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2011年12月31日 (土)

『狙撃手』11話~13話BL感想(2)

 というわけで(?)気が違いまくってBL感想第2弾です。って言うかこれが本題です。2011年最後の日にこんな記事あげられるなんて嬉しいねぇ、ヒヒヒ(←やけ)。

 まあ、本題って言うか、『狙撃手』はこの回と8話のBL感想を書くためにレビューしているにも等しい何かがあるので、以下狂気の長さになっていますが、突っ走ります。除夜の鐘でもこの煩悩は消せますまい。除夜の鐘で消える108の煩悩は801の煩悩の一部に過ぎないのです。

 で(?)以下、年末スペシャルBL。もはや完全オリジナルのようになっていますが、年越しと新年をすがすがしい妄想でお過ごしください。






「私たちの政治的立場は完全に違う。おそらく一生、同じにはならないだろう。だが、私にはわかっている。どんな困難が訪れようとも、一番に頼ることができるのは・・・・・・」



 さて、今回は竜争奪戦における一大事件である大春の竜紹鉄との
駆け落ち未遂事件!について。そしてそして二人きりの逃避行について!


 それにしても、違う組織に属する二人がひょんなことで所属組織からはぐれ二人きりで過ごすことになり互いに対する感情が変化する・・・・・・なんてすばらしい王道でしょう!

 しかも男同士でそれをやりますか! 

 さらに言うなら共産党と国民党の二人でですか!!

 監督の案なのか女性脚本家の案なのかわかりませんが、こんな展開を仕組んだ人は、あまりにいろんなことをわかりすぎている(萌えとは何かという意味で)と思います。素晴しい、素晴しいよ、あなた! 日本に活躍しにきませんか?

11b1
竜紹鉄と二人っきり♪


 そもそも大春の行動からしておかしい。

 八路軍が戦場に突入した時、大春はもうまったく一分の狂いも無く他の一切にわき目もふらず竜紹鉄の元へ駆けつけるのだ!(そして「結婚式の花嫁強奪」に)


 ・・・・・いや、大春たちの任務の第一は、たぶん段旅長の救出なのだけど、大春はもはや段旅長のことなど目にも入っていない様子(段旅長の前を素通りしてしまっていても不思議はない勢いだったな)。いや、決して忘れていたわけじゃない。部下に「段旅長を救え!」って命令しているもん・・・・・・そんで九児が段旅長の元に駆けつけて・・・その間に己は竜を救ってポイント(?)稼ぎ・・・・・・実に卑怯です。

 公平に言えば、ここでちゃんと任務を果たした九児はえらいと言えるでしょう。


 その後、竜を引っ張って芥川の追撃を振り切る大春だが・・・いや、ちょっとあんた・・・


どっちの方向に逃げているーーーー!!


 たぶん同場面を見た多くの視聴者が似たような感想を持っただろう(特に腐女子)。

「大春の目的は明確であった。まっすぐに竜紹鉄の元へ駆けつけ、彼を引っ張り起す・・・・・・だが大春の方向感覚は大いに問題だ。彼らは大部隊の撤退方向とは違う方向へ行った・・・・・・私が思うに、大春、あんたわざとだろ?」(ttp://hi.baidu.com/jn62750370/blog/item/6232bc8701c3503466096ebe.html)


 
まさしくどさくさにまぎれての駆け落ち以外の何もでもありません! 本当にありがとうございました。

 しかも竜の方はべつに駆け落ちに同意していませんから、ある意味単なる拉致です。


大春「あはは♪ いやぁ、困ったな大少爺、俺ら
うっかり部隊からはぐれちゃったよ♪」

竜「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(←貞操の危機を感じている)


 竜紹鉄が、川辺で大春に
触れられた瞬間(笑)、思いっきり彼を殴り飛ばしたのも貞操の危機を感じたからだろうな。(撃たれなかっただけましだと思え!)


