2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

ランキング

オリジナル人物

2014年3月23日 (日)

『小二黒結婚』あらすじ

  はい!何十か月ぶりかの更新です! これをリハビリにし、また少しずつ更新再開していきたいと思います。

 『小二黒結婚』の基本情報はこちら  。



あらすじ

 

 山西のとある小さな農村・劉家庄。この村には、占いを司り人々を迷信で惑わす三仙姑と田舎インテリ小諸葛という二人の有名人がいた。二人にはそれぞれ小芹という娘と二黒という息子がいた。

 時は流れ抗日戦争が勃発。この小さな村にも抗日政権が誕生した。しかしそのトップについたのは村のチンピラ金旺金興兄弟だった。一方、二黒は立派な青年に成長し村の英雄的な民兵隊長に、小芹も美しい女性に成長していた。

 小芹は迷信にまみれの母を、二黒は権威主義で童養媳を自分の嫁にしようとする父に反発を覚えはじめ、村を守る戦いの日々の中で互いに惹かれあるようになる。

Photo

負傷した二黒を手当てする小芹。二人の間に恋が芽生える

 金旺は懸想する小芹の家を訪れ彼女に直接迫るが、鎌で追い返されてしまう。小芹が二黒に惹かれていることを知った金旺は二黒を陥れる計画を考える。

 ある昼下がり、二人きりになった二黒と小芹は互いの思いを伝えあい、互いに思い合っていることを知る。うれしさで天にも昇る二黒のはしゃいだ様子から村人たちも二人の仲を知るようになる。

Photo_2

思いを伝え合う二人

 しかし、二黒の父・小諸葛は自分の決めた嫁を拒み、三仙姑のような母を持つ小芹との「自由恋愛」に大反対。家に届け物に来た小芹に冷たくあたり、また二黒の母も息子が金旺に目をつけられることを恐れて小芹に二黒に近づかないよう諭し、小芹は深く傷つく。

 さらに二黒を恨む金旺兄弟は彼が病気で民兵の仕事を休んでいることを口実に民兵たちの前で批判大会にかける。金旺兄弟のあまりの暴論やこじつけに二黒は怒るが、それをチャンスに兄弟は二黒を逮捕しようとする。しかし騒ぎを聞きつけた区長が駆けつけ大会を終わりにさせる。

12

金旺兄弟の策略により批判大会にかけられる二黒

  金旺兄弟の増長ぶりを問題に感じた区長は村人たちに彼らがいかに横暴にふるまっているかの話を聞き、証拠を集める。しかしその途中で区の会議に出席しなければならなくなり、二黒に気をつけるよう諭して村を離れる。

 両親が小芹につらく当たって以来関係がぎくしゃくしている二人。二黒は後で川辺で二人きりで話し合おうと持ちかける。曖昧な態度で返した小芹だったが、夕暮れ時に川辺に向かう。しかしそこには金旺が待ち伏せしており、小芹は襲われそうになるが反撃して逃げ去る。

 しかし傷ついて家に帰った小芹を待っていたのは、他の巫女たちと談笑し、娘に自分勝手な要求を突き付ける母の姿だった。さらに近いうちに小芹を閻錫山の部下の将軍に嫁がせる予定だと告げられ、小芹は自分の運命に絶望する。

15

小芹は迷信まみれの巫女である母を嫌悪する

 小芹は母の軛から逃れるため、三仙姑が親しくしている巫女を追い払い、さらに三仙姑の占いのための大事な祭壇を破壊する。あまりのことに怒り狂った三仙姑は小芹を部屋に監禁し、寝込んでしまう。夫が娘の元へ食事を持っていくことも許さない。

17

母の祭壇を破壊して走り去る小芹

 小芹に同情した村の女が彼女を解放し、小二黒も彼女の危機を民兵仲間から知らされる。二人は約束の川辺で再開し、小芹は二人の前途を嘆くが、小二黒が区長が自分たちの仲を認めてくれて結婚の許可も出たのですべて解決する、と小芹を慰める。

 そこに後をつけていた金旺兄弟が現れ、二人に「漢奸」の言いがかりをつけて逮捕する。小諸葛は息子の逮捕にショックを受け、彼の無罪を訴えるため区政府に向かう。



※以下、ラストまでのネタばれあり

続きを読む "『小二黒結婚』あらすじ" »

2013年5月 3日 (金)

『狙撃手』20話~21話 感想


 相当長い間ご無沙汰していました。身辺は相変わらず忙しいのですが、これから少しづつでも再開していきたいです。

 というわけで、あらすじを書いてから数か月たちましたが、20話~21話の感想です。20話~21話のあらすじはこちら



 今回は石頭や芥川にも注目すべき点がありましたが、なんと言っても今回は文軒回でした。

 

 前回、竜紹鉄が妻・蘇雲暁を救ってくれたことで、両者の間のわだかまりはすっかり溶けたよう。

 しかしだからと言って、表面上は何も変わったように見えない。文軒はあいかわらず国民党と国に忠誠を誓う軍統としての立場を貫き、もしひとたび竜紹鉄に裏切り行為があれば、必ず彼を殺すと心に決めている。

 一方、自由に生き、自らの信じる抗日のあり方のままに闘おうとする竜紹鉄は、どうしたって軍統としての文軒の束縛を拒絶するしかない。

 しかし、互いに決して相容れぬ立場ながら二人の間にはもう憎悪はなく、己の道を大事にするのと同じように相手の立場を尊重する。そのためにもし殺し合いになることになってもそこに憎悪はないでしょう。




文軒の決意


 さて、国民党とその国家に忠誠を尽くすこと、それが何よりも最優先、と言うかそれ以外はすべて切り捨てて生きてきた文軒であったが、それでもどこまでも捨てていったように見えて捨てきれない個=私人として苦しみもがく己はやはり残ってしまった。しかも最愛の妻が害され、竜紹鉄と認め合ったことで公人の仮面の下にあった私人としての弱く苦しみ悩む個としての自分をもう隠し切れなくなっているようだ。

 それでもひたすら無私の精神で党と国に尽くしてきたのもまぎれもない「自分」。その人生を捨てることも否定することもできない。


 今回の文軒は不器用ながらも公人としての自分と私人としての自分を一体化しようとしているようだ。

 妻を害した日本軍への夫としての復讐心、そして通共の疑いがある竜紹鉄を戦場に行かせてはいけないという軍統上部の命令とそれでも戦いに行きたがる竜紹鉄を守りたいという個人的な願いをすべて実現するため、文軒は自分が竜紹鉄の代わりに芥川との決戦に赴くという道を選ぶ。

 その選択を公言した時、多くの者が軍統として竜紹鉄を抑圧し続けようとしているのだと解釈されても。そして段旅長だけは「妻の復讐を果たそうとしている」ことを指摘されると軍人としての自分への侮辱だと憤る。それは公人としての自己と私人としての自己をすり合わせようとしていることに無自覚なのか、自覚しつつもまだそれを受け入れることができないのか、それともあくまで「冷酷無比な軍統」として扱われようとうる文軒の最後の意地なのか。

12

段旅長(正面)に自分の銃の腕前を披露する文軒(右後)




