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2011年12月24日 (土)

『狙撃手』11話~13話 BL感想(1)

 クリスマスイブです! 恋人たちの日です!!(昨日の記事でケーキを食べるだけの日と言っていたような気もするが) というわけでBLネタを書くしかないでしょう!!(←待て)

 かなり時間が空いてしまったが、いろんな意味で『狙撃手』の神回である11話~13話のBL感想を。このあたりはもちろん大春×竜紹鉄の一大転換点なのだが、それ以外のCPでもおいしい見所いっぱいなので、今回はとりあえず大春以外の相手×竜紹鉄で一人づつ見てきましょう。

 以下、ものすごく長くなりますが、クリスマススペシャルBLということでご容赦ください。






芥川君×竜紹鉄


 11話~13話は芥川×竜紹鉄の神回でもあった。

 戦場で、岡崎を侍らせて連れて別行動を取る芥川君。岡崎はてっきり竜紹鉄を狙いに行くのかと思っていたら(←よくわかっている)、芥川君は、敵軍に致命傷を与えるため段旅長を狙うのだという。


 本当は竜紹鉄を狙いたいのに(?)あえて全体の利益を優先する芥川君! なかなか感心な・・・と思っていたら・・・・・・。

 段旅長の暗殺は竜紹鉄に邪魔され、その後は彼と銃撃戦になる。そしてその後、芥川君は段旅長のことなどすっかり忘れ果てたかのように竜ばかり追い回す。

 当初こそ竜紹鉄が報復に来たからそれに対応せざるを得なかっただけだが・・・・・・その後、いったん竜が本部に戻ったり戦場に出たりして段旅長の身辺からいなくなったにも関わらず、芥川君はもはや竜の姿ばかり追っている。


 そして今回はスコープ越しに愛しの竜の姿を見放題!

 そんな幸福に加えてさらに覗き見された竜紹鉄の方も怒りのあまり芥川のことで頭がいっぱいな状態になっている。

 これこそ芥川君の愛の理想な状態と言えよう。

 さらに竜は芥川との狙撃戦の中で、なんと芥川の銃口の先に自ら姿をさらし(!)、こう叫ぶのである。


 
「芥川! 俺はここだ!」  


 これはなんて情熱的な愛の告白!!!

 と、芥川君は思ったはず(えっ?)

 プロポーズ! これはもうプロポーズと考えてオk? くらいは思ったはず。


 それにしても竜も狙われているのはわかるが、芥川君の位置が正確にはわからない状態でこんなことするなんて大胆だなぁ。

Cap101_2

 で、このシーンがものすごく不自然なのは、↑上のような状態なら確実に芥川君は竜を狙撃できたはずだが・・・・・・なぜか撃たない。


 
芥川君! 見惚れている場合じゃないぞ!


  この直後、芥川君はまたしても謎の狙撃手に狙われ、竜も本部の危機を見て戻ってしまう。

 そして芥川君は竜の姿を求めて戦場をうろうろ(←段旅長暗殺は?)。ある意味、彼が再び自分の前に現れてくれるのを確信しているようだ。

 その間に石頭たち新兵が投入され、ますます混乱を極める戦場で岡崎君は芥川君が新兵らを撃たないのを不思議に思い尋ねる。

岡崎「少佐、何で撃たないの?」

芥川「こいつら新兵は完全に抵抗能力を失っている。我々が相手にする価値はない。ただ動き回っているだけだ。こいつら歩兵は銃の標的ではない。標的にふさわしいのは・・・例えば・・・」

 そして芥川君がかまえた銃のスコープの先には、ここで実に奇跡的なタイミングで竜の姿が!

Cap096_2

 しかも、何故か竜も姿の見えないはずの芥川の気配に気付き・・・・・・いや、とても気配に気付ける距離ではないが・・・・・・そちらに銃口を向ける。

 あんたらいつのまにそんな以心伝心に?


