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2012年12月 2日 (日)

『狙撃手』18~19話 BL的感想(2)

 長く間があいてすみません。18話~19話のBL感想第二弾です。

※以下、腐ネタばっかです。







こっちはこっちでしんみりと

 これまで竜紹鉄争奪戦の戦況報告ばかりしてきましたが、ここでそれとは無関係に進展しているCPの話しでも。

 そのCPとは銭国良と方儀球。今回は八/路/軍との共同作戦に嫌気がさした方儀球が姿をくらまし、それを追った銭国良も方の「敵前逃亡」に付き合わされるはめに。 

 そして夜の闇の中で二人きりで互いの身の上をしんみりと語りあう二人。実にいい雰囲気です。

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 その時交わされる二人の会話が↓これ。

方儀球(不機嫌な様子の銭国良に)「なんだよ、後悔してんのか? そんな眉間にしわ寄せた顔するな、まるで嫁に逃げられた男みたいだぞ」

銭国良「黙れ! もう一度言ってみろ、ぶっとばすぞ!」

方「ああ、わかったわかった。もう一言もいいません」

銭「…………老方、おまえ、何を知っている?」

方「…………なんだ? おまえ、本当に嫁に逃げられたのか」

銭「……俺が兵士になってから初めて家に帰った時、三年分の給料をはたいて嫁のために指輪を買って帰った。翡翠の指輪だよ。……俺が三年間、首を腰にぶら下げて(死を恐れず戦うことの比喩)戦って稼いだ金だった」

方「……」

銭「俺が家に入ると、ちょうど寝台には他の男がいた」

方「……おまえ、銃はどうしたんだよ」

銭「銃なら持っていたさ、弾だって入っていたよ! 俺は戦場で目を閉じることはなかった。でもなぜかあの時、俺の手は震えていた。一発も撃つことができなかった。相手の男、あの犬野郎はさっさと逃げたよ。嫁は俺を罵った。あんたなんか男じゃない、だと。何が、男じゃないだ!」

方「……もういい、老銭、落ち着け……いい女を見つけるのは簡単じゃねぇな。(タバコに火をつけ)そのうち、俺がもっといいのを紹介してやるよ。ほらよ(銭にタバコを差し出す)……なあ、老銭。実を言うと、俺はあまえのことを羨んでいたことがあったよ」

銭「ばかな」

方「ばかじゃないさ。俺なんてずっと独り身だろ。家もなければ仕事もない、誰も俺のことを気にかけてくれない、俺も気にかけるやつは誰もいない。俺はおまえとは違う、ってな」

銭「……おまえ、家には両親と二歳の子どもがいるとか言ってなかったか」

方「そうだったら良かった、って話だよ」

銭「……」

  う~ん、なんか人生に敗れ場末の酒場に入り浸る男たちっぽい。このままごく自然な感じで、じゃあ俺たちちょっと寝てみないか、的な展開になっても不思議じゃないよね(え?)。

 なんか大人同士の関係と言うか、若者みたいに切羽詰ってはいない、一見ドライだけどちゃんと愛はある、傷ついた男たちが一晩寄り添いあってみた、みたいなそんな関係が二人の間でも存在しそうです(え?)

 たぶんこの後やっているね(ええ?)。

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※この図はあくまでイメージです



 で、少し気持ちの整理がついた二人は、翌日竜紹鉄の元に戻る決意を固める、と。

 
 私的にはお互いの存在すべてをぶつけて相手を愛そうとする大春と竜の全力愛的な話が好きなのですが、サイドストーリとしてこういうしっとり大人の情愛があっても良いですね。



 ところでサイドストーリーと言えば、八/路/軍側でも大刀と二勇はできていると思います(ええ?!)。いつごろできたのかよくわかりませんが、たぶん兄貴分の大春が竜をゲットするより早かったんじゃないかな。

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※何故かいつも一緒の大刀(右)と二勇(中央)



 一応、大刀×二勇ですが、絶対に二勇が大刀を尻にしいていますね。今、私はとても重要なことを言いました。

 例えば、とても話かけづらい雰囲気になっている大春に話かけなければならない時、大刀は二勇に「ちょっとおまえが話しかけろよ」と言いますが二勇は「なんで俺が!」という態度。 「いいから行け」と大刀は二勇の背中を押しますが逆に「おまえが行け!」と二勇に突き飛ばされる始末。