 文軒はこの他にももう一度、竜紹鉄に代わって戦いに赴くことになる。彼が負傷し意識の無い間に蘇雲暁が日本軍支配下の県城に向かったと聞き、重傷の身を押して追いかける。途中、やはり蘇雲暁を追う竜紹鉄と会い、彼のケガを心配した竜紹鉄から自分が彼女を助けに行く、と言われても、「これは彼女の夫である自分の役目だ」と譲らない。そこにいるのは誰でも無いひたすら蘇雲暁を愛する一人の男だと理解した竜紹鉄は自分の馬を文軒にゆずり彼を先にいかせるのだった。





残酷な戦場シーン再び

 21話ではこのドラマの特徴でもある残酷さにおいて迫真の戦場シーンが再び見ることができた。反戦をテーマにした監督の戦場描写に「容赦」や「ロマン」なんて持ち込まない心意気がここでも発揮されている。

 例えば脚を吹き飛ばされて苦しみ叫びながら地面をのたうち回る仲間を助けに行く兵士、しかし彼も容赦なく蜂の巣にされて倒れる。(そして白兵戦にあいては銃剣で刺し殺すよりも銃床で敵の頭を強打した方が殺しやすいという描写も健在)

32
脚を吹き飛ばされた仲間を助けに行って撃たれる兵士

  いつも冷静な文軒が悪鬼のような表情で血まみれになりながら日本軍と戦うシーンは必見。

19

 特にひどかったのが、石頭が捕虜になるシーン。あくまで抵抗を続けよとする石頭に対し、芥川はまず手りゅう弾を持った右手を撃ちぬき、それでも石頭が口ともう左手で手りゅう弾を投げようとするとそのもう一方の立ち上がろうとするともう左手も撃ちぬく。それでも石頭が立ち上がって向かってこようとすると右足を打ち抜いてとうとう石頭の抵抗を打ち砕く。

 そばで見ていた岡崎も眉をひそめるような実に痛ましいシーンであった。

22






漢奸の理由

 ドラマもラストに近づき、「段旅の軍事機密を漏らし多大な損害を与えていたのは誰か」と「竜紹鉄の危機に現れ救ってくれる謎の狙撃手は誰か」という残っていた謎も解けた。

 その正体はどちらも文軒の妻で同じく軍統の蘇雲暁だった。彼女は4年前に村が日本軍に襲われた時に父母と弟と家族の全員を日本軍に人質にとられ、文軒に近づいて情報を送るよう迫られていたのだ。芥川がたびたび「私は中国人というものをよく理解している。このスパイは決して我々を裏切らない」とそうまで確信していたのは、彼が中国人にとって家族の絆がどれほど重いものか理解していたということなのだろう。

30
長年人質になっていた蘇雲暁の家族


 そしてその通り、蘇雲暁は機密情報を送り続け、その結果段旅には多大な犠牲が発生した。犠牲者の規模を考えれば彼女のやったことは決して許されるべきことでもない。そもそもたいした犠牲が出なくても日本軍に中国側の情報を漏えいするなどまぎれもない「漢奸」(侵略者に協力する中国人のこと。民族の裏切りものとしてしばしば侵略者そのものより激しい憎悪を抱かれる)だ。


 だが、ドラマはあえて彼女を同情的に描く。「家族を人質にとらえていた」という彼女が裏切り行為をしてしまうのも仕方がないという理由づけもしてくれた。また、この謎が明かされるまでも彼女はたびたび自傷行為をしたり悪夢にうなさられたり「私は悪魔だ」ともらしている場面を描き、彼女がどれほど苦しんでいたかを強調する。ノベライズ小説の方では九児が「でも家族を人質にとらえていたんでしょ」と弁護するセリフまである。

 蘇雲暁が竜紹鉄を危機に陥れるような情報漏えいを行いながら、正体を隠した謎の狙撃手として竜紹鉄を救いに来るのも、せめてもの罪滅ぼしと愛する男を守りたいという一人の女としての思いだったようだ。ここにも戦争の中で自分として生きられず、望まぬ罪を犯し続けるしかなかった人間がいた。

 

 日本においては抗日ドラマにおける日本兵の描き方がステレオタイプだという批判が多い。だが本当にステレオタイプなのは実は漢奸の描き方なのだ。利己的で狡猾で金と自分の利益のためなら同胞を売ることに何の痛痒も感じない悪の権化、最後は自業自得で死ぬ。

 だが2009年に作られたこのドラマではそんな漢奸像とは別の姿を描いた。やむにやまれぬ理由があり(=それは彼女にそんなことを強いた者たちにこそ怒らなければならないということ)、すさまじい苦痛があった。まだまだ粗は多いものの、このドラマの漢奸像は注目に値すると思う。




芥川の憎悪

 これまで狙撃手としての誇りを持ち、戦闘能力の無い新兵などは狙うことの無かった芥川。しかし4人いる弟のうち3人はすでに戦死し、残っていた最後の末弟の戦死の知らせが彼を一変させた。

 「自分の敵はシナの豚どもだ」と訓練中の新兵を狙い、逃げ出した者まで背後から打ち殺す。そのことを岡崎に「大佐、大佐は狙撃手は殺戮者ではない、と言っていたではないですか?」ととがめられると、逆に殴って彼を黙らせる。

 弟を中国軍に殺された芥川が憎悪に憑りつかれ、それまでの狙撃手として守ってきたプライドも自分で自分に対してかしていた規律もすべて放棄してしまったようだ。この変化を芥川役の矢野浩二が実にうまく演じている。

34_2

矢野浩二の好演

 その姿は確かに痛ましい。そして冷血漢と呼ばれる彼が失った弟にいかに深い愛情を抱いていたかが実によくわかる。しかも芥川は弟に「天皇陛下のために努力するよう」という手紙を送り弟が軍人として活躍することに期待していた。あのような手紙を送ったり、そもそも弟が軍人になることを止めていれば、最後の一人まで失うことはなかったかもしれない。

 彼が中国人にぶつける憎悪にはそんな自分を自分を責める気持ちを転嫁しているようにさえ見える。


 監督はこの芥川の憎悪とその源泉である悲しみの深さを描くことで何を訴えたかったのか? それは日本の軍人である芥川もまた人間の心を持った存在であり、大事な人を失って狂ったという点において彼もまた戦争の犠牲者の一人である、ということを描きたかったのではないかと思う。

 そういう描き方自体は特に間違ってはいない。だが、日本人がこのドラマを受け取る時、芥川のこの嘆きと憎しみを「戦争というものの犠牲者」とだけ受け取っていいのだろうか?



 端的に行って、この芥川のおかげでどれだけの中国人が死に追いやられてきたか? 彼は無駄な殺しはしてこなかったが、逆に言えば日本軍の勝利のために必要があればなんでもやる人間であった。彼は日本軍の中で一匹狼ではあったが、日本の侵略行為になんお疑問も持っていなかったし、そのために自分の力を最大限に提供してきた。その結果、多くの被侵略国の人間が謂われなく死に追いやられてきたのである(そして彼のその信念は彼のすべての弟の命さえ奪うことになったのである)

 確かに個人にとってある人物の命は因果関係もなにもすべて超えたところで唯一絶対のものであることはある。だからといって、弟が中国軍との戦闘で死んだことをもって芥川個人とその背後にある日本軍の侵略行為すべてを棚上げして「彼もまた戦争の犠牲者の一人」としてとらえてしまうことはやってはいけないのである。

 


おまけ:文軒って黄埔生だったのか!