 で、同時に引き金を引いた二人だが、それでどーなったかと言うと・・・・・・

Cap097_2

 んな馬鹿なあああぁぁぁーーーーー!!!!!!!


 TVの前で、パソコンの前で約2千万(根拠のない数字)の視聴者が同様の叫びをあげたかと思われ。

 ネット上では「ありえねー」という軍事オタクがいっぱい沸いていたが・・・いや、ありえないのはわかるから。

 これがすごいのは、ついさっきまで凄惨な戦場の様子を徹底的に描いていて・・・その次のシーンがコレか? まさか「いやぁ、ちょっと悲惨な場面が続いているからここらでちょっとお笑いを入れてみるか」ということなか!? だからって凄惨な殺し合いの次に↑はないだろ、↑は!! CGの無駄使い。

 いやいや、ここで一番重要なのは、竜と芥川が同時に撃った銃弾が、空中でぶつかって一つに解け合うという点だろう。

 それなんてエロシーン?



 
その後、竜は銃弾尽きて白兵戦に突入。

 だが奮戦むなしく竜はついに地に倒れてしまう。


 これこそ芥川君が見たかったものかもしれない。(と、私が勝手に決めている)

 プライドの高い竜が地面に倒れ、屈服する姿。

 芥川君の悦びここに来て絶頂を極めたことだろう、絶好の狙撃タイムなのに全然撃とうともしない。


 もちろん、屈服した竜を自分が撃ち殺すのが彼の理想(だと勝手に決めている)だから、もう少しこの甘美な時間を楽しみたかったのだろう。

 できることならもっといろいろ辱めたりいたぶったりしたかったかもしれない(と私が勝手に認定している)。

 少なくとも白兵戦の中で充分絶望を味あわせてから、自分の手で撃ち殺したかっただろう。

 が、

 ここでとーとつに八路軍が乱入!(笑)


 
そして大春が竜の側に駆け寄り、呆然とする彼をかっさらって逃げ出す。

 芥川君の(望遠鏡ごし的な意味で)見ている目の前で。


 結婚式の花嫁強奪シーンですね、わかります。


 この時の芥川君のショックはいかほどであったか。目の前でクラリス姫をルパンに奪われたカリオストロ伯爵もかくやという感じか?

 しかも慌てて二人を追おうとしたら、大春から撃たれてしまうし。


 
この泥棒猫がぁぁ・・・八つ裂きにしてくれるゥゥ!! (←芥川君の心からの叫び)

 大春ピンチィィ。今まではどうか知らないが、この時点で確実に芥川君にロックオンされてしまった。

 他の男と手に手を取って逃げた(←芥川君的に)竜紹鉄のことも許せないが、芥川君も竜紹鉄をヤるためには、まず大春を始末せねばならないことがよくわかったであろう。



 
さて、ではその花嫁強奪シーンを再現してみた。

Cap103_2

 やった!! ついに竜紹鉄を・・・・・・ってなんだあれ?

104_2

 ・・・・・・あれ?

Cap130_2

あれれれれ??

Cap106_2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Cap107_2

あああああああ!!! 竜紹鉄を盗られたぁぁぁ!! 岡崎(この人、なんで早く撃たなかったんだろ?)


 芥川君、かわいそー(笑)

Cap119_2

 その後、大野連隊長が「よくやった! これで段旅も終わりだ」とか何とか話しかけていたが、とりあえず聞いていない芥川君。


石頭×竜紹鉄


 大春と竜の嬉し恥ずかし二人きりの夜(?)は、次回に譲るとして、竜はその翌日、川辺で石頭の死体を見つけてしまう。


 小説版では何とか石頭の蘇生を試みるシーンがある。

 竜紹鉄は石頭を抱きしめ、胸の奥深くから発せられたような痛苦に満ちた声でうめいた。(中略)大春がそっと手を触れると竜紹鉄は呆然とした顔で彼を見上げた。突然、竜は低い咆哮をあげるとまったく無防備であった大春を殴り飛ばした。竜紹鉄は片手できつく石頭を抱きしめたまま、銃口を大春に向ける。
(中略)

