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2011年5月14日 (土)

祝! ドラマ初登場

 最近にわかに陳/毅元帥と粟/裕大将にはまっている水木です。○○さん、何ヶ月ぶりのメールでなんの脈絡もなく陳/毅と栗/裕について語りだしてすんません。


 それはそうと、最近見た革命ドラマ『紅色揺籃』とかいうアレなドラマで(私だけが)嬉しいできごとがあったので、その喜びをここにぶつけておきます。基本的に読者は置き去りです(すいません)。

 以下、全般的にやばいので反転です。歴史萌え話が苦手な人はご注意ください。

 たいへん電波な内容となっていますが、書いている水木は一応冷静(正気)です。どうぞ引かないでまたこのブログに来てください(汗)

 

 ドラマ『紅色揺籃』は、このブログでもレヴューしていた『井崗山』の続編とも言うドラマで、毛/沢/東たちが井/崗/山を降り、瑞/金に中/央/ソ/ビ/エ/ト/区を作り、討伐に来た国/民/党/軍と戦ったり、A/B/団という見えない敵と戦いすぎたり、その果てに長/征に出発するまでを描いたドラマです。放送は2009年。

 さすがの近現代中国史萌えの水木も『井崗山』どうしようもなさ(袁/文/才はすごい良かったし、林/彪と粟/裕と毛/沢/譚は可愛かったけど)と、この手の革命幹部を描いたドラマはすでに『井崗山』『長征』『延安頌』『解放』『東方』と買っていてさすがにいい加減もういらんだろう(←まったくだ)とは思っていたのですが・・・・・・(しかも『紅色揺籃』って扱っている時代がニッチ的な微妙さだし)

 『紅色揺籃』のDVDパック表紙にあった林/彪があまりに可愛かったのでうっかり買ってしまいました(汗)。

 で、まあせっかく買ったので、ある一抹の期待をかけてEDのクレジットで出演人物をチェック。・・・・・・この『紅色揺籃』が扱う30年~35年という時代であれば、もしかして万一にも私の大好きな【あの人】が出演しているかもしれない、と。【その人】はいまだに一度も革命ドラマ・映画に登場していません。ひどくマイナーであるし、何より31年に毛/沢/東との接点もあまり無く上海で死亡したというのが、この手の毛/沢/東&解放区中心の一連の革命ドラマで扱われない原因でしょう。

 それでも今まで【その人】が活躍した2.7大ストライキを扱った映画『風暴』やドラマ『林祥謙』、そして中共の創生を描いた映画『開天僻地』など、【その人】が登場する可能性のある時代の作品をチェックしまくっていましたが、すべて登場無し・・・・・・。

 だから今回も期待しないでEDクレジットをチェックしていたのですが・・・・・・

 

・・・・・・・・・あった。

 【その人】、林/彪の兄・林/育/南の名前がーー!!!!



(◎´∀`)ノヽ(´▽`)/(*゚▽゚)ノヽ(´▽`)/(◎´∀`)ノヽ(´▽`)/(*゚▽゚)ノヽ(´▽`)/

 と、パソコンの前で(気分的には)上記のような踊りを踊るくらい喜びました。傍から見たらたいへんオモシロイ光景だったことでしょう。「林/育/南兄をドラマに登場させてください」と短冊に書いて笹に吊るしておいた甲斐がありました(←そのような事実はありませんが)。

 えっと、先に林/育/南って誰かと言いますと

林/育/南(1898年~1931年)→湖北省生まれ。林/彪の従兄(従兄なのだが、兄と呼んでもOK)。林/彪およびもう一人の従兄弟・林/育/英(張/浩)と三人合わせて林氏三兄弟と呼ばれる。共産党最初期からの党員の一人。主に武漢・上海で労働運動を指導。武漢の2.7大ストライキの指導者の一人でもある。李/立/三路線に反対し、ついで王/明&ミ/フに対する反対闘争を行っていたさなか、国/民/党に逮捕され(東/方/旅/社/事/件)処刑。一時期「反党」のレッテルを貼られていたが、45年に正式に名誉回復される。

 って感じですね。中国語ですが、こちらに詳しい経歴があります。

http://baike.baidu.com/view/54959.htm

 私は何故だか彼が好きなのですが、やっとこの人が登場する革命ドラマを発見!たぶん、これが革命ドラマ初登場ではないでしょうか? いやぁ、この日をどれだけ待ち望んでいたことか!

