2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

ランキング

« 『西安事変』34話~35話 | トップページ | 『井崗山』24話~29話 »

2010年12月12日 (日)

『西安事変』36話(最終回)

祝『西安事変』全話見終わり!

西安事変勃発の12月12日にこの記事を書けるようがんばりました。

あと、総合評価の未完成部分に書き足しました。

http://red-theatre.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-8af7.html



※以下には、TVドラマ『西安事変』の最終話すべてのネタばれがあります。

あらすじ

 張学良の行動を聞いて空港に駆けつける周恩来。しかし、すでに飛行機は離陸した後で周恩来は、張学良は封建主義思想にすっかり頭を毒されている、と言う。

 主のいなくなった張学良公館では、張家の家僕・が泣きながら張学良の私物を整理する。

Cap1218

泣きながら張学良公館を整理する家僕・呉

趙一荻はそれを見咎めるが、呉は張学良自身がもうここに帰ってはこられないだろうと言っていた、と語る。しかし、趙一荻は、彼は必ず帰ってくるし帰ってこないなら自分から会いに行く、と言う。

 南京へ着いた蒋介石は、何事もなかったかのように張学良を家族の晩餐に招待する。

Cap1219

蒋介石,張学良,宋美齢,宋子文で晩餐

蒋介石は自分が約束を守ることを証明するため、その場で抗日七君子の釈放を命じる。代わりに張学良に対しても自分の罪を認める声明文を書くことを促し、張学良は素直にそれを書く。蒋介石はその気持ちだけで満足だとし、寛大な処置を約束して宋美齢宋子文を安心させる。

 しかし、宋兄妹が張学良を送っていなくなると、すぐさま抗日七君子の釈放を撤回し、また張学良を裁く裁判の準備をするよう命令を下す。蒋介石の用意した車に乗った張学良は、そのまま裁判所に連れて行かれる。

  張学良は裁判で上官暴行・脅迫などの罪で懲役10年・公民権停止5年の判決を受ける。しかし蒋介石がすぐに特赦を出し、張学良の身柄は軍事委員会の監視下に置かれることになる。

 宋美齢,宋子文,ウイリアムはこの処置に抗議するが、蒋介石は聞く耳を持たない。

Cap1227

自分は元々こういう男だ、と美齢に告げる蒋介石

宋美齢と宋子文は蒋介石に失望し、ウイリアムは彼の顧問を辞めて帰国する決心をする。

 西安では、凍った湖から趙文青鐘本鶴の遺体が発見される。楊虎城夫妻は嘆き悲しみながらも、二人を一緒に埋葬してあげることにする。

  東北大学の学生たちは、続々と東北軍に入隊し来るべき抗日の戦いに備える。Cap1228

未来を勝ち取るため、東北軍に入隊する東北大学の学生たち

 柳葉児は共産党入党が認められ、同級生の入隊を見送った後、延安へ向かう。

 一方蒋介石は、内戦停止とこれ以上日本が中国の主権を脅かすようであえば断固抗戦に立ち上がることを、初めて公の場で宣言する。これに基づき国民政府は改造を行い、共産党とも正式に停戦協定を結ぶ。

  楊虎城は目指していたものは達成できたものの、出国をせざるを得ない状況に追いやられ、後のことを西北軍の皆や共産党に託す。周恩来は、いつの日か肩を並べてともに戦える日が来ると言う。

 ・・・・・・・・・・・・この後、楊虎城は帰国後逮捕され、12年の監禁の後、1949年に蒋介石によって殺害せらることになる。

  張学良は、軟禁中の彼の元へやって来た趙一荻や友人らとともに、自分の目的が達成されたことを祝って酒宴の席を設け、さらに戦場で日本軍で戦い故郷・東北へ帰ることを願って酒を飲み干す。

 ・・・・・・・・・・・・この後、張学良はどれほど望んでも抗日の戦場に出ることは叶わず、蒋介石によって55年間軟禁された台湾にまで連れて行かれた後、再び大陸に戻ることなく2001年にアメリカで101歳で亡くなることとなる・・・・・・・・・・・・

                                       (劇終)






感想

 実質的な最終話と最終シーンは、35話だったんだなぁ、と思えるような「まとめ」回でした。とりあえず、張学良の逮捕や趙文青らの遺体の発見,柳葉児の未来,蒋介石の抗日の決意,張学良・楊虎城の運命が語られ、しめやかに物語は終了する。

「まるで一場の夢のようだった」という楊虎城の独白が感慨深い。

 見所と言えば、つい昨日まで自分を襲撃したり監禁したりしていた男と笑顔で会食する蒋介石・・・・・・。

 ・・・・・・えっ? ・・・・・・こ、このシーンと蒋介石の笑顔、かなりホラーなんですけど?

Cap1223

笑顔で張学良に語りかける 蒋介石

 それで約束は全部叶えてあげるとか、全部水に流してあげる、とか言って、張学良に自分の罪を認める文書を書かせて(←これが後の裁判で張学良に不利なものになる。ここらへんのBGMがひどく哀調なメロディで、「今彼は罠にかかっています」と視聴者にアピールしているようなものだった)、宋兄妹も張学良もうわぁ~さすが委員長何て寛大なお人なんだ、とか思わせて帰しておいて、一人になったらすぐに命令撤回・裁判の準備・・・・・・いや、さすが蒋介石、さすが洗練された「政治ごろつき」。

 で、すっかり「しばらく休養していなさい」とか言う蒋介石のこと信用して車に乗った張学良・・・・・・・・・・・・着いてみたら裁判所、というオチ。呆然とした表情がなかなか良いです。

Cap1224

車を降りたら裁判所だったことに呆然とする張学良

 張学良が判決を受けた後、蒋介石が特赦を出したのも、法の及ばないところで張学良を無期限に恣意的に扱いたかった、というわけなのだろう。



 一方、西安では東北大学の学生たちが、次々と軍に入隊していく(柳葉児が生き残ったのはびっくり)。この場面は、「軍の入隊」と言う描き方はどうかとは思うが、重苦しい張学良らの運命と反対に確かな<未来>を感じさせる。

 張学良らは<ここまで>であったが、彼ら若い世代が新しい時代を作る、未来を作り出していくのだということが伝わってくるような希望を感じさせる場面だった。

 「(西安事変は)一場の夢のようだった」。しかし、その夢は新たな夢を紡ぎだす。

 

 今回は、ここまで。時間があったら簡単な総括やりたいですが・・・・・・どうなることか?

 

« 『西安事変』34話~35話 | トップページ | 『井崗山』24話~29話 »

『西安事変』(TVドラマ)」カテゴリの記事

歴史人物」カテゴリの記事

辛亥革命~抗日戦争」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1302395/38045778

この記事へのトラックバック一覧です: 『西安事変』36話(最終回):

« 『西安事変』34話~35話 | トップページ | 『井崗山』24話~29話 »