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2010年11月

2010年11月29日 (月)

『西安事変』32話~33話

あらすじ

 何応釣宋美齢の反対を押し切って、ついに軍の出動を命じる。

1187

孫文の公墓の前で出征式を行う何応釣

 その何応釣の元を日本の大使・川越が訪れ、国民政府は張学良楊虎城らの要求を断固として拒み、日本と防共について連携するようにとの大日本帝国政府の要求を伝える。何応釣は中国の内政に干渉しないよう川越に要求し、また秦橧ら中国歴史上売国奴と呼ばれている者たちも自分の評価を犠牲にして国のために尽くしたのだ、と思いをはせる。

 西安では東北大学の学生らが、西安防衛のための義勇兵にしてくれるよう楊虎城に頼む。上空では、爆撃機が何度も往来し、最後通牒をつきつける。張学良は西安に迫る中央軍と戦うため、捕虜の中央高官らや蒋介石に別れを告げる。蒋介石は内戦を停めるため、何応釣に三日間の停戦を命じる手紙を出す。

 孤立無援の張学良は、延安周恩来に手紙を出すが、楊虎城はソ連があのような否定的な見解を出している中で中共には期待できないと言う。

 一方、解放された雷剣邦は部下の金徳茎と蒋介石を救出しようと計らう。

 延安の周恩来から返事が来る。期待していなかった張学良であったが、すぐに西安へ向かう、との返事を聞いて大いに喜ぶ。

 17日夜、雷剣邦と金徳茎は、蒋介石の警備部隊の食事に毒を盛って彼らを殺害し、蒋介石の奪還を図るが、発見され銃撃戦の果てに射殺される。

 同じ頃、延安から到着した周恩来ら共産党の代表を張学良は歓迎する。

1189

西安に到着した周恩来ら共産党一行

 張学良と話し合った周恩来は、早期和平解決を提案。蒋介石に「内戦停止、一致抗日」誓わせを早期に解放する方向で話をまとめる。

 楊虎城は蒋介石を解放するのは反対であったが、最も蒋介石に恨みを持っている共産党がそれを放棄するのを見て、ついに周恩来の案に賛同する。

 20日、宋子文は国民政府における公人の地位を捨てた上で、西安に来て張学良と面会する。



感想

 28話の西安事変勃発以来、急に展開が遅くなった! と言うより、展開していない!

 なにしろこの5話でやったことと言えば、

・蒋介石の説得→失敗→説得→エンドレス

・宋美齢と何応釣のケンカ→エンドレス

 蒋介石なんて28話以来33話までずっとガウン姿だよ!

1194

 残り3話となってしまったけど、このペースで本当に終わるのかね、心配になってきた。

 

それはそうと、今回は憲兵隊の特務・雷剣邦と金徳茎が蒋介石の奪還を狙って失敗して死亡・・・・・・

 ・・・って、なに、このすっげーあっさりな殺されっぷり! まるでもうすぐドラマが終わるから手際よく片付けられたみたいな死に方だったよ!

1193

蒋介石奪還を図る雷剣邦と金徳茎(なんかすごいいい雰囲気だったのに、ヘタレ部下×苦労性上司的に

 趙文青と鐘父子の件といい、製作者はオリキャラを皆殺しにするつもりらしい! まだ生き残っているオリキャラ・柳葉児もヤバイな、これ。



 それともう一つのポイントは、張学良と会談するために美髭公と言われていた立派な髭を剃る周恩来。これは史実上でも有名な西安事変のプチエピソード。

1191

・・・・・・・・・私、ずっと前から思っていたのだけど・・・・・・

西安事変が周恩来に髭を剃らせた功績はもっと評価されていいと思うんだ!

 だってあの明らかに似合わない髭がなくなってこんな美人さんになったんだよ?

 1190

 でも周恩来は、きっと髭があったほうがいいとか見当違いな自己認識だったと思うんだ。だから西安事変で会談なんてことがあって髭を剃るのもいいかもって思う機会がなかったら、最悪建国後まであの髭ついてたかもしれない・・・・・・やはり西安事変はその点から見ても偉大だ。

 あ、あと何応釣が、中国史上最大の売国奴と言われる秦檜(北宋時代の宰相。宋に攻めてきた金と和睦し、その代償として金に抵抗する岳飛を無実の罪で処刑した)と自分を重ねて「国のためにあえた売国奴と言われることも厭わない」とか決意する場面があるけど・・・・・・こーゆー自己陶酔が一番タチ悪いんだよね☆

2010年11月28日 (日)

