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2014年3月23日 (日)

『小二黒結婚』あらすじ

  はい!何十か月ぶりかの更新です! これをリハビリにし、また少しずつ更新再開していきたいと思います。

 『小二黒結婚』の基本情報はこちら  。



あらすじ

 

 山西のとある小さな農村・劉家庄。この村には、占いを司り人々を迷信で惑わす三仙姑と田舎インテリ小諸葛という二人の有名人がいた。二人にはそれぞれ小芹という娘と二黒という息子がいた。

 時は流れ抗日戦争が勃発。この小さな村にも抗日政権が誕生した。しかしそのトップについたのは村のチンピラ金旺金興兄弟だった。一方、二黒は立派な青年に成長し村の英雄的な民兵隊長に、小芹も美しい女性に成長していた。

 小芹は迷信にまみれの母を、二黒は権威主義で童養媳を自分の嫁にしようとする父に反発を覚えはじめ、村を守る戦いの日々の中で互いに惹かれあるようになる。

Photo

負傷した二黒を手当てする小芹。二人の間に恋が芽生える

 金旺は懸想する小芹の家を訪れ彼女に直接迫るが、鎌で追い返されてしまう。小芹が二黒に惹かれていることを知った金旺は二黒を陥れる計画を考える。

 ある昼下がり、二人きりになった二黒と小芹は互いの思いを伝えあい、互いに思い合っていることを知る。うれしさで天にも昇る二黒のはしゃいだ様子から村人たちも二人の仲を知るようになる。

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思いを伝え合う二人

 しかし、二黒の父・小諸葛は自分の決めた嫁を拒み、三仙姑のような母を持つ小芹との「自由恋愛」に大反対。家に届け物に来た小芹に冷たくあたり、また二黒の母も息子が金旺に目をつけられることを恐れて小芹に二黒に近づかないよう諭し、小芹は深く傷つく。

 さらに二黒を恨む金旺兄弟は彼が病気で民兵の仕事を休んでいることを口実に民兵たちの前で批判大会にかける。金旺兄弟のあまりの暴論やこじつけに二黒は怒るが、それをチャンスに兄弟は二黒を逮捕しようとする。しかし騒ぎを聞きつけた区長が駆けつけ大会を終わりにさせる。

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金旺兄弟の策略により批判大会にかけられる二黒

  金旺兄弟の増長ぶりを問題に感じた区長は村人たちに彼らがいかに横暴にふるまっているかの話を聞き、証拠を集める。しかしその途中で区の会議に出席しなければならなくなり、二黒に気をつけるよう諭して村を離れる。

 両親が小芹につらく当たって以来関係がぎくしゃくしている二人。二黒は後で川辺で二人きりで話し合おうと持ちかける。曖昧な態度で返した小芹だったが、夕暮れ時に川辺に向かう。しかしそこには金旺が待ち伏せしており、小芹は襲われそうになるが反撃して逃げ去る。

 しかし傷ついて家に帰った小芹を待っていたのは、他の巫女たちと談笑し、娘に自分勝手な要求を突き付ける母の姿だった。さらに近いうちに小芹を閻錫山の部下の将軍に嫁がせる予定だと告げられ、小芹は自分の運命に絶望する。

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小芹は迷信まみれの巫女である母を嫌悪する

 小芹は母の軛から逃れるため、三仙姑が親しくしている巫女を追い払い、さらに三仙姑の占いのための大事な祭壇を破壊する。あまりのことに怒り狂った三仙姑は小芹を部屋に監禁し、寝込んでしまう。夫が娘の元へ食事を持っていくことも許さない。

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母の祭壇を破壊して走り去る小芹

 小芹に同情した村の女が彼女を解放し、小二黒も彼女の危機を民兵仲間から知らされる。二人は約束の川辺で再開し、小芹は二人の前途を嘆くが、小二黒が区長が自分たちの仲を認めてくれて結婚の許可も出たのですべて解決する、と小芹を慰める。

 そこに後をつけていた金旺兄弟が現れ、二人に「漢奸」の言いがかりをつけて逮捕する。小諸葛は息子の逮捕にショックを受け、彼の無罪を訴えるため区政府に向かう。



※以下、ラストまでのネタばれあり





 小芹と二黒は区政府に送られるが、区長はすでに金旺兄弟の悪行の証拠を固めており、二人を解放し逆に金旺兄弟を逮捕する。区長は二人に互いに結婚する意志があるかどうかを確認し、二人は互いに結婚したいと思っていることを宣言する。区長は「婚姻自主」、結婚する当人の意思だけが大事だという共産党の政策に基づいて二人の結婚を承認する。

 そこに小諸葛が到着し、息子の罪が晴れたことを知るが、区長が小芹との結婚を認めたことに切々と異議を唱える。区長は「婚姻自主」政策と童養媳の禁止を説き、根気よく小諸葛を説得する。それでもまだ食い下がろうとする小諸葛であったが、二黒に連れられて退出する。

 さらに三仙姑も区政府に呼び出され、区長から人々を惑わす迷信的な占いをやめるよう諭され、しおらしく同意する。村の人々は区長の前での惨めたらしい三仙姑の様子を見て笑い、権威が失墜した彼女を連れて小芹も家に帰る。

 騒動は収まり、金旺兄弟は村人たちの前で批判大会にかけられる。

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批判大会にかけられる金旺兄弟

 一方、小芹と結ばれた二黒は今日も民兵隊長として村を守るため、夜明け前から歩哨に立つのであった。




(劇終)



※歴史用語解説

童養媳:中華人民共和国成立以前、農村部で横行していた売買婚のうち、嫁候補を安く買える幼女のうちに買いとられた女の子のこと。小さいうちは家の労働の手伝いをさせながら大きくなったら跡取り息子と結婚させられた。

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