 

なんか20話で文軒があの黄埔軍校の6期生で、蒋介石校長に褒められたほどの狙撃の名手であったことが唐突に明かされた!

11

 6期と言えばすでに共産党を排除して蒋介石が排他的に軍校を支配して徹底的な反共教育と自身への忠誠を要求していた時代。なるほど、ちょうどその頃に学生(しかも優等生)もだった文軒がああまで党と国に忠誠を誓い、部屋には蒋介石の肖像画があるのもそえなら納得だ。って設定細かいな!

 



歴史解説:黄埔軍校

 革命勢力には独自の軍隊が必要と考えた孫文が1923年、広東省広州に設立した中国初の近代的な士官養成学校。蒋介石が校長で、当初は国共合作で共産党もともに運営を担ったが、1927年の上海反共クーデーター以降、黄埔も徹底的に共産党員を排除し反共教育を行った。ここを卒業した生徒は蒋介石の元で軍の要職についたが、共産党の重要な軍人もここの出身者が多い(十台元帥のうち4人がここの卒業生または教官であった)。

 

2013年1月 3日 (木)

『鉄道遊撃隊』18話~20話 感想

 というわけでやっと『鉄道遊撃隊』18話~20話です。

 今回はピックアップシーンから行ってみます。



ピックアップシーン

 なんか最近、鉄道遊撃隊の出番が少ないのですが、それに代わって大活躍なのがドラマオリジナルキャラクターの田六子。

 愛しの藍妮を振り向かせるため、一旗揚げてやろうと崔団に参加。そして田六子が「命の恩人」の情報を知っているかもしれないと思うといきなりぽ~~んと中隊長の地位をあげちゃう崔団長(汗)、いいのかおい。

 しかも中隊長になったものの部下はつけてもらえなかった田六子は、自分の弟分の20人のチンピラを集め、「おまえらは今日から正規軍だー」とか言い出してチンピラたちは「はっ? 正規軍ってなんじゃらほいい?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」状態になりつつも、面白がって田六子とともに「正規軍様」を目指してみるものやっぱりどこかずれています・・・・・・・もうこのへんのノリが笑えるのなんの・・・・・・

田六子「王虎、全員集めたか?」

王虎「ああ」

田六子「さあ、てめえら、今日から俺たちは国民政府軍の正規軍、つまり国軍だ!」

チンピラたち『はぁ・・・・・・・』

田六子「こいつはなぁ、遊撃隊なんかよりよっぽどすげぇシロモノだ」

王虎「あ~、六の兄貴・・・いて、中隊長! 俺たち国軍なんて無理ですぜ」

田六子「なんだと?」

王虎「俺らには今でもこの銃しかないんですし、みんなのがありませんよ」

田六子「俺の話はまだ終わってねぇんだよ、口をはさむな。それと、今後は俺に話しかける時はまず『報告します』と言え」

王虎「あ、はい!」

田六子「兄弟たちよ。今の俺たちが武器も軍服もないことは気にするな。俺らの団長と閻特派員は言った。蒋(介石)委員長はすでにそれらを用意してくれている。そう遠くないうちに俺らのとこにも届くだろう」

チンピラたち『なるほど、なるほど』

田六子「今の俺たちの一番の任務はまず部隊を立ち上げることだ。で、俺らはもう国軍だったのに、こんなだらしないことでどうする? 今から任命するぞ。王虎、おまえ第一小隊隊長な」

王虎「はい!」

田六子「二狗、おまえは第二小隊長だ。で、おまえは第三隊長」

チンピラたち『俺は!? 俺は!?』

田六子「あー、落ち着けおまえら。俺たちは十数人、まだ鉄道遊撃隊の一中隊より少ない。おまえらはもっと人を集めてきな」

チンピラたち『え~どうやってだよ!?』

田六子(一人の肩を叩きながら)「おまえもな、新しく一小隊できたら小隊長にしてやっからな。(他の男を見て)おまえもだ、わかったな?」

チンピラたち『おう! じゃあ、人集めてくるぜ』

王虎「報告します!」

田六子「ああ? おまえはまたなんだ?」

王虎「ヘヘ中隊長。俺らには一丁の銃も部隊もありますが、まだ足りないものがあります」

田六子「何が足りないって?」

王虎「姉御さんですよ」

チンピラたち『そうだよ、姉御さんがいなきゃな』

王虎「(チンピラたちに)いいか、これから可愛い娘を見つけたら連れてこいよ。俺らの中隊長に女房になってもらうぜ」

田六子(王虎を叩いて)「おまえもくだらんこと言うな。俺が好きなのは藍妮だけだ。・・・・・・・(みんなに)いいか、おまえら。現在の主要な任務は藍妮の行方を探すことだ!」

みんな『あいあいあさー』

Photo
田「俺ら今日から正規軍だぜー!」みんな「え~~??」

 その後、田六子の部下が藍妮を見つけ、彼女をかっさらってきますが、連れて来られた藍妮は怒って田六子の足を踏みつけ悠然と去っていきます。慌てて藍妮を追いかける(ついていく?)田六子と部下たち。

 その瞬間、突然京劇風の軽妙なBGMがかかり、みなの動きがスローモーションとなり、藍妮以外の人々の姿が少しぼやける。この一連の演出が本当に素晴らしい。ぜひ直に見てほしいですね。

Photo_2

悠然と去っていく藍妮。ドラマと言うよりアニメーション作品のような演出が絶妙




今回の感想


 原作や映画版は敵味方の関係がはっきり分かれたやや単純な構造の話でしたが、TVドラマ版はそれぞれの関係が複雑に絡まりあい、物語の視野がより広くなっています。

 18話以降はいよいよその人間関係が水面下でそれぞれ絡み合いはじめ、それぞれ関係無いように見える個々の縁がどのように合流しあってそれが物語をどういう方向に動かしていくか先が楽しみになっていく回となっています。


 で、どういう縁が紡がれ始めているのか個々に見ていくと



・劉洪と崔団長のニアミス

 これは1話からあった伏線がやっと形になったというか、1話で劉洪に救出されて以来ぱったり音沙汰がなく無かったことにされたのかと心配していた崔団長が16話にして再登場。

 ちょうど鉄道遊撃隊も崔団長の国民党軍が根拠地とする微山湖中の島を根拠地にし、崔団と共同戦線を張りたいと思ってたところ。この「命の恩人」の縁で崔団と鉄道遊撃隊の共同戦線はあっさり成立か!・・・・・・と思いきやどっこい、なんと劉洪が護送中の崔団長を助けたのは暗闇の中でのことだったので、劉洪も崔団長も互いの顔を確認しておらず! 微山湖で会談を持った際もどっちもあの時助けた/助けられた相手だとはまったく認識できず!! え~、じゃあ、あの1話での伏線はいったい・・・・・・

