刊について

 別ブログに詳しく書きましたが、夏コミ楽しんできました。生還しました。

 いやぁ、マジ死ぬかと思う熱さでしたが・・・・・・・・。

 さて下で予告していた抗日戦争映画本ですが・・・・・・・・・・・・・・・・すいません、落ちました!

 予定では1931年の満州事変後に中国で作られた抗日戦争映画を網羅する本を作りたかったのですが・・・・・・・・・ふたを開けてみれば、全く間に合わず・・・・・・このブログの記事を再編集したのに等しい8ページのコピー本(紹介映画は『地道戦』『晩鐘』『回民支隊』の3本)という結果にあいなりました。生まれた場所は会場のビジネスセンターです。

 今後、改めてちゃんとした抗日戦争本を出すかどうかはまだ決めていません。もし出すとしたら、文学フリマに受かっているのでそれを目指します。

 なにはともあれ、お買い上げくださった方々ありがとうございました。

 こちらのブログはほとんど更新できていない状態ですが、過去記事には抗日戦争映画・ドラマなどの情報もいくつかあります。コピー本で紹介した作品もそこでは書ききれなかったことを書いています。

 コメント(確認後、公開・非公開希望の場合はそのむね明記)は受け付けていますが、レスは著しく遅くなる場合があります。

2013年6月15日 (土)

コミケで抗日映画大全(笑)本作ります

 何かと生活が破たんしブログの更新も滞っている昨今ですが、コミックマーケット84に何年ぶりかでサークル参加します。

 参加日は2日目の8月11日(日)。

 スペースは東地区ピー60b、お誕生日席です。サークル名は「まぶいぐみ」。

 ここは歴史・創作文芸スペースで、私は中国近現代史関連のサークルカットを書いたのですが・・・・・・・どうも中国近現代(腐女子向け)関連で新刊を出すのは無理な可能性が高いので、同じくカットに書いておいた中国映画本、しかも私が得意とする「抗日映画」解説本を新刊として発行することにしました(腐女子向け中国近現代本、って言うかぶっちゃけ中国共産党腐女子向け本は既刊のみ持ち込みます)

 とりあえず中華人民共和国成立後に作られた抗日戦争を題材にした映画(ドラマは除外)を網羅した解説本を作りたいと思っています。見たことのある作品はもちろん、見たことがないのは映画本やネットを駆使して紹介していきます。

 それではコミケ2日目はぜひ東ーピ60b「まぶいぐみ」へ遊びに来てください。

2012年9月23日 (日)

3分で分からない林彪出演作品(2)@りんぴょう祭

※以前にも増して電波な文章が続きます。腐女子臭もしております。

続きを読む "3分で分からない林彪出演作品(2)@りんぴょう祭" »

2012年9月13日 (木)

『我演林彪的血涙史』(林彪の中の人のお話2)@林彪祭

 え~と、林彪の命日たる9月13日ですが、どうしようもない事情により13日に更新できませんでした。でもちょっと日付を操作して13日にあげたことにします。(本当は14日)


 今回は、TVドラマ版『長征』、映画『太行山上』など20代後半~30代の林彪を中心に演じる役者さん・姜峰氏が自身の林彪役歴を語ったブログ記事を翻訳紹介します。あいかわらずのグダグダ役ですが、約し間違えがありましたら、指差して笑ってください。

 元のブログ記事はこちら(中国サイト)。


 ちなみに以前、TVドラマ『解放』、映画『建国大業』などで40代以降の林彪を中心に演じている立平氏のブログ記事を訳したのも紹介したことがあります。それはこちら。

 それでは以下、翻訳文章になります。

続きを読む "『我演林彪的血涙史』(林彪の中の人のお話2)@林彪祭" »

2012年9月 8日 (土)

