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2011年1月26日 (水)

中/国/映/画・ド/ラ/マランキング(個性キャラバージョン)

・・・・・・さんざん悩んでよっぽどやりたかったけど、「腐女子&萌えバージョン」のランキングは自粛することにしました。

 う~ん、やっぱりパスワード制限もかけられないブログで、初めからそれ用に作られたわけではない作品群(まあ『狙撃手』は明らかに狙っている部分があるけど)をそんな目で紹介しちゃまずいよね・・・とかろうじて理性がギリギリストップかけました。(すでに作品の選定も済んで記事も書きかけていたが)

 って言うか、もう最近の各エントリーの腐女子モードエントリでは、いくら先に読者に注意を促したり反転させているとはいえだいぶ「自粛」などというもんから遠ざかっているな・・・・・・。

 まあ、それはそれとして。

 せめてもの代賞として中国の映画・ドラマに出てくる個性的なキャラクターを属性分けして、特に強烈な連中を順にランクづけしてみます。これまたどこにも需要はない企画であることはよく理解していますが。

 でも、中国映画・ドラマの個性炸裂なキャラのことを知って、中国映画・ドラマに興味を持つ人もいるかもしれないし(←と一生懸命意義を見出してみる)

 属性とは例えば「最強」とか「熱血」とか「ツンデレ」とか痛々しいオタク的観点に基づくものですどこが自粛してんねん!とかいうツッコミは無しで「美人」キャラ部門なのに当然のように男しかいない点も気にしないでいただきたい。

 前の記事では単語検索で不運にもここにアクセスしてしまった人がけっこういるので、せめてもの良心でタイトルに斜め線引いておきます。(それにしても前の記事の「2010」てtのは看板に偽りありだったな)

※注:以下の文章には極めてオタク的感性が充満しています。映画・ドラマとはいえ、実際の歴史を題材にした作品をそのような目で見ることに嫌悪感を感じる人はご注意ください。ちなみに下に行くほどひどくなります。



対象作品

前回と同じく、私が2009年~2010年に見た作品より。

映画:『十月囲城』『風暴』『陳賡脱険』『馬賊的妻子』『小二黒結婚』『地道戦』『回民支隊』『太行山上』『晩鐘』『建国大業』『天安門』『高考一九七七』『白救恩 一個英雄的成長』

ドラマ:『井崗山』『西安事変』『延安頌』『八路軍』『狙撃手』『陳賡大将』




私的好きなキャラクター

 いきなり個人的な話題から。以下の人物は13億人もの中国人の中から選ばれた(わけではない)最高(でもない)の男たちです。


5位 袁/文/才@『井崗山』

(俳優:劉鑑/2007年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

『井崗山』で裏の主役(笑)を張った袁/文/才。『井崗山』はどうしようもないドラマだったけど、袁/文/才の描写だけはすばらしかったな・・・・・・。



4位 彭/徳/懐@『延安頌』

(俳優:桃居徳/2003年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

 紅軍ナンバー2。直情径行、竹を鉈ですっぱ切ったような性格の彭/徳/懐。彭/徳/懐は『井崗山』『西安事変』『延安頌』『八路軍』『建国大業』に出演しているが、一番魅力的で彭/徳/懐らしいキャラ設定だったのが『延安頌』。


3位 楊/虎/城@『西安事変』

(俳優:劉交心/2007年放送/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap1201

「まるで一場の夢のようだった」

西北軍のトップ。張/学/良とともに西安事変を起こす。

最初見た時は、自分の楊/虎/城イメージからこの役者さんのビジュアルが受け入れがたかったが、今ではすっかり自分の楊/虎/城ビジュアルイメージは↑になってしまって不思議。選定ポイントは、

・本質的には義理と人情の人なのだろうが、組織(西北軍)のトップとして、多くの人の命運に責任がある立場として駆け引きや権謀術数も必要なことをちゃんとわきまえている、酸いも甘いも噛み分けた人。それでいて、「義」を通すべき場面や相手にはちゃんと通すあたりが良いなぁ。