 しかし冷静に考えてみれば(考えてみなくても)、これがわざとであったら、引っ張っていかれた竜はともかく、大春は完全に逃亡兵だ(汗)。

 これがギャグバージョン竜紹鉄争奪戦の大春であったら、「それがどうした、大少爺と二きりになれれば後はどーでもいいんじゃ!」の確信犯か、そんなことさえも頭にないかのどっちかであるが・・・・・・ここはもう少し真剣(?)に考察してみよう。




大春はなぜ竜と駆け落ちを計ったか?

11b2
駆け落ちはしてみたものの・・・・・・

あなただけ思って生きていくために

何もかも捨てることは許されない

『夢桜』 鏡レン&リン



 大春が部隊とはぐれた理由で考えられるパターンは4つ

  1. 一、単なる不慮の事故
  2. 二、計画的犯行その一(竜と二人になる以外特に何も考えていなかった)
  3. 三、計画的犯行その2(いろいろ悩んだ末の行動)
  4. 四、そのつもりはなかったが、魔がさした



一、単なる不慮の事故

 公式設定(笑)です。大春たちは芥川に追われたため別の方向に逃げざるをえなかった(だからこそ大春はあとで何の咎めも無く八路軍に帰れるわけだが)。おもしろくもなんともないのでスルー。



二、計画的犯行<1>

 今まで書いてきた通り。ギャグバージョンならこれでOK。大春は竜のこと以外、何も考えていません。



三、計画的犯行<2>

 一見<1>と同じだが、<1>では「竜紹鉄と二人きりになる」ことが主と言うよりもそれ以下でもそれ以上でもない。

 しかし<2>では、たとえ竜のことを愛していても何事もなければ駆け落ちなどはしない。それはつまり大春が、所属する八路軍と共産党からドロップ・アウトしてしまう行為だからだ。小説版に「十年におよぶ軍歴」「彼は老紅軍老党員であり他人が自軍を誹謗することががまんできない」とあるように、大春にとって八路軍も共産党も大切な存在であり、そこへの帰属意識は強烈である。


 だが、それを揺るがすような深刻なショックを大春が受けていたとしたら?

・・・・・・具体的に何があったかと言うと、実は11話~12話を見て何となく予想はつくのだが、だけどそれは私が常々反対しているある歴史観に関わることでありここでその説を流布することも本意ではないので、詳しく触れない。 


 さて、例えそうでも、もし大春一人であったらドロップ・アウトまでは踏み切れないだろう。そこで必要なのが竜である。一人ではとても踏み切れない行為の道連れとして、今までの自分を捨てて得た代償として、そして自分の行為から目をそらすために。竜紹鉄は思いつめた大春が行動を起すための触媒である。自身の動揺と竜紹鉄の存在のどちらがかけても、戦場のどさくさにまぎれて竜とどこかに行ってしまうなどということはありえなかっただろう。

 ただ、それが計画的なものであったかどうかは疑問だ。大春は竜と一緒に自分達の部隊を探しているし、別の国軍に逃亡兵扱いされた時には大春はぶちキレている。また彼の性格からして自分の隊の仲間まで捨てることができるかも疑問だ(だから竜紹鉄の存在という後押しが必要なのかもしれないが)。

11b3

何か思うところがあるらしい大春



 四、魔がさした

 と言うわけで、4番目。大春が動揺しているのは<3>と同じだが、そんな動揺は何とか抑えていた状態。ただ戦場で、竜紹鉄の元へ駆けつけ手をとった瞬間(笑)突発的に抑制が効かなくなり、思わずそのまま竜を連れて逃げてしまう・・・というパターン。これには当の大春も後で自分の行為にびっくりだ。でも抑圧していたとは言え、そういう行為の原動力となる動揺が自分に存在していたのは、認め難いことだが、どこかで自覚していた・・・という感じで。