3分で分からない林彪出演作品(1)@りんぴょう祭

※以下、たいへん電波な文章が続いています。でもこれでも5割程度の本気しか出していない・・・・・・




 
 まあ「林彪出演」作品と言うと大いに語弊がありますが。

 中国にはいわゆる「領袖革命モノ」という映画・ドラマジャンルがあります(命名、私)。「領袖」とは革命のリーダーたちのことで、つまり毛沢東や周恩来や朱徳など実在の人物が前面に出てくる歴史もののことですね。長征や解放戦争などある特定の事件や年代を扱った(基本、毛沢東主役の)群像劇タイプとある一人の革命指導者の一生にスポットをあてた伝記ものに大きく分かれます(ちなみにこの「領袖革命もの」とは別にオリジナル人物の紅軍兵士を主役にした「創作革命もの」もあります)。

 林彪事件でお亡くなりになった林彪の場合、後者のようなピンで活躍するドラマは無いのですが、前者のような革命群像劇ではなかなか出張っています。今回は林彪が出張っている主な映画・ドラマ作品を各作品で林彪を演じた役者さんとともにざっくりと紹介していきましょう。作品の発表順ではなく、林彪の人生順に紹介していきます。

 ちなみにこの手の革命ドラマには毛沢東なら唐国強,周恩来なら劉勁,朱徳なら王伍福と革命のトップ中のトップは9割方の特定の役者さんが演じます。彼らの場合、演技のうまさはもちろん地の顔が役の人物そっくりでなければならないという制約があります。おかげでドラマ中で20代~30代の年でも50代前後の役者さんが演じることになって、いや似てはいるけど明らかに老けているだろって事態になることも。

 林彪の場合、特定の専門役者さんはいなくて、作品ごとに採用された人が演じているのである意味いろんなタイプの林彪が見られてこれはこれで楽しい。



林彪年表



空白時代(1907年~1927年)


 林彪が生まれてから南昌暴動に参加するまで。0歳から20歳。

 由々しいことだが、私が知る限りこの期間の林彪を描いている作品は一つとして無い。

 くぅぅううう、ただでさえ十代と言うそれだけで充分おいしい時期だというのに、しかもお兄ちゃんズと一緒にいられた貴重な時期だと言うのにぃぃぃ!! もう「林氏三兄弟」が三人揃って行動しているのはこの時期しかないんだぞ! 

 黄埔軍校が少し描かれていると聞いたので、共産党成立~南昌暴動までの革命を描いた『開天僻地』っていう共産党成立90周年おめでとドラマを買ったのに。黄埔軍校もちらっと出ていたのに出演していなかった! あああ、もう誰か黄埔4期ドラマ化してくれんかな(いや、一番おもしろいのは一期だというのはわかっているが)・・・・・・・・・・・・CCTV(中国の中央国営放送)買収したい。




ピチピチの20代前半時代(1928年~1935年)


 林彪が本格的に扱われるのは共産党の南昌暴動(1928年)以降のこと。林彪は紅軍の若き天才指揮官として描かれる。一介の中隊長から始まって紅軍最高幹部の一人・軍団長まで一気に駆け上がるよー。そんな林彪の天才ぶりを見るのも楽しいけど、一番重要なのはこの時期の林彪の可愛らしさだよね。まだ20代だもの、もう可愛い可愛い。超生意気であちこちで(人間関係的な面で)衝突起こしまくりな面も含めて可愛い。性格歪んでいるから他の同志たちから嫌われているけど、ただ自分の才能だけを頼りにつっぱって生きている様子が見所です。

 主な作品は以下の通り。



『井崗山』(監督:金韬 2007年)


 記念すべき最も若い頃の林彪が見られる連続TVドラマ。林彪はこの頃、20歳~22歳。

 林彪役は東靖川。東靖川は1979年生まれなので撮影時30歳だけどばっちり20歳前後、いやむしろ十代に見えるのがすばらしい。百度百科での記事はこちら

 Cap1070

『井崗山』@東靖川

 『井崗山』は紅軍創立の27年から、毛沢東の井崗山闘争を経て共産党が井岡山根拠地を失い瑞金へ向かう29年までを描いている。林彪は作中では当初南昌暴動を起こした朱徳軍の一中隊長であったが、その軍事的才能を最初は朱徳に後に毛沢東に認めれ、劇中時間2年(たぶん)で団長(=連隊長)まで超高速昇進を遂げた。



『紅色揺籃』(監督:金韬 2010年)