・張/学/良に対する面倒見良すぎ! やっぱりああゆうタイプを放っておけない苦労性の人なのかね? で、貧乏クジを引きやすいタイプ。

・ファッションセンスが壊滅的・・・・・・



2位 林/彪@『井崗山』

(役者:東靖川/2007年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap1069

「『反面教師』なんてものでも嬉しいですか?」 

  言わずと知れた「林/彪事件」の林/彪。選定の理由を5つあげると

①林/彪だから

②林/彪だから

③林/彪だから

④かわいいから

⑤選定者が私だから

というわけです。林/彪は『井崗山』『延安頌』『太行山上』『建国大業』に出ていて(『八路軍』の林/彪は黒歴史)、しかも全て演じている役者さんが別々なのでどの作品の林/彪を選ぶか迷ったけど・・・・・・特に『延安頌』の林/彪がお気に入りなのでそちらにしようかとも思ったけど、やっぱり『井崗山』時代のまだ20歳前後の林/彪とはたいへん貴重なので『井崗山』の林/彪に決定。




1位 洪大春@『狙撃手』

(役者:于濱/2009年放映/TVドラマ/抗日戦争)

147

「俺がおまえを死なせない。だから、おまえも死にたいなんて思うな!」(ノベライズ版)

「おまえってホントに小国民党気質が骨の髄までしみ込んでんだな。借りだの返すだの、頭の中でいつでも算盤はじいてんのかよ」

八路軍の戦士(中隊長)。

 もう、大春大好き。惚れる。「かわかっこいい」子犬系キャラとは彼のことか。

・前向きで快活で正義感が強く人情に厚い。もちろん勇敢無比。やや短気で怒りぽっく考えるより先に体と口が動くタイプなのでいろいろ失敗と失言も多い。

・人懐こくて、ちょっと子犬みたいだ。泣いた顔も何気にかわいい。

A72

・一見、浅慮で能天気な人物に見えるが、実は壮絶な過去があり、彼の前向きさも能天気(に見える)なふるまいも悲惨な過去の上にこそ立脚している彼の強さそのものと言える。

・他人の痛みに敏感、共感能力高い。その痛みを和らげてやるためなら自身が傷つくことも厭わない。

・孤児なので、実はけっこう寂しがりやで家族とかへの憧れが強そう。

・恋の奴隷。好きな女の子には頭あがりません。

・勉強嫌い。仲間から「勉強するくらいなら批判大会にかけられたほうがマシ」とか「大春が勉強しているとは・・・・・・明日は太陽が西から昇るぞ」と評されるほどだ。

152

こんな表情もウケる・・・・・・

 前向きで悲惨な過去にもめげない強さを持ち勇敢で、人の痛みを理解し、愛すべき欠点(恋の奴隷とか勉強嫌いとか)を持ち・・・・・・何が不思議って、これだけ兼ね備えていて主人公じゃない、ってとこだよな・・・・・・





最強キャラ

 この場合、「強い」とは物理的な意味で。2位以上はバケモノクラス。



3位 賀/子/珍@『井崗山』

(役者:藩雨辰/2007年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap1138_2

「動かないで! 撃つわよ!」

  毛/沢/東の二番目の妻。少女英雄。二丁拳銃の使い手。

  ・・・・・・強かった。うん。とにかく強かった。井崗山の影のドン? こういう奥さんがいれば、毛/沢/東も護衛いらないよな。



2位 閻孝国@『十月囲城』

(役者:胡軍/2009年/映画/辛亥革命~抗日戦争)

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 「報效朝廷 誅殺孫賊」

 孫文を暗殺するため香港に派遣された清朝の刺客団の頭。倒しても倒しても蘇ってくるような妄執のインパクトがすごい。



1位:芥川拓石@『狙撃手』

(役者:矢野浩二/2009年/TVドラマ/抗日戦争)

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「あの学生兵たちは完全に抵抗能力を無くしている。標的に値しない」

「中将が前線に来ることを選択した以上、大日本帝国の軍の威厳をふるうことを選んだ以上、危険は伴うのですよ。これは、彼の天皇に対しての職責です」

 日本軍少佐。日本軍の最終兵器狙撃手みたいな存在。

 冷静に考えて、2位の閻孝国の方が強いような気がしないでもないけど・・・・・・まあ、見ている間「うわ! こいつ強ええ!」というインパクトが強かったのは芥川少佐の方が上なので一位に。

 銃の腕は百発百中。彼の標準に捉えられた敵(的)は、次の瞬間には寸分の狂いなく額を打ち抜かれている。一匹狼で常に自分の腕と信念だけを自身の行動規範とし、ただそれだけに従う彼はまさしく「狙撃手」。




熱血orHOTなキャラ



3位 洪大春@『狙撃手』

「団長! 急ぎの用件です! 俺ちょっとやってみたい作戦があるんですよ!」(ノベライズ版)

 熱血でもあるけどHOTキャラと言ったほうがしっくりくる大春。エネルギーが余りまくっているのかいつでも元気いっぱい。部隊の上司が彼のうるささに頭を痛めてます(笑)。