Jpg0
互いの正体(?)に気づかず再会した二人

 しかも微山湖の崔団は最近日本軍に取り込まれてしまった高敬斎とも関係があり、さらに重慶からの特派員・閻は実は日本軍のスパイ。密かに会談から戻る劉洪を襲ったあげく、鉄道遊撃隊に奇襲された、と崔団長にウソの報告。近づきかけた両者の仲を徹底的に決裂させようとする。

 だが、そんな両者を結ぶ以外な縁の糸が・・・・・



・縁結び(笑)の六子

 

 さて以外な縁の糸役になったのが、田六子。彼は単独行動をとる李九の弟子であり、鉄道遊撃隊の彭亮の恋人・藍妮に横恋慕する男。すでにこの段階で、いろいろな繋がりの萌芽があるわけですが、18話以降は大活躍。

 まず銃を盗みに高敬斎邸に忍び込んだで捕まったのをきっかけに後述のように李九と高敬斎を結びつけます。

 そして次に国軍に入って一旗あげて藍妮を振り向かせようと微山湖の崔団に志願。崔団長に出会い、彼が謎の命の恩人を探していることをしり、自分の情報網でその男を探すことを約束。一気に中隊長の地位を与えられます。

 この段階ではまだ彼は劉洪こそ崔団長の探している「命の恩人」だとは気がつかなかったが、王強のたくみな聞きだしによって、その事情を鉄道遊撃隊にもたらすのです。それによって鉄道遊撃隊はその「命の恩人」が劉洪であることに気がつき、王強はそれを利用して崔団との関係を築くべく再び微山湖島へ向かうことになります。

Photo_3

恋愛相談をしながら田六子から崔団の情報を引き出す王強

 

 でも田六子、みんなの縁を結んでいるのに自分の恋愛はからっきしだね!




・高敬斎と義兄弟に?

 そして先にも触れた田六子が紡いだもう一つの縁とは、一匹狼・李九と大地主・高敬斎の義兄弟化。

 李九には紫玉という恋人がおり彼女は生き別れの姉を探しています。一方、高敬斎には紅杏という妻がいて、彼女も生き別れの妹を探していたのです。

 高敬斎邸に銃を盗みに行って捕まった田六子を引き取りに行った李九。高敬斎はかねたから彼を自分の民団に引き入れたいと思っており勧誘しますが、どこにも属したくない李九は一顧だにしません。しかし、紫玉そっくりの紅杏の姿を見た李九は彼女こそ探していた相手だと直感し、紫玉を連れてきて姉妹は無事に再会を果たします。

 紫玉を深く愛している李九は彼女の大事な姉を保護してた高敬斎に対しても深く感謝し、両姉妹の縁により二人は義兄弟となります。相変わらず民団に入ることは謝絶する李九ですが、これにより今まで接点の無かった李九と高敬斎の間に太いきずなが完成。

Photo_4

高敬斎と杯を交わす李九



 ・・・・・・・・・・・でもこの高敬斎、すでに日本軍と通じている男。いったいこの出会いは李九・ひいては鉄道遊撃隊にどのような運命をもたらすことになるのか?



・負の因果を巡らす高敬斎


 さて、田六子が「正」の方向に縁を紡いでいるとすると、もう一人のキーパーソンである高敬斎は「負」の方向に縁を紡いでいると言えます。


 元々高敬斎は微山湖に依って抗日を堅持する崔団に経済的援助を行っていましたが(って、何も生産をしていない200名以上の集団を養う高敬斎の経済力ハンパねぇ)、その以前には身分を隠していた日本軍特務・松井と義兄弟の絆を結んでしまっており、それを盾に松井にむりやり日本軍への協力を強いられるようになります。

 松井は高敬斎に崔団に投降の説得をするよう依頼され、それに一歩遅れて鉄道遊撃隊も共同戦線を組むため高敬斎に接触。しかし李正は高敬斎がすでに日本軍に篭絡されている可能性を見抜き、そうであれば崔団の抗日体制も危ういと崔団長との交渉を急ぐことに。

Jpg3_2

高敬斎に不審を覚え辞去する李正

 その一方で高敬斎は妻の紅杏を介して李九と関係を持ちます。そのようなわけで結局高敬斎は日本軍・(李九を介して)鉄道遊撃隊そして崔団と関係を持つなかなか重要ポジションに立つことに。



 時系列順に見ると

①松井、正体を隠して高敬斎に接近(ドラマ開始以前)→②紫玉と紅杏、それぞれ李九と高敬斎に保護される(ドラマ開始以前)→③劉洪、日本軍の捕虜になった崔団長を救出(1話)→④崔団長、微山湖に拠点を築きつつ命の恩人を探す→⑤高敬斎、崔団長を援助→⑥松井、高敬斎を対日協力者として取り込む(17話)→⑦鉄道遊撃隊、高敬斎に接触(17話)→⑧高敬斎、崔団長に日本軍への投降を勧める(18話)→⑨鉄道遊撃隊、微山湖で崔団と接触(18話)→⑩李九、紫玉と紅杏を介して高敬斎と義兄弟になる(19話)→⑪田六子、崔団に入隊(19話)→⑫田六子、王強に崔団長の「恩人探し」の話を伝える(20話)

 と、伏線が回収されつつ、それが新たな物語を紡ぎだしていって、しかもそれが吉と出るか凶と出るかまだまだ不分明なあたりが見ていて心躍ります。


今週の李正様

 さて、前回政治工作もできて子守もできるスーパー政委ぶりを発揮した李正様ですが、今回も(政治工作以外の面で)大活躍。

 負傷して芳林嫂の家に担ぎ込まれた劉洪に会いに来たとき、劉洪と芳林嫂のためにちょっとした気遣いを発揮。

 王強と二人していかにも困っているといったふうに大げさに以下のようなことを実にわざとらしく大声で言います。

Photo_5

わざとらしいやりとりをする李正と王強

李正「なあ、王強よ。(劉洪)大隊長のこの傷はどうやらちょっとやそっとじゃ治らないみたいだなぁ。ああ、いったいどこで彼を療養させればいいものか

王強「まったくだ。いったいどこで彼を療養させるべきか頭が痛い問題だ

芳林嫂「何を悩むことがあるんですか。彼は我が家で預かります」

こっそり顔を見合わせて笑う李正と王強。

王強「なんだって、あなたの家で?」

芳林嫂「なんですか、まだ私を仲間の一員として扱うつもりがないんですか」

李正「い、いや」

王強「そういう話なら、実はな、大隊長はあなたの家で療養すれば気分も快適だろう。そして気分が快適ならそれだけ傷の治りも速いというものだ

 とまあ、実にうまく劉洪を芳林嫂の家で療養させる方向に持っていきます。さすが鉄道遊撃隊きっての(唯一の)策略家コンビ。もうこの二人のわざとらしいやりとりが笑える。



※それでは以下はちょっと腐向け内容になります。でも微腐なのでOKな人はぜひ。

続きを読む "『鉄道遊撃隊』18話~20話 感想" »

2012年12月16日 (日)