 『井崗山』の続編として作られた。前作に引き続き林彪役は東靖川。29年から長征に出発する34年の5年間が描かれる(林彪は22歳~27歳)。つまり中央ソビエト時代ね。なのだが・・・・・・

 ぶっちゃけ買っているけどまだ少ししか見ていない。だって『井崗山』が超つまんなくて袁文才役の劉鑑の演技の神っぷりとか林彪が可愛いとか粟裕が可愛いとか林彪が可愛いとか毛沢東の弟が可愛いとか林彪が可愛いとか以外に見るべきところが無いんだもの(ま、劉鑑のすばらしすぎる演技だけでも見る価値がある作品だと思うが)。って言うかぶっちゃけこんなのばっかり買っている自分も痛々しいので買うかどうか迷ったが、ジャケットの『井崗山』と同じキャストの林彪が可愛かったので思わず衝動買いした・・・・・・。

 でもこの『紅色揺籃』には中国革命ドラマ史上初めてのことかも知れないが、林彪の兄(従兄弟だけど兄でOK)林育南が出演していた! その時のはしゃっぎぷりがこちらの電波記事。・・・・・・・でも育南お兄ちゃん、ビジュアルがいまいちだったよorz 出番も5分しか無いよ・・・・・・CCTVでいくらで買収できるのかな? 造り直しさせたい。

Cap012

  林彪はこの時、紅四軍軍長。当時の紅軍の階級で最高である軍団の次にあたる地位。と言っても「軍長」は複数いるので№2ってわけではない。たぶん一番年下(まだ20代だもん)だから、軍長の中でも下の立場だったと思います。でも『井崗山』のあたりではまだ必ずしも自分の軍事的才能が抜きん出ていることをしっかり把握していなくて初々しい面があったように演じられていたけど、この頃には自分の才能についてだいぶ自信がついて来たのか↑のような顔をすることも。これはこれでいいですなぁ。




ドラマ版『長征』(監督:金韬 唐国強 シナリオ 王朝柱 2001年)


 林彪役は姜峰。生年不明。ちなみに姜峰の百度百科の記述は少ないけどここ。

 このドラマも買ってはいるのだけど、まだ1話しか見ていない。でもわりと面白そうだしいつかは見る予定のドラマ。国民党軍の攻撃を受けて瑞金の中央ソビエト区が崩壊し、中共中央と紅軍10万が新たな根拠地探して一万キロするお話。

 この頃の林彪は紅軍第一軍団軍団長にまで昇進していて、第三軍団軍団長の彭徳懐と並んで中央紅軍の双璧的存在となっている。長征の旅の途中でも彭徳懐と協力して(←たぶん)、紅軍と党中央を守って大活躍・・・・・・・と思って写真キャプチャするために登場場面探してみたら、全然見つからなかった・・・・・・あれ?

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TVドラマ『長征』@姜峰

 とりあえず自力で見つけられなかったので、ネットで拾って来たものを。キャプションがついていなかったので『長征』なのか他の出演ドラマなのか確証はないけど、たぶん『長征』。




映画版『長征』(監督:翟俊杰 シナリオ:王朝柱 1996年)



 
映画版。買ったけど挫折した。林彪役は鐘山という役者さん。百度百科などの情報無し。でも以外と多くの林彪役やっているらしい。

 映画の内容自体は、最初の20分で力つきた2時間映画と言うか・・・・・・買ったけど挫折して途中までしか見ないうちにどっかに行ってしまいました。でも最初の出てきた林彪と政治委員の聶栄臻のデコボココンビぶりが素晴らし過ぎてそこだけ何回も再生してしまいました。思えばこれが初めて買った(しかも日本で輸入ショップから買ったから高かった)革命ものだったけど、とにかく林彪役の役者さんの役作りがうまいというか、私の林彪像形成に一役買った作品かも。

 ネット上でも写真が見つからないので、林彪役の役者さんの紹介は他の出演作(延安頌など)の時に譲ります。

 長くなってしまったので、今回はここまで。次回は長征終了から抗日戦争終了までやれたらいいかな、と。

 

 

2012年9月 1日 (土)

林彪祭り開催するよ~

 9月になりました! というわけで、当ブログでは9月の一ヶ月間、林彪祭りを開催します!! なぜかと言うと、9月13日は林彪事件の日、すなわち林彪の命日だからです!!

