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2011年10月 1日 (土)

まさかの『建党偉業』日本公開(10月2日追記)

・・・・・・おかしい、今日は建国記念日でここは中国のはずなのに、そんな気配がまるでない・・・・・・。

 いえ、国慶節の休みには突入しているんですけどね。TVをつけてもそれらしいことを何も言ってないし、街にもそんな気配が微塵もない。

 ちょうど建国60周年の頃に住んでいた広東省の深圳市は、国慶節が近くなると裏町の洗濯物干しのごとく国旗を飾りまくって町中真っ赤にしていたのだが。今住んでいる街では国旗を掲げている店なんて一軒くらいしか見てない。・・・・・・まあ、2年前は60周年だし、そもそも深圳の隣の広州も全然国旗飾ってなかったんで深圳が特別だったのかもしれん。


 さて、9月は何かと怒涛の日々が続き、まるで1ヵ月で3ヵ月くらい経過したような気がして、たぶんまだ忙しい日は続くのですが、昨日今日はちょっと時間ができたので久しぶりに中国映画・ドラマ情報をネットで漁っていたら、驚きの情報が・・・・・・。




 
建党偉業』、まさかの日本公開!!

http://cjiff.net/movies/movie_beginningofthegreatrevival.html(『建党偉業』ページ)

http://cjiff.net/index_jp.html(中国映画週間TOP)


 これには驚いた。確かに、この「中国映画週間」という映画祭は、以前も『建国大業』を上映しましたが、なんとなく『建党偉業』の日本公開は無いと思っていたのですよね。だって『建国大業』の時代よりさらに知名度の低い時代ですし、話の規模も小さいですし、映画祭側も『建国大業』でいろいろ懲りてそうだし(『建党』は『建国』より映画としてのデキははるかに良いのですが、やっぱり前作の『建国』がアレすぎて)。

 う~む、上映は10月22日と25日の2日間だけのようですが、上映場所である東京近郊ですでにわざわざ『建党』のDVDを取り寄せて見てしまった人は残念でしたね(何人か知っています)・・・・・・専門ショップからDVD買うのと映画代、どちらが高いだろう?


 って言うか・・・・・・
邦題『赤い星の生まれ』ってどういうセンスしているんですか!? 邦題考えた人、ちょっと体育館の裏に来てほしい。 せめて内容に合わせて『中華民国初期十年』にしろとあれほど(略)

 まあ、この映画祭はかつて『十月囲城』に『ボディーガード&アサシン』というミもフタも無い邦題(?)をつけた前科がありますからね。後に商業公開される時に『孫文の義士団』というややまともなタイトルになりましたが。『ボディーガード&アサシン』に比べればたいていの改題はまともに見える。



 そしてこの映画祭の前科と言えばもう一つ、フリーダムすぎる字幕問題が・・・・・・。字幕作った人の日本語能力に問題ありすぎて『十月囲城』のキャラがオネエ言葉を使うと当時話題になりましたよね。

 『建党偉業』の毛沢東@劉燁は私に「白雪姫」と評されたり、またとある方のブログでも「白百合姫」と呼ばれるようなヒロインぶりでしたが、中国映画祭にてとうとう口調までお姫様になってしまうのでしょうか?



 で、その『建党偉業』関係で面白いレポを見つけたので、ちょっと紹介しておきます。

http://xiaoq.exblog.jp/14516385/


 このブログ(エキサイト)は本来中国から繋げることができなかったのですが、「ブログ名または記事名をyahooo」で検索する→「yahooキャッシュでキャッシュ画像を見る」ということをすれば見られることがわかりました。ただ、コメント投稿はできないし、この方法を使ってもfc2とyahooブログには繋がらないのですが(鉄壁の守り)。


 上のレポ文章おもしろくて笑えました。画像もいっぱいでわかりやすいです。私のダラダラしたレポ見るよりこっちの方がいいですね。あと、蒋介石はナース姿以外でも一瞬軍服姿で登場していたらしいです。・・・・・・まあ、登場していたことを気づかれなかった人物は他にもたくさんいそうだな。


 で、以下の文には大いに共感しました。

日本でのこの映画の報道は問答無用で「プロパガンダ・ゴミ映画」って感じですけど、記事書いた人はきっと映画見てないですよね。
決して面白い映画でもオススメ映画でもないけど、記事にする以上はせめて一回くらいは見るべきじゃないかしら・・・

 う~ん、そうなんですよね。思えば私が長々と『建党偉業』について語ってきたのも、結局は根底にそういう風潮に対する反発みたいなものがあったのかなぁ~、と自分で思わなくもない。おもしろかったから絶賛したい! というのとはちょっと違うんですよね。でも一般に流通している評価には納得できない、しかもそれがあらかじめ確定された評価の上に乗っかって語られているとしたらそれは違うだろう、という思いがあったのかも。