10月12日~11月17日 コメントレス

 なんかもう時間が無さ過ぎて、いったい何日まともに寝ていないのかわかりませんが、気分転換のために作業しながら、ブログも書きました。・・・・・・もう本当に、いつもは何もすることがないのに、下旬にだけ仕事が集中するのかと・・・・・・相手の依頼にあわせなきゃいけないから、自分でスケジュール調整できないのがつらいですね・・・・・・まあ、自分で出来てもスケジュールなんて組めませんが。(私の「スケジュール」は、もう「計画」ではなくて「(根拠の無い)願望」って言うか「妄想」みたいな感じですし)


>10月12日 『太行山上』ピックアップシーンへのコメント

 コメントありがとうございました。こちらこそ、『狙撃手』ファンとしては、取り上げてくれているブログがあって嬉しい限りです。『太行山上』は映画としてはいまいち(遠慮深い言い方)なのですが・・・・・仰られる通り朱徳とスメドレーのエピソードはおもしろいですね。と言うか、スメドレーがヒロイン張っているのがかなりおもしろい。


>11月6日 『井崗山』18~23話へのコメント

 お久しぶりです。

 『井崗山』気に入っていただけましたか! あんな紹介なのに(笑) でもみんな若くて可愛いんですよ。一種のアイドルドラマです(笑)

 しかも袁文才気に入ってくれてありがとうございます! いやぁ、そう言っていただけるとなんか嬉しいですね。やはり彼の「片思い」ぶりがツボだったのでしょうか? 私も袁文才があんな可愛い毛沢東命な人に描かれるとは思いもよりませんでした(や、史実がどうかは知りませんが)。

 でもこんなに毛沢東愛しているのを見ると、よけい後の彼の運命が切ないですね。 まだ先の話になりますが、『井崗山』ラスト近くの袁文才は、なかなか壮絶ですよ。と言うか、役者さんの演技がすばらしい。いずれおいおい紹介していきますね。(彭総との関係もいろんな角度から見てもおもいしろいかと)

 「蒼穹の昴」ですが・・・実はまだ見ていないんです(汗)。原作小説がまだ途中までしか見ていないというのもありますし、決まった時間にTVの前にいるというのができないというのもありますし(←ビデオ撮れよ)・・・・・・って言うか、ちょっと見た時に、映像はすごい中華中華していてみんな中国人なのに、バリバリ日本語で喋っているのが違和感あり過ぎたということもありまして(汗)。や、映像翻訳家も声優さんも何も悪くないのですが! 私の好みが狭量なせいで。

 ソ連(またはロシア)映画、言葉わからなくてもみんな美形で眼福・・・・・・あ、いえ、ソ連映画は検閲大変でそれゆえに風刺に磨きがかかったのですね。実は中国の映画・ドラマも検閲に引っかからないよう工夫を凝らして、かえってその批評性が洗練された作品も多いと思うのですよ。私が思うその典型的なのは、『黄色い大地』ですかね。

  林彪の写真集はすでに2冊持っていますが(汗)、それとは別に各ドラマで林彪役をやった役者さんの写真集は欲しいですね(←・・・・・・)。林彪役はいろんな人がやってくれてますし、モノホンより2割増しくらい美形度が上がり、可愛さは3割増しくらいになってますし(『八路軍』の林彪除く)。そのうちもう少しストックがたまったら、写真集ならぬ特集はやってみたいです。

 彭総は、昔はともかく最近はどの革命ドラマでも役者さんはほぼ固定されていますね。なかなかいい感じの役者さんだと思います。桃居徳って役者さんがやっています。

Cap945

典型的な彭総(右)。


>11月17日、『西安事変』29話~31話へのコメント

 コメントありがと~。

 そうだよね、羊可愛いいよね羊! わざわざあの羊がさりげなく目立つように写ってたし、製作者も狙ってると思うよ。

 あの場面は、農民達が「蒋介石を殺せ!」と訴える物騒な場面なのだけど、あの羊のおかげでだいぶ場が和んだぜ!(←んなわけない)

 でも愛羊化は難しいかもね。あのドラマの舞台になった地方で「肉」と言えば、「羊」のことなのだよ。きっと、「わぁ~可愛い」って感想じゃなくて「わぁ~丸々としていて(以下略)」って思われてるよ! (泣)

 でもでも! せめて羊毛用&愛羊でいてくれたらいいよね。私が監督だったら、あの後、時々ストーリーとは何も関係なく、奴を画面の片隅をうろうろさせてやるのだが・・・・・・

2010年11月17日 (水)