「石頭はまだ生きている!」

 竜紹鉄は大春の声を聞くなり、銃を捨て、石頭を抱きかかえ直し人工呼吸をした。 


 ああー、人命救助のためとは言え、大春の見ている前でなんてことを。大春、大ショック(笑)。

 って言うか、ここでなぜ大春が殴り飛ばされねばならぬのか? 完全なやつあたりというか、手負いのケモノを刺激しちゃったみたいな。


 さて、そんな竜の必死の努力と大春がますます不幸な気分になるのを経て石頭は蘇生する。

 ・・・・・・って、ここで石頭が蘇生するのはちょっと無理があるように思えるが?

 だって、一緒に河に飛び込んだ学生兵たちと同じ高さから落ちたんだよ? で、一人だけ蘇生するの? しかも一晩河の中に放置されていたのに?

 さすが死亡フラグクラッシャー石頭!

 これはもはや大春と竜の二人きりの時間を邪魔するために地獄の底から甦ってきたとしか思えない。

(あるいは死んだふりしていて竜紹鉄の人工呼吸を狙っていたとか)


大春「おいっ、石頭! おまえ、実はもっと早く息吹き返してだろ!」

石頭「ええ? アハハ、なに言っているんですか、大春連長。あなたがぼくの脈を診た時、脈はなかったでしょ?」

大春「いいや、おまえなら大少爺の人工・・・を受けるためなら、しばらく脈を止めていることくらい可能・・・・・・っておまえ、なんで俺が脈を診たことを知って? や、やっぱりもうあの時には生き返ってたんだな!!」

石頭「そりゃあね、いつまでもあなたと長官を二人きりにして変なフラグでも立てられちゃ困りますものね」

大春「このガキぃぃ・・・・・・はっ、だが遅かったな。俺はすでに大少爺と一夜をともにしたんだぜ」

石頭「へぇ? だからなんです。一晩一緒にいたからって長官に何かをするような度胸があなたにあるとは思えませんけどね?」

大春「(がーーーーーん)!!」

石頭「図星ですか? あ、だったらもしかしてぼくの方があなたより進んじゃいましたかね? アハハ」

竜「……石頭、どうした? 身体は大丈夫そうか?」

石頭「ああ、長官・・・・・・すみません、まだ少しつらいです」

竜「無理するな、ほら、俺につかまって歩け」

石頭「はーい、長官」

大春「・・・・・・あのな、大少爺・・・・・・その石頭がちょっとブラック化しているんだが」

竜「はっ? 何言っているんだおまえ。わけのわからないこと言ってないで、おまえも石頭を支えるのを手伝え」

石頭「・・・ごめんなさい、長官。大春連長はぼくを乱暴に扱うんで、嫌なんです」

竜「洪連長! おまえはけが人になんてことを!」

大春「えええ、なんでこんな展開に?」

(注:こんなシーンはありません)

にしても石頭が蘇生した後の竜の心から安堵する様子を見ると、やっぱり竜が愛しているのは石頭のような気がするんだよね(汗)




文軒→竜紹鉄


 その後、大春と一悶着あった後、愛を確かめ合った(笑)竜紹鉄は段旅に戻る。

 そこでさっそく文軒にどこに行っていたか問い詰められるが・・・・・・いやいやこれはもう完璧に朝帰りした娘(笑)を咎める父親のノリですな。父親と違うのは、無自覚に相手に恋愛感情を抱いているって点だが。

 そんな本当は心配していたのに素直になれない文軒に対して、竜の態度はヤサグレてしまった娘そのもの。

Cap120_2

・・・・・・ものすごく態度が悪い竜 


 ちょっと(?)仲は悪かったけど、素直な(?)いい子(?)だった可愛い娘が、二日も無断外泊をした上にすっかり反抗的になったのに直面した父親の悲嘆はいかばかりか。

 それでも文軒は、竜を信じ聞いてみた。

文軒「この二日間どこに行っていたんだ?」(べ、べつにおまえの心配をしていたわけじゃないからな!)