 どちらかと言うと<3>より<4>が現実的だよな・・・・・・。


 っていろいろ書いてみたけど、やっぱり<1>の「不慮の事故」が一番現実的だよな・・・・・・でもまあ、次点でありそうなのが<4>ってことで。


 さて、たとえ不慮の事故にしろ計画的犯行にしろ魔がさしたにしろ、ここで大春は部隊からはずれて竜と二人きりになれたのであり、改めて戻るか戻らないかを選択する機会があった。

 例え動揺があったとしても、組織をドロップ・アウトする行為は大春自身にとっても「帰る場所」「仲間」を失い、「抗日救国」や「革命」など彼が命を賭けそのために生きてきた夢をも捨てることで、つまり今でのすべてを捨てることだった。

 それでもそれに見合う「代償」が手に入るなら、彼は自分が何を捨ててしまったかから目をそらすこともできたかもしれない。ここで竜紹鉄も自分を受け入れてくれたなら、お互いの仲間達も抗日も忘れて、二人だけの甘美な世界で新しく生きられたかもしれない。


 だが、その竜紹鉄は、徹底的に大春を拒絶したのである。

 なにしろ触れた瞬間に容赦なく殴り飛ばされたのだから。

 竜がここでいきなり大春を殴った理由はいろいろ考えられるが、大春としてはすべてを捨ててまで選んだ相手にそんなふうにされたことで、少し目が覚めたのかもしれない。

 組織を捨てて愛する恋人を取ると言えば聞こえはいいが、この場合、それは単なる逃避であった。

11b4
竜に拒絶され呆然とする大春


 大春がいつ本格的に八路軍に戻る決意をしたかはちょっと不明だが(この後もちょっと迷っているふしはあった)、川原で学生兵たちの遺体を見つけた後には確実に八路軍に、抗日戦線に戻ることを決意したのは確実だろう。彼らが若い命を無残に捨てたのに、どうして自分だけが戦いから逃げることができるか、という話である。

 この学生兵たちの無残な遺体を目撃したことは大春の中でも一種のターニングポイントだったと思う。この時点でたぶん彼は死んだ学生たちのためにも自分が竜紹鉄を優先して生きることは許されない、例え竜紹鉄と陣営が分かたれることになろうとも自分の場所で戦い続けなくてはならないことを自覚し、同時にそうであるならば自分にはもう竜とともに生きる道が潰えたことを悟った瞬間だったのだろう。




仲人・方義球


  さて大喧嘩の後(学生兵たちの遺体を見つける前)、竜と大春は逃亡兵狩りをしていた晋綏軍に捕まってしまい、危ないところを方儀球に助けられます。で、そのまま方義球に見送られて旅(?)を続けるのですが・・・その時の方儀球目線の映像がこれ↓

11b5
二人でどこへ?


うっわぁぁーー!! 美しい!!


 なんか二人きりで世界の果てまで進んでいくって感じですな(笑)。ここでの二人きりってのは、むしろさっきと違ってポジティブな意味合いがあるといいです。

 ここで去っていく二人を見送る方義球の目線が暖かいのもまたいい感じなのです。



 以下、当該場面を捏造再現

Cap133

方儀球「長官、俺ですよ。ご無事で良かった」

Cap134

大春(・・・・・・っておい、なんだよこいつ。いきなり出てきて俺の大少爺に馴れ馴れしい!)←命の恩人になんという無礼な態度

大春「おいっ、おまえ、どこの所属だよ! あっ!?」

Cap135

方(・・・・・・え? この人なんでいきなり怒って?・・・・・・え~と、竜長官・・・・・・と八路軍の・・・・・・・・・・・・・ああ、そうか。そういうことか・・・・・・)←何かを納得した

方「良かったですね長官! えっと洪連長でしたっけ? 長官のことをどうぞよろしくお願いしますよ!」

大春「おうっ、おまえなかなか話がわかるじゃないか、まかせとけ!!」

竜「・・・・・・・・・・・・何が?」

方「それじゃ、お二人とも! お幸せにぃぃ!!」

竜「だから何がだよ!!」

Cap136

ハネムーンを見送る方儀球


 きっと方儀球は(ちょっと先走っている点もあるが)二人の仲(笑)をすっかり察してくれたようです。・・・・・・って言うか、方儀球が竜紹鉄に近づいて馴れ馴れしい態度取っている時の大春の雰囲気がマジでかなり険悪だったよ! なんで!?