 まあ、上記の説明を読めば一目瞭然だと思いますが(??)、つまり林彪の追悼企画のようなもんです。本当は去年が没40年とキリのいい年だったのですが、うっかり忘れてしまいました。あと、「追悼よりも林彪の生まれた12月(1907年12月7日生まれだよ☆)を生誕記念として祝った方がいいんでない?」という意見も(私の脳内では)ありましたが、まあ、別に林彪生まれたからってお祝いする義理もねぇし、もう9月にやる気になっているから9月でいいんじゃねぇ? ということで9月に決行とあいなりました。って言うか、1907年生まれなら今年は生誕105年でわりとキリがいいじゃん、しまった、・・・・・・・ま、いっか。


 さて、では具体的にどんなことをやるかというと、だいたい以下のようなことを考えています。

  • 林彪が出張っている中国映画・ドラマの紹介
  • いろんな役者さんが演じる林彪とその演じっぷりを紹介
  • 監督や役者さんが書いた「いかに自分は試行錯誤して林彪のキャラを摑んだか」の翻訳紹介

 などを中心にやって行こうと思います。


 さて、読者の皆様におきましてはこの企画に付き合っていただくにあたって最低限了解していただきたい点に以下のようなものがあります。

  1. 林/彪は可愛い
  2. 原名は林育蓉である。育「容」と記している本もあるが、育「蓉」以外は認めない。そっちの方が可愛いから
  3. 兄が二人いる(名前は林/育/南と林育英=活動ネーム・張浩)。もちろんブラコンだ
  4. 無口無表情キャラである。もしかしてツンデレまたはヤンデレなのかもしれない
  5. 解放軍の勝利の女神・・・・・・もとい戦神である
  6. 腰が細い、小柄やせぎす、色白、なで肩である。やせぎす、よりやつれているとなお良い
  7. 私はこれでもいろいろセーブして書いている

 と、まあこんな感じです。

 かなり厳しい日程ですが、通常の作品紹介も行っていく予定です。予定は未定です。

 

 なお、別ブロでも連動して小説作品UPや林彪の生まれ故郷やゆかりの地を訪ねたレポなんかも書いていきたいと思っていますが、別ブロは(ここ以上に)腐向けな内容となっています。ご注意ください。


 それでは一ヶ月間楽しくやっていきます。

2012年5月18日 (金)

ドラマ紹介『硝煙背後的戦争』&ドラマ中の反戦同盟について

 ※はてなハイク投稿文の改編。

「日中戦争時期の八路軍晋察冀根拠地と延安工農学校を舞台に、八路軍と日本人捕虜の間に起きた砲煙の上がらない心理戦を描いた」(クイックチャイナ商品説明より)

http://www.quick-china.com/movie/detail/dj19334.html


 先日久しぶりに中国ドラマ通販ショップ「クイックチャイナ」を見ていたらみつけた作品・『硝煙背後的戦争』。実は知人の中国人から「日本人反戦同盟」を扱ったドラマが放送されている、とは聞いていたのだが(その知人はドラマの名前を知らなかった)、これだったか・・・・・・。

 この説明を読んで以来、ぜひ見たいと思って探していたんだが、先日やっと見つけることが出来た。


 抗日ドラマにおいて「日本人反戦同盟」はよく登場はするけど、すごいチョイ役だったりそういう存在があることだけがセリフで説明されたりというパターンが多かった。こんなに前面に出して来たのはこの作品が初めてだろうね。

 で、時間無いので冒頭20分だけ見たけど、なかなかおもしろそう。中国ドラマは第一話がおもしろければ最後までおもしろいの法則があるので、それなりに期待できそう(ちなみに兄弟の日本兵が出てきたけど・・・・・・ああ、この二人のうち一人が反戦同盟になって兄弟間の葛藤が生まれるのね・・・・・・という展開が読める)。