竜「部隊を探していた」

文「・・・・・・おまえ一人でか?」

竜「・・・・・・八路軍の洪大春連長と一緒だった

 ・・・・・・ここで文軒も(嫉妬のあまり)ぶち切れたであろう。

 もちろん赤匪の分際で、国民党のお姫さまである(・・・)竜を嫁に行けない身体にして返した(何一つ正しくない文軒の妄想)大春のことは絶対に許せない。(またしても敵を作った大春)

 だがとりあえずは、目の前で反省の色も見せない竜紹鉄への(嫉妬ゆえの)怒りが大きい。思わずきつく当たると、なんと逆ギレした竜に殴り飛ばされてしまった!(ついに上官まで殴るようになった竜紹鉄、しかも文軒けが人なんだけど!?)

 殴り飛ばされた文軒は怒りにまかせて竜を取り押さえ、銃をつきつける。なかなかエロティックな場面や。

文「くぅぅ・・・・・・きさまはそんな奴ではないと信じて(?)いたのにぃぃ(涙)おまえは自分の貞操をよりにもよって赤匪のガキにくれてしまったとはぁぁ、私はおまえをそんなふしだらな人間に育てた覚えはないぞ!」(嫉妬に狂って何を言っているか自覚がない)

Cap123_2

竜「なに言ってんだ! あんたは!」

張脆「お、落ち着いてください、参謀長。ここはまず服でも脱がせてどうだったか調べてみましょ、うわっ!!(←竜に蹴り飛ばされた)」

と、こんなふうに収拾がつかなくなったところで蘇雲暁登場。

蘇「待ちなさい! 彼はまだ純潔よ」

文「・・・・・・何の証拠がある」

蘇「ふふ、女の感覚を軽視しないで欲しいわ。服の上からでも見ればなんとなくわかるわよ。・・・でもなんならここでやっぱり脱がせて調べてみる?」

竜「・・・・・・(ここにはマトモな奴はいないのか)」

蘇「それにしてもあなたをキレイな身体のままで返すなんて、その大春って男は立派なのか意気地がないのかどちらかしらね」

竜「・・・・・・(いや、もう、本気で何を言っているかわからないんですけど。ああ、俺なんで帰ってきちゃったんだろう?)」

  と、こんな感じ?(注:こんな会話はドラマ中に登場しません)

 今回は大春があっちでもこっちでも敵を作ってしまった感じだな。大春は大胆な行動によって竜争奪戦で大幅リードを決めたけど、おかげでそれまで何となく互いに牽制しあい保っていたバランスが歪んでしまった。

 今後はどうなるか? 大春は恋敵同士の共通の敵みたいに認識されて、果たして生き延びて竜をゲットできるのか?

 そしてちょっとブラック化しはじめた石頭はこのまま攻勢に出るのか?




九児×竜紹鉄


 あ、それと今回珍しくも完全に負け組みだったのは九児でした。

 彼女は8話と同様、どさくさにまぎれて竜を大春に持っていかれてしまった!

 二度も出し抜かれてしまった九児も大春には恨み骨髄だろう。


 戦いが終わった直後、林団長の元に駆け込み、大春を探しに行かせてほしいと頼む。

九児「どさくさにまぎれて二人きりになるなんてなんてベタな展開! でもそれゆえにうまくいけば高得点を獲得できる伝説の技なんです! 竜少が大春にへんなフラグを立ててしまう前に大春を引きずり戻さなければ!」

Cap128_2

とても林団長がダメとは言えない勢いで「捜索に行かせて」と訴える九児

とかは言っていないが、心情的にはそんな感じかな?

 さらに言えばもし万一すでにフラグが立っていたなら、いっそ大春を葬ってしまうつもりだったかも。

 で、そういう争奪戦が発生していることは知らなくても、なんとなくいやな予感がした林団長は、他に二勇や大刀たちをつけたんだろうな。命びろいしたな、大春!

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