一夜・・・・・・

 さて、ハネムーンに見送られたシーン(違う)の後には、おそらく番組を見ていた全中国の腐女子をTVの前で凍りつかせたシーンが・・・・・・。

「その後のシーンで、私は固まってしまった」(ttp://hi.baidu.com/jn62750370/blog/item/6232bc8701c3503466096ebe.html)




Cap139
・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぉぃ。


自重しろーーーー!! 全国放送を何だと思っているぅぅぅ!!!


 萌えろというのか!? 私に萌えろと? くううその手にはのら・・・・・・・・・・・萌えるじゃねぇか、このヤローーー。いっそ萌え殺されかけるわぁぁ!!

 
 さらに攻撃は続いてこんなアップが。

Cap141
眠りの森の・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・オイオイ、検閲は何をやっているんだよ? 国軍のエリート士官の寝顔がこんなに可愛いのをアップで映すなどというヤバイ映像そのまま通過させたのか? もしかしてその前はもっとヤバイ映像だったので、検閲担当者の感覚がおかしくなっていたのか? これでも修正されたのか?


 
ちくしょーー、かわいいじゃねぇぇかよ! 


 って言うか、竜の眠り方がおかしいと思う。なんでそんなどこぞのお姫様のような体勢で寝ているの?


 映像の都合上なのかTV版では明るいが、小説版ではちゃんと
。TV版でも竜が二日行方不明だったことが語られているから、どちらにしても二人は一晩は二人きりだったんだな。


 ものすごい据え膳状態の竜だが、ではこの一晩の間に二人の間には何か(笑)あったのか、という問題が。(←私以外の誰が問題に?)

 いろいろな見方があると思うが・・・私の見方ではずばり「何もなかった」!

 いやいや、そうだったら、駆け落ちまでして何やってんだ! って話ですが。大春は大胆なくせに肝心なところで意気地がない(笑)


 まあ、はっきり言って、あんなむごい戦いの後でそんなことをするほど大春も無神経ではないだろうし・・・・・・でも逆に言えば、あの戦いのつらさから逃げるためにそういうことをしてしまうというのも現実としてはありえるが(でもそれだと終わった後、お互いよけいむなしくなると思うが)。

 それに今の竜はそのむごい戦場を経験したせいで完全に自暴自棄状態。逃亡兵扱いで処刑されそうになった時もまるで人ごとのように無反応だったくらいだ。その自暴自棄の延長で、大春に何かされそうになっても無抵抗だったろう。いっそ、自責の念から自分を痛めつけて墜としめたいという思いもあったかも。

 そもそも別行動だってできたのに、ノコノコ大春についてきてるし(笑)OKなのかと思っちゃうよ。・・・・・・あっ、もしかしてOKかどうかは別にして、竜も一人になりたくなかったのかな?


 大春もすべてを捨てて手に入れた相手だし、自分がやったことの重大さから目をそらすためにも、いっそ好きにしちゃいたかっただろうが・・・・・・竜が完全に生ける屍状態だったからかえってできなかっただろうと思う。終わった後のむなしさが事前にわかりすぎるほどわかるだろうし、そんなことをしても竜の精神的自傷行為に手を貸すだけだとわかっていたのだろう。


 ・・・・・・で、我慢(笑)したと思うのだが、まあ、悪い結果しかまねかないとはわかっていても、↑なのがそばに無防備に転がっていてよくこらえたな。さすが共産党員! 鉄の自制心!

Cap142
後ろで眠っている竜を見て(あの・・・俺、いろいろキツイんですけど・・・)




どうしてこんなことに?