『狙撃手』20話~21話 あらすじ

※画像為しバージョンに画像をつけました



20話 あらすじ

 芥川の襲撃の被害に怒りを募らせる竜紹鉄。しかも芥川は岡崎を伴って今度は新兵たちを襲う。竜紹鉄は殺戮の現場に駆けつけ、狙撃戦の果てに芥川を撃退する。

 大野は芥川の復讐心に理解を示しつつも勝手な行動を諌める。
 
  竜紹鉄は部隊を率いて芥川を討ちに行こうとするが、文軒に止められてしまう。

  文軒の元には大野連隊内部のスパイから芥川の行動情報が届く。段之凡旅長は文軒が蘇雲暁の受難のために判断力が曇っていると指摘し、また芥川を討つためには竜紹鉄に自由な行動をさせるよう主張する。文軒は自分は公私混同はしないと反論し、重慶方面が神経を尖らせている今、段旅のためにも竜紹鉄の軟禁を解くわけにはいかないと言う

 段旅長は状況を打開するため文軒を拘束しようとするが、文軒は黄埔軍校で学んだ射撃術を披露して兵士たちを圧倒する。段旅長はそんな文軒に敬意を表し、矛を納める。

12
※射撃の腕を披露し、段旅長の前に電燈を落下させる文軒

 文軒は自分が竜紹鉄の代わりに部隊を率いて芥川を討ちに行くことを決意する。

 文軒は自ら連れて行く兵士を選び、石頭もその一人に加えた。しかし、兵士たちは一度も部隊を率いたことの無い文軒の指揮に不安と不信を抱く。特に石頭は長い間竜紹鉄と対立していた文軒が自分を選んだのは何か裏があるのではないかと考え、竜紹鉄に行きたくないと訴えるが、老兵としてそんなわがままは許されない、と叱られる。

 文軒は黙っていたが、蘇雲暁は今度の任務に夫が出ることを悟り、泣いて引き止める。文軒は蘇雲暁を慰め、彼女が眠っている間に出発する。

 竜紹鉄は石頭に特別に無線機を渡し、危機に陥った時は連絡をくれればいつでも助けに駆けつける、と約束し石頭を安心させる。

 大野連隊では大野が芥川にこの前は言いすぎたと謝罪する。芥川は、確かな情報として今度の任務に竜紹鉄が出てくることを伝え、大野は芥川をサポートするため段旅の援軍を牽制することにする。

 翌朝、任務に出発する石頭を見送る竜紹鉄。しかし一人になるとどうしても落ち着かず、自分も彼らの元へ行かせてほしい、と段旅長に頼む。それに対して段旅長は、竜紹鉄は石頭のことを心配しすぎであり、いつまでも過保護では石頭のことをダメにしてしまう、と指摘する。そこに段旅に向かって大野連隊の侵攻が始まり、竜紹鉄は応戦に出なければなくなる。

 部隊を率いて目的地に向かう文軒だが、あいかわらず石頭やその友人の趙玉香など兵士たちの不信は大きい。

 ちょうど他の任務で移動中だった大春の部隊は、しげみの中からその様子を目撃し、竜紹鉄ではなく文軒が部隊を率いていることを不思議に思う。大春と九児はトイレのため隊列を離れた石頭をしげみに引き込み、竜紹鉄が軟禁状態にあることを知る。

 文軒は石頭が八路軍と話していることに気づき、連れ戻しに来る。大春は、今回の作戦に八路軍も協力させてほしいと申し出るが、文軒は冷たく拒絶する。

 部隊を率いて文軒の後を追う芥川の前には蘇雲暁が現れる。蘇雲暁は芥川に戻るように命じるが、芥川は意に介さず前進する。蘇雲暁は彼らを銃撃し、蘇と芥川の部隊は交戦状態となる。

 目的地に着いた文軒は兵士達に待機を命じ、竜紹鉄のやり方を知る石頭は塹壕を掘ったほうが良いのではないか、と指摘するが却下されてしまう。

 緊張が解けない趙玉香はどうすればそう落ち着いていられるのか石頭に尋ねる。そこに文軒が現れ、石頭と二人で話をすることに。

 文軒に戦争が終わったらどうするつもりかと尋ねられ、石頭は竜紹鉄について段旅に留まりたいと言う。文軒は笑って、それもまたいいことだと言い、石頭は意外な思いに囚われる。

18

※石頭と語り合う文軒



 一人奮戦し、芥川の部隊を引き止める蘇雲暁。しかし、ついに足を撃たれ戦闘不能になる。岡崎らはそれ以上彼女にかまわず部隊を前進させる。




21話あらすじ


 段旅に侵攻してきた大野の部隊を陣地で食い止める竜紹鉄銭国良方儀球。しかし、竜紹鉄はこの攻撃の意味をはかりかねる。

 一方、芥川率いる日本軍石頭たちへの包囲を完成させ、趙玉香は撃たれて死ぬ。応戦する文軒らだが、すでに状況は圧倒的に不利になっていた。

 石頭からの無線を聞いた竜紹鉄はすぐに現場へと向かい、途中で大春らとも合流する。

 日本軍の圧倒的な攻撃の前に一人また一人凄惨とな戦死を遂げていく兵士たち。芥川は指揮をしているのが竜紹鉄で無いことに気づき、段旅に放っていたスパイが自分を騙したことを悟る。

 文軒は最後を悟り、兵士達に謝罪を叫んで白兵戦を仕かける。

21

※白兵戦で奮戦するも撃たれてしまう文軒

日本軍・段旅入り乱れての悲惨な白兵戦の中で、文軒は全身に傷を負いながら奮戦し、最後に日本兵を道連れに崖を落ちる。

20
※最後の力を振り絞って立ち向かう文軒

 なんとか這って現場まで着いた蘇雲暁は、文軒が崖を落ちていくところを目撃し、その場で気を失う。

 最後まで生き残り抵抗を続ける石頭であったが、芥川に四肢を打ち抜かれ捕虜となってしまう。

22

※四肢を撃たれながらも起き上がろうとする石頭



 すでに日本軍も立ち去った現場にたどり着いた竜紹鉄たちは生存者を探し、まだ息がある文軒を救出する。しかし、石頭は死体も見つからず、竜らは彼が捕虜になったことを悟る。

 大野連隊で激しい拷問を受ける石頭。大野は芥川の執着に疑問を持つが、芥川の頭の中にはすでに竜紹鉄のことしかなかった。

 芥川は石頭をおとりに竜紹鉄をおびき寄せようとするが、逆に竜紹鉄と八路軍に待ち伏せ攻撃されてしまう。不利な状況を悟った日本軍部隊が撤退する中、芥川は一人残り、石頭を救いに飛び出した竜紹鉄に執念の攻撃をしかける。それでも八路軍の援護を受けた竜紹鉄は石頭を救い出し撤退する。

25
※瀕死の石頭を抱えて逃げる竜紹鉄


 一人目を覚ました蘇雲暁は何かを決意し、足を引きずってどこかへ向かう。

 医師から文軒が助かることを聞いて安心する段旅長。そこに石頭が運び込まれ、あまりの重傷に助からないかもしれない、という医師に竜紹鉄はナイフを突きつけ何としてでも救うことを迫る。医師は石頭を戦区の病院に送ることにする。

 林団に戻る途中、大春らは倒れている蘇雲暁を発見し、林団の病院に連れて行く。
 
 意識を取り戻した文軒は、蘇雲暁が行方不明であることを知り、怪我をおして起き上がる。

 蘇雲暁の持っていた憧れの狙撃銃を触りまくる大春。九児は、諜報員である彼女がそんな銃を持っているのは変だと指摘し、二人は蘇雲暁のいた場所と文軒の部隊が全滅した場所の位置関係、また例の謎の狙撃手の行動を整理して、いくつかの謎の答えにたどり着きそうになる。