 ちなみに今まで見てきた中で反戦同盟がチョイ役でもいいから登場したドラマ。

・『八路軍』→冒頭から後に反戦同盟に入りそうな(って言うか展開的に確実に入るだろう)日本兵捕虜が登場。ドラマ自体があんまりつまらないので見るのを放棄したが、たぶんけっこう出張っていたのではないかと思う。

・『鉄道遊撃隊』(ドラマ版)→ドラマ前半で捕虜になり、後半で鉄道遊撃隊の危機を救うのに重要な役割を演じる。わりと活躍したほう。史実の鉄道遊撃隊=魯南遊撃隊にも二名以上の元日本兵が参加しており、ドラマと似たような方法で遊撃隊の危機を救っている。

・『地道英雄』→反戦同盟に入ろうとして失敗して死んだ人はいる。

・『地道戦』(ドラマ版)→(まだ途中までしか見てないけど)あらすじを見ると終盤で少し登場する様子。

・『水上遊撃隊』→(まだ途中までしか見ていないけど)たぶん出る。このドラマのモデルとなった遊撃隊にも日本人いたらしいし。

・『太行山上』(映画)→名前が出て来る。

・『天安門』(映画)→抗日戦争終了後、建国直前の話だが主要人物五人のうち一人(って言うか準主役)が元反戦同盟員(役者も日本人)。しかも日本兵が捕虜になって後に反戦同盟になるというパターンではなく、日本の軍国主義に反対して中国に渡り中国共産党と合流して反戦同盟に、という珍しい設定だった・・・・・・いや、この人そんな過激なことやるようには思えない穏やかなキャラだったけど。



と、私の観測範囲だが、『天安門』『八路軍』『鉄道遊撃隊』が反戦同盟員の登場&重要度が大きい作品ベスト3だった。だが、『硝煙背後的戦争』はその主題からして、この三作品を大きく上回ることは確実だろう。

 ・・・・・・いつか(←いつ?)時間があったら抗日ドラマ中の反戦同盟の描かれ方について分析してみたいと思っている。

 

2012年5月17日 (木)

はてなハイクやっています

 最近、ブログを更新する時間が全く取れないのですが、「はてなハイク」の方はちょこちょこ更新しています。

 ハイクではブログと違ってドラマや映画、その他日々のことを5分か10分ほどで(ブログだと一つの記事書くのにゆうに2、3時間はかかる)気楽に書き綴っています。その代わり紹介映画やドラマを見ていない人にはよく内容がわからないと思いますが、紹介できる映画やドラマの数は多いです。

 中国映画&ドラマファンの方は、よろしければこちらもよろしくお願いします。

http://h.hatena.ne.jp/mizuki-yu/

2012年3月17日 (土)

第三回金箒賞(最も失望させられた映画)が発表

 3月3日、去年に引き続いて今年の金箒賞が発表されたようです。

 この映画賞は中国版ラジー賞とも言われ、中国語映画(香港・台湾含む)の中から最も失望された映画や監督、俳優を選ぶというもの。栄えある受賞監督・俳優にはそうじに便利なホウキが授与されます。


 ・・・・・・・・・・・・しかし、せっかくの受賞式なのに去年と同じで会場にはノミネート監督や俳優は誰も来なかったとのことで、おそらくホウキは去年と同じく郵送で受賞者に贈られることでしょう。

 中国ネットの報道記事はこちらこちら




最も失望させられた作品部門



『战国』(『戦国』)、《杨门女将之军令如山》(『楊門女将軍之軍令如山』)、《关云长》(『関雲長』)


 となりました。どれも古装劇(近代以前が舞台の歴史劇)のようです。

 ちなみにブログ主はどれも見ていません。なので本来何とも言うことはできないのですのが、まあ何となく順当な結果かなぁ~と思います。にしても映画にタイトルが重要なのはわかりますが、『楊家女将軍の軍令は山のごとく(絶対)』って・・・・・・あまりにタイトルで説明しすぎるのもどうかと・・・・・・昨今の日本のライトノベルかい?(ちなみに楊家とは北宋時代に活躍した武門の一家で特に女将軍が多いことで有名。『楊家将』という古典文学の題材)。