 しかし二人の関係はさらに悪化。このへん思いつめて駆け落ちした二人が、厳しい現実の前にどんどん追い詰められ、結局関係も破綻してしまう流れに似ているな。


 大春の失言もひどかったが、竜が大春に怒りをぶつけたのは、むしろ自分のやりきれなさを大春への攻撃へ転化したというのも大きかったろう。一種の甘えである。

 で、大春も竜に対して持っていた不満が爆発したのか、そのまま殺し合いまがいの喧嘩に(このあたり、監督から「徹底的にやれ」っていう指示があったのではないかと思う)。そしてお互いに殴り飛ばされて転がったところにあった銃を掴み、同時に相手に向けてしまう。

 このへん、互いへの殺意と憎悪が高じて、思わず反射的に銃に手をかけてしまった様子がうまく描かれていて本当にいいシーンだと思う。必ずしも致命傷は与えない素手での格闘から、確実に相手を殺せる銃へ。


 そして自ら銃を竜に向けながら、自分のその行為に大春自身呆然としているように見える。最愛の相手で命に代えても守りたいと思っていた相手に銃を向けるとは。「なんでこんなことになった?」と内心とまどいながら、どうしても銃を下ろすことができないように思える。

Cap145
どうしてこんなことに? 

 二人が共産党と国軍サイドの人間であること思えば、この場面はある意味、国共内戦を彷彿とさせる場面でもある。むしろ、ドラマはその時代まで描くことができないため、その代わりにここでその時代の二人をイメージさせるシーンを設けたような気さえする。もし今が国共内戦時代であったら二人はどうなったか。その問いと答えがここにある。

Cap144


 もはやお互いに相手を撃つしかないところまで来てしまって、それでも先に銃を下ろしたのは竜紹鉄。彼はそのまま泣き崩れてしまう。ある意味、大春の前で(石頭もいたけど)最後の強がりも崩れ、弱い心すべてを見せてしまった、あるいは見せることができた、と言うべきか。


 その後、これら一連のできごとを経て、二人が互いの違いを認めたまま、相手を信頼しそれぞれの帰るべき場所に戻ったのはマジメ記事で書いたとーり。

 結局、二人でどこかに行ってしまうことも、竜に八路軍に来てもらうこともダメだったわけだが、大春は竜と分かり合い、深い絆ができたことは実感したようだ。


 そしてもちろんそれは大春の妄想ではない。竜は、去っていく大春を見つめながら心の中でこうつぶやくのである。


私たちの政治的立場は完全に違う。おそらく一生、同じにはならないだろう。だが、私にはわかっている。困難が訪れた時に、一番に頼ることができるのは彼らなのだと。私達は親密な敵同士、そして忠実な戦友同士」(我们的政治立场可能永远不会相同,也许一辈子都不会,但我知道,如果我们有困难,第一个可以依靠的就是他们,我们是亲密的敌人,忠实的战友)

 コングラッチュレーション!!!!


 
なんて破壊力のある言葉なのですか!! 初めて聞いた時のけぞりました。

 最も親密な敵ですか!? んでもって同時に最も忠実な戦友ですか。

 この二人の関係もついにここまでたどり着きました!! いやー長かった! 

Cap149
大春への信頼を(心中で)吐露する竜紹鉄


 この段階で竜の心は完全に大春のものになったようです。今まで竜の大春に対する想いはやや曖昧というか、むしろ他の競争者に比べて大春は不利な位置にいたような気もしますが、ここで一気に何段階か飛び越えて両思いになったということです、異論は認めません。

 そう、竜紹鉄からこれ以上の言葉が望めるだろうか? 