 えっ?えっ? で、育南は全30話のどこに登場するの? 2.7大ストライキ時代はとっくに過ぎているから、上海での地下活動時代を描いてくれるんだよね? もしかして東/方/旅社/事/件とか捕まった後の陳/立/夫との舌戦も描いてくれんの?

 と、期待に胸を膨らませるものの、今から『紅色揺籃』全30話を一話一話チェックする気力はないので、とりあえず中国のネットで育南の登場話数がわかる情報でもないかと、検索。なぜか彭/徳/懐を愛でるサイト(←しかしこのサイトはなんだったんだ)にて3話で彼が登場するとの情報をゲット。すぐさまダイレクトに3話に飛び・・・・・・そしてついに上海のある場面で林/育/南と呼ばれる男が登場・・・・・・って・・・・・・

 

・・・・・・・・ちょっと、老けすぎじゃねぇ?


  第一印象が↑だった。

 ううう~ん。育南はこの時、30歳前後なんだがね・・・・・・なんか微妙に前髪の位置が後退しかけてないか?

 って言うか、なんかいかにもおとなしそうな、目立たなさそうな雰囲気・・・・・・と言うかいかにも小物っぽい・・・・・・

 違うもん! 育南は理知的ながらも激情を秘めていて繊細なんだがいつも自信と余裕に満ちているキャラだもん!!(←・・・って言われても・・・・・・)。中国の資料だって「美男子」って書いているんじゃん! 実際↑のサイトの写真みたら十分かっこいいじゃん。なんたって林/彪の憧れの的なのに!

 ・・・・・・って、どんな監督でもそんな痛々しい私の脳内育南像は実現できないでしょうが・・・・・・

  とりあえずドラマでの不満を上げると

・老けすぎ(若々しさがない)、髪の毛が少ないのはやめてくれ

・そもそも似ていない

・覇気が無い。理知的そうにも見えない・・・むしろ何にも考えてないようにしか見えない。

・まるで李/立/三の単なる部下のような主体性の無い人間みたい(あの激烈な反李/立/三闘争はどこへ?)

・長衫も背広もあんまり似合っていない

 ・・・・・・う~ん、しかも3話で2回ほど出番があったと思ったら、その後の出番は見つからず、そのまま9話で退場フラグである東/方/旅/社/事/件発生・・・・・・しかも周/恩/来らの会話の中だけで表現された(いや、育南ファンにとっては悲劇の東/方/旅/社/事/件をドラマで見せられたら私泣くけど)・・・・・・

 おいおい、(私だけが)待ちに待っていたのにたった二シーンだけの登場かよ。育南探すため飛ばし飛ばしでちゃんと見ていないから、見落としているシーンがあるかもしれないが。何しに登場したのかまったく不明な扱いだ・・・・・・。せめて、捕まった後の国/民/党特務のドン・陳/立/夫との闘いは描いてほしかったなぁ。「我が党を侮辱するな」の場面見てみたかったす・・・・・・でもこのドラマの配役じゃ迫力に欠けそうだしなぁ・・・・・・。



 それにしてもファン(と言うか私か)は何かと贅沢だ。以前は、「登場させてくれるなら何だってかまわない、ちらっとでも出してほしい」とか願っていたのに、いざ登場したら、あんなの××じゃない、出番が短すぎる、とか文句つけるんだから。



 ふう~。

 ちょっと気を取り直して、妄想可能なシーンを。

 李/立/三が、暴動主義・都市攻略路線の下で、紅/軍を使って武漢を攻略する計画を林/育/南相手に語るシーン。革命の高潮がどうとか李/立/三が説明するシーンは本気でどうでもいいのですが・・・・・・

林/育/南「しかし、毛/沢/東と朱/徳の軍勢はそれまでに南昌を占領できないだろう。なのに武漢まで攻めることができるか?」

李/立/三「武漢攻略には、我々にはまだ一番の虎将軍(勇猛果敢な将軍のこと)がいるじゃないか」

林/育/南「一番の虎将軍? 誰のことだ?」

李/立/三「彭/徳/懐」

 で、いきなり画面が切り替わり、物凄い勢いで弾丸が炸裂する戦場を拳銃をぶっ放しながら馬で疾走する彭/徳/懐の姿が映し出される・・・・・・はわわわわ! この彭徳懐かっこいい!! かっこいい彭/徳/懐の描写は今までたくさん見てきたけど、ここまでかっこいい彭徳懐描写はなかった。ケタはずれ(前述の彭/徳/懐を愛でるサイトの人たちが話題にしていたのがこのシーン)。

 いや、ここで私が言いたいのは、李/立/三が「彭/徳/懐」と答えた時点で画面が切り替わってしまったわけだけど、この画面の裏で進行していた(←そんなものは存在しないが)育南と李/立/三の会話の続きだ。

 李/立/三が「紅/軍の虎将軍」で彭/徳/懐の名を挙げて、育南はちょっとムッとしたんじゃないかな。で、こんな反論していたらと考えると萌える。

林/育/南「確かに彭/徳/懐同志はすばらしいけど、でもうちの弟(林/彪)だってなかなかのものだよ」

 ・・・・・・ああ、なんでこのシーンカットしたんだ国営放送(カット以前に存在しないけど)!