 他にノミネートしたのは。『桃姐』『钢的琴』(『鋼のピアノ』)『赛德克·巴莱』(『セデック・バレ』)『最爱』『HELLO树先生』(『HELLO樹先生』)『郎在对门唱山歌』(『朗在対門唱山歌』)『夺命金』(『奪命金』)『那些年我们一起追的女孩』(『那些年我們一起追的女孩』)『星空』(『星空』)など。

 まあともかく「失望させられた」と言われることは、それなりに期待されていたことでもあり、また多くの人に見られた作品とも言えるのでしょう。

 一方で、これらのノミネート作はネット投票で選ばれるようですが、中国大陸では未上映の台湾映画『セデック・バレ』(日本植民地時代の抗日蜂起・霧社事件を描いた)がノミネートされていることに疑問の声もあるようです(見てないのにどうやって失望するのか?)。確かこの映画、台湾と中国大陸のネットユーザ間で論争になっていたような・・・・・・。

 ちょっと話はずれますが、この『セデック・バレ』、つい先日大阪アジア映画祭で上映され、見た人の反応を調べてみるとなかなか好評なもよう。上映が決まった時からかなり話題でしたものね。


 で、『建党偉業』がノミネートされなかったわけを考えてみると

  1. 期待はずれではなかった
  2. 期待していなかったので失望もしなかった
  3. 存在を忘れられた

・・・・・・個人的には「1」であってほしいですね。



審査員特別賞


『金陵十三釵』

 南京事件を描き昨年興行成績№1の作品(監督:張芸謀)が審査員からほうきを贈られてしまいました。これには審査員の個人的感情があるとかないとか書かれていますが、よくわかりませんでした・・・・・・。



最も失望させられた監督賞


高暁松(『大武生』 )陳勛奇(『楊門女将之軍令如山』)

 う~む、この二人のことは(も)よく知らないのでパス。

 ちなみに最も失望させられた俳優賞も可哀そうなのでパスします。



最も失望させられたアニメ映画
 


『西柏坡』

 ・・・・・・う~ん、「西柏坡」と言えば(中国人以外は)知る人ぞ知る革命聖地の一つ。解放戦争時代に延安を撤退した毛沢東ら共産党中央が新たに拠点をかまえ、解放戦争(第二次国共内戦)を指揮した場所です。で、こんなタイトルだからまず間違いなく革命時代の故事を使って子どもたちの愛国・愛党精神を涵養する、というアニメなのでしょう。

 ・・・・・・・と思って中国のネット百科・百度百科で調べたら案の定だった、しかも絵もあんまりな出来だった(今は50年代かよ)。納得の受賞結果である。・・・・・・ってみんなこれ失望する前提として期待してたのかよ!?



 さて、だいたい主な賞は以上の結果となったわけですが、冒頭でも書いた通り、3年連続で受賞会場に受賞者が現れなかったというわけで、ホウキは今年も郵送されます。この「わざわざ郵送で送りつける」という話を聞いた時はその性格の悪さに思わず感心したものですが、しかしさすが中国の映画監督たちも負けてはいません。

 去年のことですが、こちらで紹介されていた受賞監督たちの反応はなかなかのもの。

面白いのは受賞を知った馮小剛監督の反応で、受賞に怒るどころか、「なんで自分の単独受賞じゃないんだ。審査委員は優柔不断すぎるじゃないか」と文句を言い、「いっそのこと永世金の箒賞も取りたいものだ」と続けて、『非2』の脚本を書いた王朔も、今後はぜひ金の箒脚本賞も設けて欲しい、自分が映画の脚本を書いた年は必ず受賞したいと言ってると
わざわざ選出委員の1人に電話したという。
このユーモアがいかにも馮小剛と王朔らしい。
これに対して程青松は、「悪いけど1本に絞るのなら『大笑江湖』であって、『非2』ではないよ」と、こちらもユーモアある応酬。

 いやいや、中国の映画監督ってひねくれているというかいい性格をしている人が多いと思っていたけど、やっぱりというか、こういう点がすばらしい。少なくとも日本の映画監督でこんな賞をもらってこんなコメントを余裕で言える人が何人いるかというとあんまりイメージできないのだけどね。

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