 小説版では似ているけどさらに踏み込んでいます。

「今回の戦いによって、自分と大春の関係は徹底的に変わった。二人は生死をともにする仲となったのだ。政治的な立場がどれほど違おうとも、自分が困難に陥った時に、一番に頼ることがきるのは大春なのだ(龙绍铁知道,这场战斗下来,和大春的关系已经彻底改变,他们成了生死之交,不管政治立场有多么不同,但他知道,如果他有什么难处,第一个可以靠的是大春)」

 ここではTV版で「彼ら」とよくわからない表現が使われていましたが(つーか、「彼ら」って誰? なんでここで脈絡無くこんな表現が?)、小説版では「大春」とはっきり特定個人を名指ししていますね。

 やっぱTV版でここまで竜紹鉄が思っている相手を「大春」と特定してしまうとインパクトが強すぎてストップがかかったんですかな? あとはこの後におよんで竜が照れているとか。


 大春もいろいろ我慢して結局はよかったということで。

 もしヘタに竜に手を出していたり、このまま二人で逃げようとしたら、こんなふうに竜の信頼と心を手にすることはできなかっただろう。


 でも肝心の大春は、確かに竜と心を通い合わせたことは確信しているものの、まさかここまで竜が思ってくれていることはわかっていないのでは?(竜も心の中だけじゃなくて、口に出して言ってあげてもいいのに)

 竜と別れた後、大春は今にも泣き出しそうな顔で歩いていく。

 ・・・・・・この人はなんで突然こんな泣きそうな顔しているのか? なんと本編では大春のこの表情になんの説明も入らない。 

 これはアレか? 一晩一緒にいたのに竜に何もできなかったことを今さら悔やんでいるのか? それとも結局別れ別れになったことが悲しいのか?

147

 っていうか竜と別れる時は↑こんなクールに決めたのに、竜に背中を向けた後は限界がきて↓か。

152

 なんでせっかく二人きりだったのに何もしなかったんだろ!俺のバカ!(←ばーか、ばーか)

 しかし、ほんとなんでこんな顔しているんだろ?




今度は合法的に

 そんなこんなで駆け落ちが失敗(実質、竜の心をゲットしたのだから成功なのだが)した大春だが、タフな彼はめげずに次の作戦を実行。

 団長から日本軍の中将の暗殺任務をもらい、信頼できる人物を好きに連れていっていいと言われた大春はこんな大胆な提案を。

大春「団長・・・・・・あの男も一緒に連れていってもいいですか?」

団長「誰のことだ?」

Cap153

大春「・・・・・・大少爺。団長、彼の銃の腕は山砲より頼りになりますよ! 今まで何度も協力しあってきたから、よくわかりあえてますし、彼が一緒なら心強いです

団長「おっ、今度の戦闘で、おまえの政治的覚悟もだいぶ良くなったようだな! 団結の大切さをよく学んでいる、たいへんよろしい!」

騙されるな林団長。

 そいつは統一戦線を利用して合法的(笑)に竜と一緒にいたいだけだ。

154
騙されまくっている団長

 林団長に「政治的覚悟」を誉められて笑う笑顔が実に白々しいぜ。

 にしても大春もこんなことを堂々と申し出るとはだいぶ開き直ったな、しかも惚気まくっているし。




今週の間違い探し

大春「団長・・・・・・あの優男も一緒に連れていってもいいですか?」

団長「誰のことだ?」

大春「・・・・・・大少爺。団長、彼の銃の腕は山砲より頼りになりますよ! 今まで何度も協力しあってきたから、よくわかりあえていますし、俺の嫁ですし、彼が一緒なら俺も幸せです。」

団長「おっ、今度の戦闘で、おまえの政治的覚悟もだいぶ良くなったようだな! 団結の大切さをよく学んでいる、たいへんよろしい!・・・・・・ところで今何か変なこと言わなかったか?」

大春「いーーえ、なんにも」

 間違いはどこでしょう?




 というわけで、今回で竜争奪戦は、大春が彼と両思いになって一応の勝者に。しかしやっと折り返し地点なので、他の競争者にも今後逆転のチャンスは充分ある。果たして大春はこの地位を守り抜くことができるのか?

 とりあえず、今後しばらくは二人のラブラブと、競争者の追撃による大春の嫉妬と防衛戦が話の焦点になるかな?

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