2位 ベ/ー/チ/ュ/ン(白救恩)@『白救恩 一個英雄的成長』

(役者:ドナルド・サザーランド/1991年放映/映画)

Cap334

写真右の人物がベーチュン

 抗日戦争中に八路軍を支援するために中国へ乗り込んだカナダ人医師。

  一見(?)音楽や耽美なものを愛する退廃的な男に見えつつ、その内部には血が熱く煮えたぎっているような情熱が渦巻いている。その情熱を持て余すあまりどこに行っても人と衝突し孤独であったと映画は描いているように見える。

 まあ、何がすごいって、手術中に手術道具の使い勝手が悪いと怒ってメスとかを壁に叩きつけてしまうとこだろう(←くり返すが手術中である)。・・・・・・これはあんまり熱血とは関係ないかもしれんが。




1位 馬/本/斎@『回民支隊』

(役者:馮一夫/1959年放映/映画/抗日戦争)

Cap395

 回族(イスラーム教徒)の部隊を結成し、抗日闘争を戦った男。

 熱血というか血の気が多いというか、抗日にかける情熱は比類ないのだけど、そのせいで仲間にいろいろ無理をさせ、しかも思い通りにならないと怒鳴るは殴るはで、しまいには一度みなが彼の元から去っていってしまう、なんて事態に。

 情熱の空回りぶりがハンパなかったキャラ。血の温度が熱いことな間違いないのだけど・・・・・・。

 
 ・・・・・・なんか「熱血」と言うより切れやすいキャラランキングになってしまったような気がする。





けなげキャラ



3位:石頭@『狙撃手』

(役者:毛孩/2009年放映/TVドラマ/抗日戦争)

150

「俺は帰りません。長官には俺が必要なんです。俺は長官のおそばにいなくてはならないんです」

 国民党軍の少年兵。いつのまにか主人公のお付き&弟子状態になっていた。

 可愛らしい外見と期待に違わない献身ぶりを見るともっと上位でもいい気がするけど・・・・・・この子、可愛い顔して何気に「ブラック」な面もあるように思えてねぇ~。・・・・・・なにしろ↑ああ見えて三十路だしな(役者さんが)。

 それにしても上のセリフは「俺には長官(主人公)が必要なんです」ではなくて「長官には俺が必要なんです」というのが強烈なインパクト。おまえ、「長官」の何なんだよ・・・・・・。




2位 蒋/経/国@『建国大業』

(俳優:陳坤/2009年放映/映画/第二次国共内戦)

Cap1174

 蒋/経/国(左)と蒋/介/石(右)

「私が上海に乗り込みます」 

  蒋/介/石の息子。『建国大業』では国民党政権の崩壊を阻むため、西へ東へ奔走。実質ほぼ準主役だった・・・・・・。

 昔からどんあんい努力しても父である蒋/介/石に認められない経/国。一見、彼自身ももう父親に認められるのは諦めているように見えるが、実は内心深いところでは認められたくてうずうずしているのがよくわかる(笑)。上の場面は、台湾への撤退を決めた蒋/介/石が、初めて息子に今までの苦労を労う場面。そして褒められ慣れていないので固まってしまう経/国(笑)




1位 袁/文/才@『井崗山』

Cap1253

「もし俺が女だったら、俺こそあの人に嫁ぎたいくらいだ!」

「俺がいなくなれば毛委員の負担が軽くなるんだよ!」

 毛/沢/東命!な井崗山の山賊のボス。挫折した知識人というコンプレックスを毛/沢/東に癒されて以来、毛/沢/東の精神的下僕になる。もう毛/沢/東の側にいられればそれだけで幸せという盲目的愛に溺れ、最後は自分が彼の負担(?)になっていることを悟り、自ら身を引いて消え、その愛を貫き通す・・・・・・うわっ(汗)。人魚姫かよ?