 ちなみに私がここで抗日ドラマなどを紹介するのもこのような思いと共通するものがあった気がしますね。もちろん以前から抗日モノは好きだし、作品的にもおもしろいのが多いし(ハズレも多いですが)、腐女子的にも萌えるネタが多いし・・・・・・で、萌えを原動力に書いているのですが、書き続けるバネの一部に「××は○○だから△△」というような風潮、そしてその風潮を規定のものとして再生産されていく評価に対する反発心は確実にあると思います。だから、私は例えば抗日を題材にした作品を褒める時に「今までの極悪非道な日本兵とは一線を画す何々」とかいうアホな言い方は絶対にしないように心がけています。 


閑話休題。



 で、この中国映画週間の他の上映作品も近代史関連がけっこうすごい。ほぼ同じ時期の上映のため『建党偉業』の影に埋もれてしまった作品が何作かあります・・・・・・まあ、『建党偉業』とかぶらなくても埋もれていたかもしれませんが。(私も存在知っていたけど見に行かなかったわ~)


 まず邦題『星の音』(原題:『星海』)。後に中華人民共和国の著名な音楽家として活躍した洗星海(代表作は『黄河大合唱』など)のマカオでの貧しい少年時代を描く。邦題『星の音』って・・・・・・まさか星海からとっている? いや、それ主人公の名前なんですけど?(まあ、本編で「星の音」的な何かが表現されるのかもしれんが)


 もう1作が『愛のしるし』とかいう今回の映画祭でダントツにかわいそうな邦題をつけられた『秋之白華』。この映画はなんと初期共産党の重要人物(最高指導者になったこともあります)瞿秋白と妻・楊之華の愛の物語らしい。

 いったい誰が見に行く映画だそれ? と上映当時さすがの私もそう思った映画だが、紹介文みたらこれはこれでおもしろそう。見にいけば良かったかな?

 魯迅と交流があった建国の英雄であり、中国共産党の初期最高指導者の1人である瞿秋白と、妻の楊之華、2人の出会いは上海大学から始まった。瞿秋白は教務長兼社会学科の主任、楊之華は彼の学生だった。楊之華は救国済民を志し田舎から上海に出てきた、その当時としては先進的な考えを持つ女性であった。そして教授である瞿秋白の才能や風格は彼女の心を虜にした。この時、楊之華は夫・沈剣竜との人生の価値観の違いに失望しており、瞿秋白と妻・王剣虹の仲睦まじさを羨ましく思っていた。それゆえに楊之華は全身全霊を勉学と革命に捧げ、遂には中国共産党の一員になる。
 1924年、結婚7ヶ月で王剣虹が21歳の若さで結核を患い病死するが、その二日後には、瞿秋白は悲しみを堪えて教壇に立つ。様々な革命運動に参加していた瞿秋白は身を潜めて活動をしなければならなったが、その時、外部と瞿秋白との連絡責任者を楊之華が担当する。師弟の間に戦友同士の感情が生まれ、次第に愛情へと変わっていった。上海での労働運動が盛んな中、楊之華は瞿秋白に自分の気持ちを打ち明ける。


 近代史関連とは関係ないが、
『兎侠伝奇』『兎の武勇伝』というタイトルにした担当者の人、ちょっと一歩前に出なさい。大丈夫、一発殴りたいだけだから歯を喰いしばって・・・・・・。

 って言うか『建党偉業』もいいけど『南京!南京!』も早く日本で全国公開してよ(前に1日2日だけの特別上映はあったけど)。



 話は変わって、建党80周年が華々しく(?)宣伝される中、空気のような扱いを受けている辛亥革命100周年ですが、とりあえず辛亥革命を描いた映画『1911』が公開されるもよう。張黎という監督による香港映画ですね。ちなみにこの映画は10月の第24回東京国際映画祭で公開されるそうです。

 あと、TVドラマでも『辛亥革命』という連続ドラマが放映予定。『建党偉業』ですっかり袁世凱と蔡鍔の愛憎劇にはまってしまったので、時間があったら見てみようかと思っています。


 他にはTV版『建党偉業』とも言うべき『1921』というドラマもちょっと見始めたのですが、予想と違いけっこうおもしろそうなドラマです。ドラマの主人公は毛沢東で、毛沢東が主人公の革命ドラマはおもしろくない、と相場が決まっているのですが、これはちょっと何か違いそう。冒頭&1話から引き込まれる内容で、そして中国のドラマは1話がおもしろければ最後までおもしろいの法則がある(逆に1話がおもしろくないドラマは最後までおもしろくない)ので、これは期待できそう。そう言えば、どこかの中国ブログでも『1921』は意外とおもしろかった、という感想がありました(アクセスできませんでしたが、タイトルは見れた)。


 それでは、今回はここまで。

 



 

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