 意識を取り戻した蘇雲暁は、大春たちが止めるのも聞かず、用事があると県城に向かおうとする。九児に会った蘇雲暁は、自分が考えていた通り、善良で美しい少女だと言う。九児は、蘇雲暁をとても美しい人と思い、竜紹鉄が彼女を忘れられないのも無理は無いと思う。

 竜紹鉄は林団からの連絡で蘇雲暁が林団にいると知り、急いで向かう。それは文軒の知るところともなった。しかし、すでに蘇雲暁はいなくなっており、竜紹鉄は県城へと向かう。

 竜紹鉄は途中で文軒と行き会い彼を止めるが、夫としての責任を果たしたいと言う文軒に銃を貸し、先に行かせてやる。

29

※竜紹鉄の敬礼に弱弱しい敬礼で返す文軒



 県城の教会に着いた蘇雲暁は神父に約束を果たすよう要求し、教会内に閉じ込められていた蘇雲暁の父母と弟を連れてこさせる。彼女の家族は村が日本軍に襲われた時、殺されてはいなかったのだ。

  蘇雲暁は芥川が来るまで引渡しを拒む神父を射殺し、家族を連れ出そうとするが、岡崎率いる日本軍に教会を包囲されてしまう。

  必死に家族と教会内の孤児たちを守る蘇雲暁の元に、文軒と彼を追ってきた段旅の兵士たちが加勢に加わる。一時は優勢に立った蘇雲暁たちだが、芥川が駆けつけ、段旅の兵士たちを次々倒し、再び蘇雲暁と文軒だけになってしまう。

31

※怯える孤児たちを守る蘇雲暁


  県城に駆けつけた竜紹鉄は日本兵から銃を奪い、教会に向かう。

2012年12月 2日 (日)

『狙撃手』18~19話 BL的感想(2)

 長く間があいてすみません。18話~19話のBL感想第二弾です。

※以下、腐ネタばっかです。

続きを読む "『狙撃手』18~19話 BL的感想(2)" »

2012年11月 7日 (水)

『鉄道遊撃隊』18話 離間の計 19話 風雨来りて情深まる 20話 藍妮、結婚に抗う

※鉄道遊撃隊,支援者=赤,国民党軍,在野=青,日本軍,協力者=緑で示しています



18話 あらすじ

 

 李正王強を引き留めようとする高敬斎。だが彼の意図を感じ取った二人は屋敷を後にする。李正は高敬斎はすでに日本軍と接触しているかもしれないと考え、微山湖崔団に対する工作を急ぐことにする。

 松尾は日本軍に投降するよう崔団長の説得を高敬斎に命じる。話を聞いた崔団長は激怒するが、その心に迷いが生じる。実は日本軍のスパイであった閻特派員は状況を松尾に報告する。日本人に家族を殺された紅杏は高敬斎が松尾と会うのを疑問に思うが、商売の話だ、と高敬斎になだめられる。

 崔団長との交渉のため微山湖に向かおうとする劉洪を心配する芳林嫂。芳林嫂は自分の心配を意に介さない劉洪に腹を立てるが、劉洪は彼女の気持ちを察し小坡を同行させることとする。

 劉洪の来島に驚く崔団長だが、閻特派員に促されてとりあえず会うこととする。会談の席で閻特派員は遊撃隊と共産党に関する悪い噂を言い募るが、劉洪はすべてデマだと反論し崔団長に日本軍が中国の土地を奪い人々を殺戮している現状の前に中国人同士が手を取り合わなければならない道理を説き合作を求める。閻特派員は二人を匪賊と決めつけ処刑しようとするが、崔団長はそれを止め、しばらく考えてほしいと二人を帰す。しかし、閻特派員は団長命令を偽装し、二人の襲撃を部下に命じる。

 船を下り帰途についていた二人は突然銃撃され、劉洪が撃たれてしまう。小坡は劉洪を抱えてなんとか芳林嫂の家へ逃げ込む。芳林嫂は二人を地下室に隠し、その直後に閻の率いる部隊が家に押し入ってくる。

Jpg0

芳林嫂の家を家探しする閻らと怯える一家
 

芳林嫂は一時的に劉洪を寝かしていた布団に血の跡が残っているのに気づき、怯えて泣く娘の小鳳を叩いて鼻血を流させ布団の血痕をごまかす。なんとか閻らをごまかし帰らせた後、芳林嫂は小鳳に泣いて謝る。一方、微山湖に帰還した閻は、劉洪らに闇討ちされたと虚偽の報告をし、崔団長は劉洪に怒りを燃やす。




19話 あらすじ


 芳林嫂に看病される劉洪李正王強は二人の気持ちを慮って、わざと劉洪が芳林嫂の家で療養できるよう仕向ける。

 李九とともに藍妮の元を訪れた田六子は彼女が彭亮と仲良くしているのを妬き、銃の腕勝負を持ちかける。李九の立会いの元、神業的な銃の撃ち比べをする彭亮と田六子。しかし皇軍将校から盗んだ銃を扱う田六子の方がリードする。

Jpg2

Jpg3_3

注:銃の腕比べです・・・・・・・

だが藍妮は、亮が鉄道遊撃隊の中隊長であることのほうが素晴らしいと言い、もし田六子が彭亮よりえらくなることができれば結婚してもいいという。

 田六子はもっといい銃を手に入れてやろうと高敬斎の家に忍び込むが、見つかって捉えられてしまう。高敬斎は彼が李九の弟子と知り、李九を自分の味方につけるべく彼を呼びつける。田六子を迎えに来た李九はすぐに帰ろうとするが、偶然紅杏の姿を見、彼女こそ紫玉の生き別れの姉だと確信する。

 李九はすぐに紫玉を高敬斎邸に呼び、生き別れの姉妹は再会を果たす。李九は紅玉を保護していた高敬斎に感謝し義兄弟の契りを結ぶものの、彼の民団への参加は固辞する。

Photo
再会を喜ぶ姉妹と高敬斎(左)、李九(右)




20話あらすじ

 

 芳林嫂の村に日本軍の捜索が入り、彼女は劉洪を湖の葦の中の船に隠すことにする。療養しながら小坡とともに鉄道遊撃隊の歌作りにいそしむ劉洪。劉洪と芳林嫂の仲を応援する小坡と藍妮は、二人を船の上で二人きりにする。

 芳林嫂は劉洪に自分の過去―小さいころから母一人子一人で苦労してきて、やっと結婚して落ち着けたと思ったらその夫は日本軍に殺されてしまったーを語る。劉洪も自分の過去ー貧困の中で父母は餓死し小さい頃から働いて、地主の牛を逃がしてしまったために村にいられなくなり、流浪を重ねたあげく共産党の部隊に入って生き延びることができた―と語る。船の上で気持ちを近づける二人。