『西安事変』29話~31話

あらすじ

 張学良楊虎城は、捕らえた中央高官たちの前で南京政府の改組や西安に臨時軍事委員会を発足する宣言を下し、同意の署名をさせる。

 西安に連れて来られた蒋介石に面会する張学良。張学良は抗日を迫るが、蒋介石は彼を罵るばかりであった。続いて楊虎城が面会に来るが、彼が事件に関わっていないことを最後の希望としていた蒋介石は、楊虎城と西北軍も共犯であることを知り、絶望する。

 一方、西安市内では学生達が蒋介石の処刑を求めて集会を開いていた。

 12日の夜、蒋介石の妻で上海に滞在していた宋美齢や兄の宋子文の元にも西安の事件が伝わり、二人は居合わせたアメリカの友人・ウィリアムとともに南京へ向かうことにする。

 また陜北の共産党も張学良からの電報で事件を知り、彼らが蒋介石を捕らえたことを喜ぶが、今後の対応を巡って会議が紛糾する。

 南京でも何応欽らを中心に残っていた政府高官らによって対応策が話し合われる。張学良らと話し合うべきか、断固とした対応をするべきかで会議は紛糾するが、最終的には全会一致で蒋介石を危険にさらしても西安に対して軍事行動をとることを決定する。

 陜北の共産党支配地域でも蒋介石逮捕の報が広まり、蒋介石の処刑を求めて民衆が共産党に押し寄せてきた。

Cap1187

蒋介石の処刑を求めて中共中央に押し寄せる農民たち(羊付き・・・と言うか羊が可愛い)

 いったん自宅に戻ってきてくれた張学良を迎える趙一荻。彼女はためらいながら「このようなことをして、蒋介石夫人がどう思うか考えたか」と張学良に尋ねる。

 一方、要所を守る馮鉄哉らの裏切りによって西安の軍事的危機は一気に高まった。張学良らは紅軍と連携を図ろうとするが、その間にも中央軍の一部が東北軍と戦端を開く。

 南京に着いた宋美齢ら宋家の人々。西安の空爆が決定したことを告げられた宋美齢はそれに反対し、何応欽と激しく対立する。宋美齢は、蒋介石の夫人ではなく公人の立場から国内を混乱させるだけの軍事解決案を批判し、自分が西安に乗り込んで張学良らと交渉する、と主張する。

Cap1188

軍事行動を主張する中央高官と対決し、西安行きを宣言する美麗

 自宅に戻った楊虎城は、養女の趙文青が恋人の青年と行方不明になっていることを知ってショックを受け、妻を責め立ててしまう。

 張学良は再び蒋介石の元を訪れ、自分達が宣布した宣言を見せてその志を理解してもらおうとするが、蒋介石は聞く耳を持たなかった。

 張学良と楊虎城はホテルに軟禁中の中央高官を見舞う。雷剣邦は前非悔いていることを張に告げ、一人釈放してもらう。蒋介石は楊虎城だけを呼び出して、自分を南京に帰してくれればおまえの罪は問わないと持ちかけるが、楊も自分達の案に同意しない限り解放はできない、と言う。

 宋美齢、宋子文、戴笠らは何応欽らの軍事行動を抑えるため、黄埔軍校の卒業生である軍幹部たちに命令に応じないよう働きかけたり軍事費の支出を止めたりと対策をこうじる。また、美麗が乗り込む前に張学良の友人でもあるウイリアムに西安に行ってもらうことにする。

 張学良らは事件を報じる各国の新聞を読んでそれぞれの国の反応を分析する。しかし、ソ連の機関紙が思いもよらず西安事変を親日派と結託した陰謀と断じているのを知り、驚愕と怒りにとらわれる。

 ソ連の機関紙の社説は毛沢東ら中国共産党も知るところとなる。西安事変は日本の陰謀,ソ連は蒋介石を中国の唯一の指導者と認める,中国共産党は蒋介石を救うため尽力すべきとの主張に毛沢東は怒り狂い、張学良らに向けて中国共産党はあくまで今回の行動を支持する旨を伝える。

 一方、山西省閻錫山は張学良と南京の双方から協力を求められ困っていた。結局、それまで張学良の「内戦停止、一致抗日」を支持していた立場を捨て、そのため西安はますます孤立することになった。

 西安入りしたウィリアムは、蒋介石と面談し、宋美齢から預かってきた手紙を渡す。その手紙には、故郷を失った東北軍の抗日の主張には道理があり彼らと話し合うこと,自分も西安に行くことなどが書かれていた。蒋介石はウイリアムに宋美齢は決して西安に来てはいけない、と伝言を託す。

 何応欽は警備の名目で憲兵隊を宋美齢の家に配置し、彼女を軟禁しようとするが、戴笠ら復興社によって彼らは追い払われる。



感想

 今回は、宋美齢の独断場という感じ。と言うか、西安事変も起こしてしまって張学良サイドは逆にこれといった動きがなくなってしまった感じ(連合政府に向けていろいろ準備こそしているが)。