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※「ちょっとおまえ連長(大春)に話しかけてこいよ」と大刀(右)は二勇(左)に言うが



Photo_2

※逆に二勇に突き飛ばされていかされるために


何気に口先ばかりでヘタレな大刀に対して二勇は可愛い顔して大胆かつ過激ですからねぇ。

Photo

※「やっちまおうぜ」可愛い顔して過激な二勇

 大春が日/本/軍に銃を盗みに行きたい、と思っていた時、やろう! と言ったのは二勇だし、大春の危機の時にどう動いていいかわからない仲間たちに先んじて迷うことなく動いたのも二勇だったしね。

 

 でも一見大刀の方が二勇にべたぼれして付きまとって、二勇が少し大刀を邪険にしているように見えても、きっと二勇は二勇なりに大刀のことを大好きなんだよ! ・・・・・・・・・たぶん。

  って言うか、二勇も可愛いよ二勇!

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↑避難民の子供を抱く二勇(8話)。若い独身男のくせに超さまになっている。って言うか、大春の指示を聞いていた時と、その直後に「大刀」と呼ぶ声のぞんざいさの落差が大きすぎて笑える。大刀×二勇(かかあ天下)説が成立した瞬間。


今回の負け組み


 今回損な役回りだったのは九児ですかね。

 中盤のリードが嘘のように今ではすっかり大春に差をつけられたあげく、大春のせいで竜紹鉄への思いが林団長にばれて叱られるという踏んだり蹴ったりなことに。


 さすがに激怒して大春の元へ押しかけ彼を罵りますが、大春は九児と竜紹鉄の関係について

大春「だけどあいつは俺たちの側の人間じゃないだろ。それにあいつは道徳上も問題があるような気がするぜ。人の妻になっている女のことが、いつも頭から離れないような奴だ。それにあいつはおまえに何の興味もないくせに、おまえのこと誘ったりして

九児「あの人がいつ私を誘ったっていうのよ! あなたが変なふうに見ているだけでしょ!」

(中略)

大春「どうしておまえがあいつを愛しちゃいけないか言ってやるよ。あいつが国/民/党の人間だからだ。これは政治上の根本問題なんだぞ、わかるだろ。あいつは軸のぶれない、一本筋の通った男だ。おまえについて立場を変えることなんてない。もしあいつと何かあったら、組織はおまえを処分せざるを得なくなる。林団長は良い人だし、開明的だ。あの人ならおまえを悪いようにはしないって思って相談したんだ。もし本当に組織が間に入ってきたらおまえはもっと大変なことになる」



 いやいや、大春おまえ鏡に向かって話しているのか?、って感じです(そして嫉妬乙)

 あんたの↓このデレデレぶりのどこに政治上の根本問題とやらがあるのでしょう?見事なブーメランです。

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 もう自分はしっかり竜紹鉄をゲットしているくせに強力なライバルである九児には「政治的に何々」とか言って牽制をかけるとは、本当に仁義が無い。

 竜紹鉄争奪戦において自分がダントツの勝者のくせに、この焦りはなんなんでしょう? でもそれもこれもむしろ勝者だからかな? 追われる者の焦りと言うか・・・・・・。

 「おまえに何の興味もないくせに」と言うのも、「あいつが愛しているのは俺だから」と言いたいのですね、わかります。


 でも大春も彼は彼でかわいそうですよ。だって「人の妻になっている女のことが、いつも頭から離れないような奴だ」ですよ。もう嫉妬と独占欲で目がくらみかけているとしか思えない。確かに竜紹鉄にとって蘇雲暁は大事な人に変わりはないでしょうけど、でもあくまで初恋の相手だから忘れきれないってだけで、それぐらいは許容してあげないと。
 