Photo
いい雰囲気の芳林嫂と劉洪

しかし、船がいつの間にか湖の真ん中まで流れてしまい、崔団の警戒隊に見つかってしまうものの、芳林嫂の機転で難を逃れる。

 田六子は藍妮をふりむかせるため、彭亮より高い地位につくべく劉洪に鉄道遊撃隊への入隊を申し込む。しかし劉洪に、遊撃隊は個人の出世のための場所ではない、と諭されてしまう。

 思い余った田六子は師の李九に、しばらく側を離れ崔団へ行かせてほしい、と頼む。李九は激怒するが、紫玉のとりなしもあって最後には弟子の好きなようにさせてやることにする。

 微山湖に上がった田六子はさっそく不審人物として崔団長の前に連行される。いきなり中隊長にしてほしいと言う田六子を崔団長は一笑するが、彼が<爬車>をすると聞いて態度を一変させる。崔団長は人払いをし、一本のナイフを田六子に見せ、このナイフの持ち主を知らないかと問う。それは二年前、日本軍の捕虜になっていた崔団長と部下を救った男の持っていたもので、崔団長はずっとその命の恩人のゆくえを探していたのだ。田六子にはナイフの持ち主に心当たりが無かったが、自分の人脈を通じて必ず持ち主を探し出すと言うと、崔団長は彼に中隊長の地位につける。

 田六子は自分の舎弟であったチンピラたちを集めて部下とし、「今から俺たちは国民党正規軍だ」と宣言する。よくわからないまま盛り上がる男たち。第一の舎弟の王虎は「士官さまになったなら、夫人が必要だろう」とからかうが、田六子は自分が思うのは藍妮だけと言い、正規軍かした最初の任務として藍妮を探し出し自分の元へ連れてくるよう命令をくだす。

Photo
「今日から俺ら正規軍だぁ!」・・・え~?

 微山湖をうろついていた王虎は藍妮を見つけ、その場で拉致して田六子の前に連れていく。田六子は自分の「部隊」を見せるが、藍妮は200人の部下でもいなければ田六子の元へ嫁がないと言う。

 ともかくも李九の家に集まる一同。李九は兄の言う事を聞くよう迫るが、藍妮はこのままでは彭亮と結婚できなくなることに絶望して田六子の銃で自殺を図ろうとする。李九と藍妮の母はその光景に卒倒し、駆けつけた王強たちの仲裁もあって騒動はあいまいなまま終わる。

 いじける田六子は、女性の扱い方についてアドバイスしてくれた王強に心を許し、崔団についての情報を彼に提供する。崔団長は二年前に命を助けてくれた恩人を探しているとの話に王強は思い当たることがあった。

 王強の話を聞いた劉洪は、崔団長の探している恩人とは自分のことだと確信し、再び島に上がろうとするが、代わりに王強がその役を買って出る。

 渋る田六子に自分を崔団長の元へ案内させる王強。鉄道遊撃隊の副隊長と知って崔団長は王強を拘束する。田六子は王強を監禁場所から逃がそうとするが、かえって「おまえはこの島で中隊長の役をしっかり果たすように」と言われてしまう。さらに田六子は崔団長に王強の釈放を頼むが・・・・・・

2012年10月14日 (日)

『狙撃手』BL的18話~19話 感想

 さてさて、強敵・文軒の登場にもめげず、今まで着実に竜紹鉄の好感度を稼いできた大春の地位はなお磐石。しかし、このあたりで物語は大きく舵を切り、それに併せて思わぬところから二人の仲も怪しくなってしまう・・・・・・。


 でもまあ、まずはラブラブな二人を。




※以下、ものぉすごぉく腐

続きを読む "『狙撃手』BL的18話~19話 感想" »

2012年9月14日 (金)

『狙撃手』18話~19話 感想

感想


 無事、八路軍長官を送り届けた国共連合軍。ここ数回で人間的に丸くなってきていた竜紹鉄はますます丸くなり、やはりどこかで線を引いてしまっていた銭国良や方儀球とも上官と部下ではなく兄弟的な関係を築いていく。

 しかし物語としての蜜月期間は、ここでシンジの成長物語が破綻した(95年)エヴァのように終わりをつげてしまう。


 その始まりは、蘇雲暁の流産とそれが原因の子宮切除。このへん、戦場描写とはまた別にやけに生々しくて見るに忍びない。かつて家族をすべて南京虐殺で失い、その後、一度は生まれた子供も失い、それでも蘇雲暁と暖かい家庭を築くことを夢見た文軒のことを思へば、その悲劇性は増大する。

 それでも蘇雲暁は孤児を引き取って育てることに希望を見出し、立ち直っていくが・・・・・・さて。



 一方、とうとう芥川も壊れ始めてきた。

 失敗続きに苛立っていたのか一人もの思いに沈んでいた時にたまたま通りかかった子供に殺意を抱き・・・何の理由もなく射殺してしまうのだった。

18a6_2

逃げる子供を狙い撃つ芥川

 こんな行為は今までの芥川にはありえないことであった。芥川を尊敬する岡崎もこの件についてははっきりと非難している。

岡崎「少佐、前言ったが、『狙撃手は殺戮者ではなく平民は殺さない』食言した!」

芥川「うるさい!」(岡崎を殴る)



 狙撃者は殺戮者ではない。


 この言葉こそ芥川を特異な人物たらしめているゆえんであり、また組織ではなく自分の規律のみに従う芥川が自ら自己に課してきた規律であり、狙撃である彼のプライドそのものである。

 それを芥川は破った。無力でしかも逃げている子供を狙い撃つというおそらく今まで彼がもっとも軽蔑していた行為で。

 ただ、この段階でまだ芥川は自分の何かが狂い初めてきたことにとまどっていた。だからこそ岡崎に非難された時に殴って黙らせたのだ。


 ところでこの事件を起こす前、芥川は弟に宛てて手紙を書いている。彼の弟は中国戦線の別の場所で戦い、なにやらこの戦争に対する疑問を書いた手紙を送ってきていたらしい。それに対して芥川は「天皇陛下のために国のために命を捧げる覚悟でいてほしい」と諭す手紙を書いていたのだ。

 それでも手紙の全体の雰囲気は優しく、彼がこの弟と手紙をやりとりするのを楽しみにしている様子が伺える。


 その後、件の子供射殺事件を起こした後の芥川の元にまた手紙が来る。中に入っていたのは弟の写真と身に着けていたお守り、そして弟の戦死を知らせる手紙であった。芥川が手紙で諭したように、弟は「天皇陛下のため国のため」命を落とすことになった。

 芥川は呆けているとも思えるほど緩慢な動作で、その写真とお守りをを部屋の仏壇に飾る。そこにはすでに二人の弟の遺影があった。今回戦死した弟は芥川の三人いた弟の最後の一人であった。

 仏壇に飾った写真を見ながら、芥川は奇怪な表情を浮かべる。すべての弟が失われたことを泣けばいいのか、自分一人だけ仏壇の外にいる(生き残っている)ことを嘲笑えばいいのかわからないような顔を。このへん矢野浩二の演技がたいへん秀逸で、芥川の絶望がかえってダイレクトに伝わってくる印象深いシーンであった。

18a8_2


 そして次の瞬間、芥川の絶望と悲しみは一気に憎しみへと転化される。

 静から動へ。芥川は弟たちが身につけていたお守りを三つとも首にかけると駐屯地を飛び出し、闇にまぎれて新八旅の武器庫を攻撃。それは衝動的に子供を殺した時とは別の、冷めた確信的狂気であった。