 「あの人(毛/沢/東)と結婚したい」という最高にキれた名(迷)セリフまで残している。私は本気で宣伝部の意図がわからない。

 ちなみに彼が毛/沢/東の前から消えるシーンは、「寒い雪の夜」+「壁越しのお別れ」+「無理に笑う」という最高に切ないシチュエーションが用意されていた。

Cap1245





<漢>だったキャラ


1位 楊/虎/城@『西安事変』

「おまえは俺をそんな人間だと思っているのか! おまえが処刑台に上る時は私だとて共に上る」

 西安事変を起こすにあたって、計画が失敗した時は自分がすべての責任を負うから自分を逮捕して災難を逃れるように、と楊/虎/城に勧める張/学/良。しかし、今までさんざん張/学/良に困らされても本気で怒ったことがなかった楊/虎/城もこの時は激怒する。

 その後も楊/虎/城が怒るポイントは常に張/学/良が一人で責任を負おうとする時に限る。それは、張/学/良が楊/虎/城の意向を無視して蒋/介/石を解放した時も同じ。 「私は、どんなに止めても君が蒋/介/石を解放するつもりであることはもうわかっていた。だが、一緒に南京に行くのはだめだ! おまえはなんて奴なんだ。私に君が死に行くのを黙って見ていろと言うのか!」と激怒する。張/学/良の一種の裏切り行為よりもそっちに怒るという・・・・・・なんかもう<漢>だ。




ナイスミドルキャラ

 ミドルにはあんまり興味ないのですが、良いキャラがいたので。


1位 大野@『狙撃手』

(俳優:三浦憲一/2009年放映/TVドラマ/抗日戦争)

Cap162_2

「そうは言っても君は我が軍にとって大事な人材だからな。そりゃ、いてくれりゃ嬉しいが、うちみたいな小さいところじゃ、君に長居してもらうのも申し訳ないだろう」

 日本軍の連隊長。芥川の(一応)上官。

 組織不適合者の芥川を暖かく受け入れ続けた理解ありすぎる上官。彼みたいのがたくさんいたら、日本軍ももう少しマトモな組織だったかもしれないが・・・・・・。

可愛かったキャラ

1位 羊@『西安事変』

Cap1187

 西安事変で農民たちが蒋/介/石の処刑を求めて中共に押し寄せたシーンにて、一緒に連れて来られていた羊。後にも先にもまだこの羊を越える可愛さを持つキャラはいない。

 ・・・・・・でもこの羊、たぶん食材だろうなぁ。




※以下だいぶやばい内容になってきます。






美人キャラ

「美人」なのに当然のように男しかいません。ちなみに「美人」と「イケメン」は同じではない。


3位 張/学/良@『西安事変』

(俳優:胡軍/2007年/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap210

  東北軍トップ。西安事変の首謀者。

 元も中国近現代四大美男子の一人だし、胡軍はきれいだしで順当な順位。でも胡軍=張/学/良は男気が強くて「美人」と言うより、「イケメン」の側面が強いので3位どまり。



2位 文軒@『狙撃手』

(俳優:邵峰/2009年放送/TVドラマ/抗日戦争)

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  国民党特務。

 とにかく素直に美しいキャラですな。軍服メガネ!軍服メガネ!・・・・・・これ一つとっても『狙撃手』の製作人が相当のであることが知れる。



1位 竜紹鉄@『狙撃手』

(俳優:佟大為/2009年/TVドラマ/抗日戦争)

B56

 国民党のエリートスナイパー。『狙撃手』のヒロイン主人公。

 並べてみると文軒の方が美人に見えるかもしれないが、ドラマの中で光る美しさはこちらの方が上、というわけで1位。

 彼はふだん殻に閉じこもってツンツンしているのだが、怒っている顔もいいけど↓みたいなちょっと無防備な顔の方が魅力的。

Cap164

そしてこんなトンデモシーンも中国全土のお茶の間に流れてしまった。

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・・・・・・・・・・・・・・・どこの眠り森のお姫様だ。製作人も自重してくれ(全国放送なんだと思っている?)




ヘタレキャラ


3位 金旺@『小二黒結婚』

(俳優:董存杜/1964年放映/映画/抗日戦争)

Cap471

金兄弟。金旺は左。

 抗日戦争時代、抗日根拠地中のある村の権力者の一員となり、その権力を利用して身勝手な振る舞いをする金兄弟。金旺はその兄。

 『小二黒結婚』はいわば中国版ロミオとジュリエット(喜劇風)みたいな趣ある話で、愛し合う若い男女二人が、親同士の対立や自由恋愛を認めない封建主義の中でそれらに立ち向かってハッピーエンドを勝ち取るという話をコミカルに描く映画。そして二人の恋愛の障害の一つになるのがヒロインに横恋慕する金旺。

 彼は映画後半、その権力を使ってヒロインの恋人を無実の罪に陥れたりもするが、その前はヒロインを何度か襲おうとして・・・・・・鎌で撃退されたり、顔に泥を塗られたり(比喩ではありません)して撃退されたりと何かと情けない。・・・・・・ま、ヒロインも一分の躊躇もなく鎌を頭に振り下ろしてくるしな(←中国の農村女性ってこういうところ容赦ない)。


