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2011年1月31日 (月)

今後の予定と中国映画・ドラマ情報

 以前、今後レビューして欲しい中国ドラマのリクエスト募集をかけていましたが、あれはいろいろと(予想通り)残念な結果に終わってしまったので、私の独断により決定いたしました。


 今後ここで紹介していくドラマは『狙撃手』『鉄道遊撃隊』です。


 ・・・・・・どちらも抗日戦争を題材にしたオリジナル(毛沢東など史実上の人物がメインではない)ドラマなので、ちょっと偏ってしまうというか(今までも偏っていましたが)、毛沢東とか見たい人には申し訳ないかとも思いますが・・・・・・2003年放映の『延安頌』がますます紹介するタイミングを逸したままになってしまいますが・・・・・・林彪が出てこなくて私の中の林彪成分が足らなくなってしまうかもしれませんが・・・・・・まあ、両作品とも最高におもしろい作品なので。

 『鉄道遊撃隊』はまだ6話までしか見ていないので、今後の展開がコケないか心配は残るものの、6話まで見た感じでは完璧な当たり。このおもしろさ、ハンパじゃない、と毎回ワクワクしながら見ています。



 さて、いつもレビューに追われていてなかなか言及できませんが、簡単に今後日本で放映される(または今している)中国映画やドラマ、そして新作について書いていきます。




・『十月囲城』=『孫文の義士団』公開


 映画館で<500人の刺客団VS8人(←だったかな?)の義士!>とかいう煽り文句の予告があって、いったいどんなトンデモギャグカンフー映画だ! とか思ってたら・・・・・・大傑作でしたね。間違いなくお勧め作品ですよ。


 清朝打倒のため香港に革命蜂起の密談をするためにやって来た孫文。それに対して清朝は500人の刺客を香港に派遣。さまざまな事情から孫文を守るため集う市井の人々。彼らは本物の孫文が密談をしている一時間、偽の孫文で刺客団の目をごまかし香港中を逃げまくるが・・・・・・。

 まあ、清朝も孫文一人に500人の刺客を放つくらいならもっと別のことに金を使えよと思います。だから滅ぶんだよ・・・・・・。

 

 「東京・中国映画週間」で先行上映された時は、字幕の日本語が(フリーダム過ぎる的な意味で)話題騒然となったようですね。私は見ていないけど、なんかシリアスな場面で字幕がオネェ言葉になっていろいろぶち壊されたようで。

 ところで、今日本公開版の公式サイト見てみたらこんな特別チケットがあるようです。


「辛亥革命百周年! ”孫文パワー”があらゆる災厄からあなたを守る!」


・・・・・・ええと、監督自筆の文字が入ったお守り風のチケット・・・・・・。って、映画の中で「孫文パワー」は誰一人守っていないとか、そもそも映画の内容と照らし合わせれば不吉すぎるパワーにしか思えないんですけど?

映画公式サイト




・アイドル化する革命映画『建党大業』

 中国政府は建国60周年の2009年に大作『建国大業』という第二次国共内戦から建国までを描く大作映画を製作しましたが、その成功に図に乗ってを受けて今度は共産党結成と初期群像を描いた『建党偉業』の製作を決定。



 そもそも今時『建国大業』がどうしてあんなすごい興行成績を収めたのか自体不思議だった(ある方の「党員全員に見るのを義務付けたんじゃないか」という推測を聞いて一応納得したけど)私は、ぶっちゃけ「もうやめとけよ・・・今度こそコケるから」と思っていました。が、向こうには秘策があったようです。



【華流】ユンファにアンディ…映画『建党偉業』豪華スターが共演

 なんと、青年毛沢東役に従来の「毛沢東役者」ではなく華流スターの劉[火華]を起用。そして青年周恩来役は『建国大業』で蒋経国役を務めた陳坤。

 恥ずかしながら私は華流スターに疎くて最近まで知らなかったのですが、お二人ともトップスターらしいですね。特に劉[火華]は日本にも多くのファンがいるほど。



 そう言えば『建国大業』の時も知り合いの中国人(20歳女性)が、「みんな有名なスターがいっぱい出るから見に行くんだよ。内容はよくわからなかったけど☆」と言っていたけど、(笑い話にはしていたが)あんまり重視してなかったけどあの興行大成功の秘密の一端はそれだったのかもしれません。

 確かに調べてみたら『建国大業』には紅軍兵士や新聞記者、国民党関係者などに人気スターをバンバン起用していました。ほとんど一言二言台詞があるだけの端役ですけど。私はあの映画を見ていて、どうしてここでこの人物がクローズアップされるのかわからない不思議な場面が何度もありましたが・・・・・・つまり華流スター(のコスプレ)を見せてくれていたのね。


 それでも『建国大業』ではまだ毛沢東,周恩来,朱徳はベテランの「専門役者さん」をしっかり据えていましたが、『建党偉業』ではとうとう(革命映画的に)禁断の配役に手を出したようです(決して若い頃の毛沢東を専門で演ずる役者さんがいないわけではないのです)。

 また、これはあるブログの情報ですが、中国では毛沢東を「アイドル」に演らせることに対する批判も一部では出ているとか。


 かつてシナリオライターの王朝柱は、革命の指導者の個性を大胆に強調し(=キャラ萌え効果)、史実をドラマチックに展開させる手法で、一般中国人の「革命ドラマ」離れに歯止めをかけました(と思う)。そして『井崗山』では「弱い毛沢東」(=毛沢東のお姫様化)に着手。で、今度はトップスター起用で若者の「革命映画」離れにストップをかけるつもりなのでしょうか?

 「革命映画」離れを止めたいならはっきり言って方向性が間違っていると思いますが(映画は成功するでしょうけど)、「毛沢東がいかに表象されるか」という問題を考える上では興味深いですね。


 ・・・・・・まあ、DVDになったら見てみようかとは思います・・・・・・どうせ共産党成立期じゃ林彪はまだ子どもで出てこないだろうし・・・・・・や、でもこの時期だと林彪の二人の兄がもしかしたら出てくるかも? だったら並んででも見る!・・・・・・でもいつもこの時期の映画・ドラマ漁っても影も形も見えないんだよな・・・・・・。




・『狙撃手』と『三国志』




 これも最近知ったのですけど、昨年中国で話題になっていた大作ドラマ『三国志』が日本でもBSフジにて放送中とのこと。

 ・・・・・・実を言うと、私あんまり三国志には興味持てないのだけど、この『三国志』の監督さんが今後取り上げていくドラマ『狙撃手』の監督である高希希(ガオ・シーシー)です。

 そして、私がうっかり惚れかけた『狙撃手』のサブキャラ・洪大春役の于濱も曹丕役として出演! 于濱は高希希の作品にはほぼ必ず起用される役者さんだというから期待していたよ! もう彼が出てくる場面だけでも見たいが・・・・・・中国のサイトチェックしたらあんまり着物が似合ってない・・・・・・。う~ん、彼は二十世紀以降の人間の役はステキなんだけど・・・・・・。

 とりあえず『三国志』見る皆様は、イケメンと噂の呂布だけではなく、曹丕にも注目してあげてください。

于濱について(中国サイト)、于濱かっこいいよ于濱!




 ・・・・・・結局長文になってしまった。

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