 いや、育南はあんまり人前で弟ノロケとかしないと思うけど、ここではちょっと反論してくれると嬉しい。でなければ

育南「彭徳懐が虎なら、うちの弟は小虎だね」

とか言ってくれたら私的には二重に嬉しい。彪って中国語で「小虎」って意味だし、彭/徳/懐とセット。

 育南はスパルタ教育方針なので、面と向かって林/彪を褒めることなんてなかっただろうけど、内心では弟のこととても誇りに思っていたんじゃないかと思う(どんどん史実を生産していく水木)。



 あと、上にあげた林/育/南に関する百科事典サイトで

林育南牺牲后,他的堂弟林彪一直不知道,直到周恩来进入中央苏区后,他才得知指引他走上革命道路的堂哥在上海牺牲了。林彪同林育南的感情相当深,而且对林育南极为敬佩。他得到这一消息时,很悲痛了一阵。对堂哥牺牲的内因,因处在战争时期,他无法、也无精力去弄清。

林/育/南が犠牲になった後、彼の従弟の林/彪は周/恩/来が中央ソビエト区に来るまで、彼を革命の道に導いた従兄が上海で犠牲になったことを知らなかった。林/彪の林/育/南に対する愛情は相当に深く、彼のことをきわめて尊敬していた。育南の犠牲を知った後、しばらくの間彼は大きな悲しみにみまわれた。しかし、戦争の最中であったため、従兄の犠牲の内因に対して彼はどうすることもできなかったし、それをはっきりさせることもできなかった。

 私は林/彪のことが一番好きなのですが、彼のことを可哀そうだとか同情したことは全然ないんですよね(笑)。同情すべきでもないし。(だから私はその真偽はともかく、林/彪/事件には疑惑があるとか現政権に不当な評価をされているとか言って、林/彪に同情的な物言いをする人には全然同調できないし、したくもないのだが)
 でも↑のは別。これはほんと可哀そう、想像すると泣けてくる。兄に先立たれた弟ってつらいよね! 弟に先立たれた兄もつらいけどね! しかもあの人間嫌いで有名な林/彪が「相当深く愛して」とか評されちゃうほどの相手がね! そんな相手片手で数えるほどもいまかったと思うよ。しかも、「反党」扱いされたりその死に疑惑があったりしちゃねぇ、性格も(ますます)歪むよ。



 ・・・・・・え~と、もうこれ以上醜態を晒さないうちに、終わります。

 もうすぐ共産党結党90周年ということで、創生期の共産党を描いた映画やドラマも作られる模様。ぜひまた育南を登場させてくれるよう、短冊に書いて笹に吊るしておきます。




参考

東方旅社事件→1931年1月17日、上海の東方旅社および中山旅社で秘密会議を開いていた共産党の何/猛/雄,李/求/実,林/育/南および魯/迅の弟子を含む左/翼/作/家/連/盟(左/連)のメンバーら36人が警察に踏み込まれ逮捕される。国/民/党は宣伝のため彼らに転向を勧めるが拒否される。この時の転向を勧める陳/立/夫とそれを拒否する林/育/南の舌戦は有名。魯/迅や左派文化人の救出活動が展開されるが、2月7日にうち林/育/南ら25人の処刑が執行される。処刑は上海の龍/華/監/獄で行われたため、解放後彼らは「龍/華25烈士」として記念されている。

 当初、中国共産党の公式記録では、彼らの秘密会合がばれたのは国/民/党に投降した裏切り者による密告のため、とされていた。しかし、近年では当時党を指導していた王/明とコ/ミ/ン/テ/ル/ンのミ/フが反対者を粛清するためにわざと情報を警察にもらした、という見解が主流になっている。当時、林/育/南をはじめ東方旅社と中山旅社で逮捕された党員らは、王/明の路線とミ/フがその強引な手法で党内民主を破壊したことを激しく批判していたグループであった。

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