2位 金徳茎@『西安事変』

(俳優:白玉/2007年放送/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap349

 西安の国民党特務。

 西安の憲兵隊の雷剣峰の部下なのだが、共産党員を捕まえて護送していたらそれを奪還しようとする西北軍と裏で組んだ馬賊に襲われたり、抗日パンフを作っていた学生を逮捕したら「人攫い」と騒がれ逆に警察(西北軍憲兵)に捕まったり(←ちなみに西北軍側は彼らに恨みがあるのでわざと捕まえました)・・・・・・と何かとダメダメな特務。しかも彼の特務としての勘が最も冴えていたら防げていたことはたくさんあったよな・・・・・・。

 そんな彼も西安事変で憲兵隊本部が西北軍に襲われたときは、颯爽と駆けつけ上司の雷剣峰を救出!(単に一人で逃げようとしたらたまたま上司と行き会ったので拾ったという感じに見えなくもないが)。しかし、あっさり角にぶつかり上司もろとも逮捕される!・・・・・・やっぱヘタレか。

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上司を守って反乱軍から逃げるよ!

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結果


1位 文軒@『狙撃手』

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 ・・・・・・いや、具体的にどこがどうヘタレかというと実は正直困るのだけど・・・・・・べつに無能なわけじゃないし、情けないわけでもないし、何かありえない失敗をしたわけでもない・・・・・・

 しかし、彼はそんな表面的なこととは関係なくヘタレだ。

 やっぱり「立派で禁欲的な軍人でありたい」ということを全力でアピールしているかのようなキッチリカッチリしたスタイルがいけないのかもな。そうアピールすればするほど本質的な内面のヘタレぶりがダダ漏れしてくるみたいな。特に長いツン期が終わってデレ期に入った後はもうグダグダ。

 時々自分が特務であることを周りにアピールしないと、皆から特務であることを忘れられそうな人。


それにしても国民党特務のヘタレ率って高い(特務がヘタレでどうする・・・・・・)





ツンデレキャラ

 ここも当然のことながら男しかいません。



3位 老遅@『高考1977』

(俳優:孫海英/2009年放映/映画/建国以後)

Cap114

「まったく、どうして俺がおまえらを試験会場に連れていってやらなにゃならんのだ」

 文革時代、若者達が下放された東北の農場長。

 1977年、文革は終幕に向かい10年間も停止されていた大学入試(高考)が再会されることになり、東北の農場に下放されていた若者達は都会に戻って大学で学ぶことに希望を見出す。しかし、彼らの親代わりであり頑固一徹親父である農場長の老遅は、彼らが農場の仕事よりも大学で学ぶことを選んだことに激怒し、大学受験に徹底的に反対する・・・・・・。

 ・・・・・・まあ、「頑固一徹親父」=ツンデレという図式は真理だった、ということで。今まで一緒にやってきた皆が都会に帰ってしまったら寂しい、って素直に言えばいいのに、ね?


2位 竜紹鉄@『狙撃手』

「初めて会った時から、俺はこの目の前の野暮ったいごろつきのような男が大嫌いだったんだ」

 はいはい「大嫌い」乙。気になって気になってしかたないのですね、わかります。

 ナイスツンデレの竜紹鉄。意識している相手ほど冷たく当たってしまいます。でも当人のいないところでは、けっこう素直に褒めたりする。そしてそういう相手へ好意を抱いている自分に戸惑ったり、否定したりとかね、実にいい。

 やっぱりツンデレは自己防衛意識に凝り固まっていて、それゆえに攻撃的で強情でお高くとまっているのがいいですね~。そこをどう崩していくかが「ツンデレ崩し」(←なんだそりゃ?)の醍醐味というもの。それにしてもまさか中国の戦争ドラマでここまで典型的で洗練されたツンデレ(しかも主人公で男)を拝むことができるとは。



1位 文軒@『狙撃手』

「おまえはまだ奴らと会っているのか?」

 ツン期とデレ期の落差があまりに大きい人。もうツン期の頃からデレデレしたくてしょうがないのは伝わって来たのだが、立場上それはできない中でついつい相手に冷たい対応をとったり不審な挙動を取ったり・・・・・・。そしてその縛りが取れてからは反動のようにデレデレ。でも素直な振る舞いというものに慣れてないし、今まで冷たい態度を取り続けた相手にいまさらどう接していいのかわからなくて、木陰から相手を見守ったりそわそわしたり笑顔がぎこちなかったり、とこれまたさらに挙動不審に。

 それにしても「メガネ」+「軍服」+「オールバック」+「特務」+「ヘタレ」+「ツンデレ」・・・と製作人は彼一人にどれだけの属性を詰め込めば気がすむのだろう?