 ・・・・・・って言うか、なんで大春が竜紹鉄のそんなプライベートな感情まで把握しているのかマジで謎だ。







 さて、妻の蘇雲暁の命を竜紹鉄に助けられた文軒は、深夜にひっそりと竜紹鉄の部屋を訪ね、彼の部屋の前でたどたどしくも妻の命を救ってくれた礼を言う。

Photo_4

※自分から訪ねてきたくせに何かとたどたどしい文軒

 もう虫の音だけが響く静かな夜に、竜紹鉄と文軒が互いに距離を測りかねているかのように(竜紹鉄のとまどい顔がいい)、とまどいながらも互いへの嫌悪感・不信感を解いていくという場面の雰囲気が最高にいい。


文軒「この酒を受け取ってほしい。・・・・・・君のおかげで私の妻の命は救われた。私の家族はみな日/本/軍に殺されてしまっている……彼女は私の唯一の家族だ」

竜紹鉄「・・・・・・」

文軒「……もし彼女がいなくなれば、私もこの世に生きている意味がなくなるだろう。君が彼女を救ってくれたことは、私を救ってくれたのも同然だ。・・・・・・ありがとう」

(略)

文軒「もう一つ、君に知っておいてほしいことがある。私も戦区の会議から帰ってきたばかりだが、以前君が八/路/軍の高級幹部を護衛したことは、すでに重慶方面の知るところとなっている」

竜紹鉄「・・・・・・」

文軒「断固とした処置を取るよう私に命令がきている。私の立場ははっきりしている。……党と国の敵はすなわち私の敵だ」

竜紹鉄「ああ、知っている」

文軒「・・・・・・昔、妻に誓ったことがある。私という人間がこの世で最も憎むのは漢奸だ。しかし、彼(竜紹鉄)の無実が証明されたなら、互いの政治的立場がどうであれ、私は彼に謝罪し、ともに酒を酌み交わす、と(後略)」

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 文軒は微笑し、二人は酒瓶で乾杯をして酒を酌み交わす。



 と、まあ物凄く(初めてデートした中学生男女みたいな初々しさとそれ以上のたどたどしさに満ち溢れた)照れくさくもステキな場面なのだが・・・・・・そこからいまいち何も進展する予兆さえないのが、文軒の限界だよな・・・・・・。


Photo_7

※いい雰囲気・・・ではあったんだけどね(雰囲気だけだった)







今週の芥川君



 さて、シリアス記事紹介した通り、子どもを射殺したり、弟の戦死で一人で段旅を急襲したり衝動的な破壊を繰り返す芥川君。




 ・・・・・・と、まあ、そんな話はここでは投げ打っておいて。



 今回は、大春と竜紹鉄のラブラブぶりに徹底的にコケにされた芥川君。そのショックからか(もともと壊れていた、という説もあるが)、ますます壊れっぷりに拍車がかかってきました。



1、芥川君の趣味



 今回、芥川君の趣味(?)がついに発覚!

 18話において竜紹鉄にまんまと逃げられ、大野連隊に戻ってきた芥川君。てっきり傷心しているかと思いきや、なんと小刀で木彫りの人形を彫っていました。



 芥川君の趣味って木彫りかよ!?


 さ、さすが芥川君。なかなか渋い趣味をお持ちのようで。

 で、もしかして彫っているのは竜紹鉄人形かな? できたら抱いて寝るのかはたまた銃の的にするのか・・・・・・。



2、芥川君の余暇



 木彫りに飽きたのか、芥川君はどっかの木の下で一人(いつも一人だが)の時間を過ごし来し方行く末について考えてみることに(したかどうかは知らんが)。


 そして孤独を愛する芥川君のお友達(?)は


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蟻と戯れる芥川君!! 



 ああ、ついにお友達が六足歩行の生物に・・・・・・。あ、でも木彫り相手よりマシかな?



 しかし、せっかくのお友達も芥川君が竜紹鉄(と泥棒ネコの大春)のことをうっかり考えだしてむかっ腹を立ててしまったせいか、手の中でバラバラにされてしまったのでした(合掌)。

 ちなみに芥川君役の矢/野/浩/二氏によれば、自分は蟻がどうしてもダメで揉みつぶすシーンはスタッフの手だけ映して代わりにやってもらったとのこと。



 そしてそんな芥川君をあくまで暖かく見守る大野連隊長と岡崎君。彼らの重い・・・じゃなかった想いが芥川君に届く日は来るのだろうか?

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