18a5_2

 武器庫の爆発を背中に静かに去っていく芥川の姿に、今後起こるであろう悪夢を想像せずにはいられない場面である。



 実は私には芥川の「弟を殺された憎しみ」について思うところがあるのだが、それはまた次会改めて書こうと思う。
 

2012年8月26日 (日)

『狙撃手』18話~19話 あらすじ

あらすじ


※青=国民党軍関係者,赤=八路軍,共産党関係者,緑=日本軍関係者で表しています


 八路軍のために死地に赴くことに嫌気がさした方儀球は、隊列から離れ行方をくらます。探しに行った銭国良もかえって方儀球の逃亡につき合わされることになる。

 方儀球は安定しない兵隊人生の中で、この年になっても妻子を持てなかった自分の人生を自嘲し、妻がいる銭国良がうらやましいという。しかし銭国良もまた、戦争で3年ほど家を留守にし、貯めた金をはたいて指輪を買って帰ったら、妻には別の男ができていた、という過去を語る。二人は夜の森の中で、つくづくついていなかった自分達の人生を語りあう。


 大春は、自分たちがこれから進む道には必ず芥川が待ち構えているだろうが、八路軍長官国軍の第二戦区長官・衛立煌との会談の時間に間に合わすため、道を変えることはできない、と竜紹鉄に説明する。なぜなら、衛長官は最近八路軍に不信感を持つようになっており、また国民党の会議に出席するため重慶に発つ時間が迫っている。もし八路軍の長官が会談の時間に間に合わなかったら、八路軍への不信を決定的にしたまま重慶に発つことになってしまう。だから芥川が待ち構えていようとも最短の道を突破するしかない、と。

 大春は八路軍が芥川ら日本軍と戦っている隙に、国軍が八路軍長官を護衛して突破してほしいと頼み、日本軍との戦闘を開始する。また、もし自分に何かあったら後を頼むとも言う。

 いったんはその言葉を受け入れた竜紹鉄。だが、大春らが苦戦するのを見て、石頭らに長官の護衛をまかせ加勢に加わってしまう。しかし、依然として危険な状況が続く。

18a1

戦況を打開するため飛び出す大春

 その時、森の中から銭国良と方儀球が加勢に加わり、竜紹鉄と芥川の対決を援護する。銭国良,方儀球,九児らが負傷していく中で例の謎の狙撃手が現れて竜紹鉄を助け、国軍と八路軍は日本軍の包囲を突破し、八路軍長官を無事に送り届ける。


 竜紹鉄は負傷した銭国良と方儀球を見舞い、今までの上官と部下というよそよそしい関係を改め、二人に歩み寄るよう努めることにする。

18a2

儀球にタバコを吸わせてやる竜紹鉄


 しかし、文軒は竜紹鉄の八路軍との共同行動を問題視し、彼を段旅本部での謹慎処分とし、体調が思わしくない蘇雲暁を案じながらも出張に出かける。

 中国の別の戦地にいる弟と手紙のやりとりをする芥川は、天皇陛下のためにがんばるよう弟を激励する。しかし、その後外で一人物思いに沈んでいた時、通りかかった子どもを思わず撃ち殺してしまう。


 出血に気づいた蘇雲暁は婦人科に行こうとし途中で倒れる。竜紹鉄は彼女のために謹慎処分を破って、日本軍が支配する県城の病院に押し入り、日本人医師に治療を要求する。

 医師は、彼女は流産しかけており子宮を除去しなければ命を落とすと告げる。蘇雲暁が二度と子どもを産めない体にしたくはない竜紹鉄は銃を突きつけて医師に別の方法を考えるよう迫るが、もはや他にどうしようもなかった。

19
蘇雲暁を救うよう医者に迫る竜

 出張から帰った文軒は妻の危機を知り、部隊を率いて県城に戻る。手術を終えた蘇雲暁と竜紹鉄は軍服を脱いで県城を抜け出ようとするが、運悪く芥川に見つかってしまう。何とか蘇雲暁を連れて県城の外まで逃げた竜紹鉄だが、そのまま芥川ら日本軍と銃撃戦になってしまう。そこに文軒らが駆けつけ、蘇雲暁を連れて脱出する。


 文軒は妻が子どもを産めない身体になったことに衝撃を受けるが、己を責める蘇雲暁を必死で労わる。蘇雲暁は文軒に自分との離婚を勧めるが、文軒は同意しない。文軒は、すべては日本軍のせい戦争のせいだと言って妻を慰める。

 二人は戦争がなかったら自分たちは何をしていただろうと語りあう。文軒は教師になりたかったと言い、看護婦になりたかったという蘇雲暁に、きっと本当の天使のようだろうと言う。しか、しなぜか蘇雲暁は「自分は悪魔」だと言い張る。

 文軒は竜紹鉄を訪ね、蘇雲暁に何かあったら自分も生きてはいけなかったと言って、妻だけでなく自分を救ってくれた礼を言う。その上で、もし竜紹鉄が共産党や日本と通じ、党と国の敵となるならばそれは自分の敵であり、必ず君を殺すだろうと言う。しかし、すべての問題が解決した時がもし来たら、二人で酒を飲み交わしたいと告げる。

 回復した蘇雲暁は、戦争で両親を失った子どもを養子にしたいと言い、文軒も喜んで同意する。蘇雲暁は文軒に秘密で県城で孤児の世話をしている教会に行き、marryという少女を養子に取る手続きをしてくる。養子を取ることを心から喜んで話す蘇雲暁に竜紹鉄も彼女の再出発を喜ぶ。


 竜紹鉄と九児の関係に思い悩む大春は、つい二人のことを林団長に話してしまう。林団長は九児を呼び出して竜紹鉄とは階級的立場が違い、共産党員としてこのようなことは慎むべきだと指導するが、九児は受け付けない。

 九児は大春を非難するが、大春は竜のことを深く理解するゆえに「竜紹鉄は彼なりの固い信念を持っており、決して共産党に来ることはないだろう」と現実を諭す。


 大野連隊では、岡崎が「狙撃者は殺戮者ではない」とかつて芥川自身が言った言葉で、彼が子どもを殺したのは間違いだと芥川に指摘するが、いらだつ芥川に殴られてしまう。

 そして芥川の元には、弟の戦死の報が届いた。彼は三人いる弟の最後の一人であった。

193

遺品として送られてきた最後の弟の写真とお守りに顔をふせる芥川

 芥川は弟の遺影を先に戦死した弟たちの仏壇に飾り、彼らが持っていたお守りを持って衝動的に段旅の武器庫を襲撃する。

2012年8月19日 (日)

『狙撃手』16話~17話 BL的感想(2)

 とても恐ろしいことに『狙撃手』の腐女子感想が続いてしまいました。(1)はこちら

 前回は大春と竜紹鉄の新婚夫婦ぶりにスポットを当てましたが、今回はある人物の遅すぎる(竜紹鉄争奪戦)参戦について。

 ここより先は腐界です。

続きを読む "『狙撃手』16話~17話 BL的感想(2)" »

より以前の記事一覧