 というわけで『狙撃手』からWツンデレが揃った気まずいシーンを(ちなみに竜紹鉄の上記の台詞はこの場面のものではありません)。

16b10

左=文軒、右=竜紹鉄


ベスト兄弟(兄妹)

 もはや完膚無きまでにブログ主の趣味の世界です。兄弟いいよね兄弟! 中国ってやたらとすぐみんな「義兄弟の契り」しちゃってすさまじいけど、やっぱ血縁兄弟が基本だよ。・・・え? 姉弟? なにそれおいしいの?


3位 高伝宝&その妹

(俳優:朱竜広&不明/1965年放映/映画/抗日戦争)

Cap898

「お兄ちゃん!」

 民兵隊長の兄とおしゃまで背伸びしたがりでちょっと気の強い妹。でも父親が死んだ時は子どもらしく兄の胸で泣くのだな。子ども扱いされてふくれっ面になるのもめちゃめちゃ可愛いぜ。時代を先取りしすぎたすばらしい「妹キャラ」。

Cap1040

こんな可愛い子に舌足らずな声で「哥哥(お兄ちゃん)!」なんて呼ばれたら!!


2位 毛/沢/東&毛/沢/覃

(俳優:王霙&王輝/2007年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap1191

毛/沢/覃「兄さん、私も連れていってくれますよね」

毛/沢/東「私たちは早くに両親を失くして、小さい頃からおまえは私についてきてくれたな。私の目にはおまえはいつまでも小さな子どもに見えるよ。だが、おまえはもう立派に独り立ちしている。私ももうおまえを引っ張り回すわけにはいかない」

 『井崗山』で思わず(私の中で)ヒットしてしまったそっくり(外見が)兄弟。毛/沢/東とそっくりの顔で、でも可憐でけなげな毛/沢/覃がウケる(絶対製作人は狙っている)。毛/沢/東の影武者だって務めちゃうよ!

  素直でけなげなお兄ちゃん大好きっ子ないい弟なのだけど、言う時はけっこう言いいます。ま、即座にお兄ちゃんにとっちめられるけどね。(ところで役者さんの苗字が同じ「王」だけど、まさか本物の兄弟?)

ところで、上記の毛沢東の台詞はどうして『毛沢東語録』に載ってないわけ? あれこそ載せるべきもんだろ。




1位 張/浩(林/育/英)&林/彪@『延安頌』

(俳優:伝斌&鐘山/2003年放映/TVドラマ/辛亥革命~抗日戦争)

Cap1261

張/浩(林/育/英)

Cap935

林/彪

林/彪「彼は私を革命に導いてくれた人なのです」

 完全に私の趣味ですみません。林/彪とその11歳年上の従兄・張/浩(林/育/英)。従兄弟関係だけど兄弟も同然の仲な二人。革命のために長い間離れ離れになっていた二人が数年ぶりに延安で再会し、仲睦まじく過ごすのです。

 無口無表情の人間嫌いで冷たく天賦の才能がある弟と温和で親しみやすく親切で努力家の兄・・・・・・この組み合わせだけでも充分ブラボー。・・・・・・ただ残念なのは、ドラマ中で二人が一緒にいるシーンが皆無という点。なのに1位にしていいんかとは思うけど・・・いいんです、張/浩が出てくるドラマはそれだけで充分貴重なのだから。私は二人が同じ時間空間にいることだけを慰めにドラマに出てこない部分を妄想補完するから・・・・・・。

 それでもこのドラマにもちゃんと二人の仲が親密なものであることを示すシーンはある。張/浩が長く滞在していたモスクワから帰国し延安に来たことを毛/沢/東が林/彪に告げた時、いつもほとんど感情を表に出すことのない林/彪が驚きの中にも喜びを隠しきれぬ声で「本当ですか!」と声をあげる。そしていつもよけいなこと(必要なことさえも)は一言も言わない無口な男なのに「彼は私を革命に導いてくれた人なんです」と聞かれてもいないのに語りだす。

 ふだん無表情無口だからこそ、兄と再会できることを喜びはしゃいでいる様子が際立って伝わってくる。




と、いうわけでやっと終わりです。お付き合いありがとうございます(汗)

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