 皮肉なことだが、蒋介石を捕らえても蒋介石があくまで翻意しない限り、実は何も変わらない。事件を起こす前は、どこか事を起こせばすべての問題は解決するかのような雰囲気がドラマや西安サイドにはあったが、実際起こしてみれば逆に閉塞状態になってしまった。

 張学良は蒋介石という「切り札」を手に入れたが、「切り札」は適切な時に適切な相手に対して切らなければ意味がない。中国内外を震撼させ、主導権を握っているかのような張学良だが、実は彼も相手のリアクションを今は待つしかないという受身の立場に逆に置かれてしまったのだ。


  とりあえず、以前は対日問題でさんざん張学良に連携の意思を見せていた閻錫山が(やっぱり)速攻で裏切ったのが笑える。まあ、それこそ閻錫山らしいか。

って言うか、羊可愛いよ羊!




ピックアップシーン

 今回は国民党の恐怖の特務・戴笠の活躍(?)を。

 西安に軍事行動を起こしどさくさにまぎれて蒋介石を亡き者にしようとする軍事部長・何応釣とあくまで和平解決を主張し、交渉のため西安行きを計画している蒋介石夫人・宋美齢は激しく対立。何応欽は美齢の動きを封じるため、「身辺警護」の名目で美齢の自宅周辺を憲兵隊で封鎖。

 まさしく憲兵隊が美齢を軟禁状態におこうとした時・・・・・・数台の黒塗り高級車から黒服に身を包んだ男達が降りてきて、憲兵隊に「ここは我々の管轄になった」と告げて退去を要求。

 怒った憲兵隊の隊長は黒服の男を殴りつけるが・・・・・・そこに上海マフィアもかくやというような雰囲気で国民党の恐怖の特務組織・復興社のボスにして蒋介石の忠実な僕の戴笠が登場!

Cap1189

マフィアのドンのような登場の仕方をする戴笠

 彼はごく穏やかな雰囲気で憲兵隊の隊長に話しかけるのだが・・・・・・

憲兵隊長「戴、戴処長」

(戴笠、帽子をとってホコリをはたく)

戴笠「銃」

隊長「・・・・・・えっ?」

戴笠「おまえの銃のことだ」

Cap1190

隊長「あっ・・・銃ですね」

(隊長、とまどいながら自分の拳銃を戴笠に渡す)

Cap1191

戴笠「手」

隊長「・・・・・・えっ?」

戴笠「おまえの手だ」

Cap1192

隊長「は、はい」

(隊長、とまどいながら自分の片手を出す。戴笠、その手を取るといきなり拳銃を彼の手のひらに押しつけ、引き金を引く)

Cap1193

隊長「ぎゃああああ!!」

(手を打ち抜かれて倒れ、もがき苦しむ隊長)

戴笠「おまえの部下を撤収させろ。今後は、好き勝手に人を殴るな。よく覚えておくように」

(戴笠、歩きながら血で汚れた白手袋を捨てる)

 さすが戴笠! 隊長さんも額じゃなくて手を打ち抜かれただけで済んでよかったね!

・・・・・・・・・・・・じゃなくて。

 戴笠怖えぇぇーー!!

 いや、もう「おまえの銃」あたりで嫌な予感はしていたのだけど、「おまえの手」とか言いだいたら、隊長さん逃げて逃げてぇ~(←どこに?)、と心の中で叫んでしまった。もう、隊長さんが撃たれるまで何も気づいていないのに、バックに怪しげなBGMが流れていて、ほとんどジョーズが迫っているのに船の上の人が何も気づいていないシーンみたいだった。(戴笠はジョーズか?)

 確かに先に戴笠の部下を殴ったのは隊長さんだけど、殴られたなら殴り返すまでで止めておこうよ。殴ったら手を銃で打ち抜くって、いったい何倍返しだよ。

 ・・・・・・まあ、戴笠も大切な蒋介石があんなことになってしまって、冷静な顔をしつつも実は腸が煮えくり返っているんだろうな。


 ちなみに中国のTVドラマっていろいろ容赦ないので、手を撃ち抜かれて穴をあけられるシーンもばっちし画面に映ってましたが・・・・・・ここでは割愛させてもらっちゃうぞheart

 あと、中国のドラマでは反抗する部下を問答無用で撃ち殺すシーンとかけっこうあるのだけど(たいてい額を撃たれて殺される)、命に別状は無いにも関わらず、こっちのシーンの方が怖い。「おまえの手」って・・・・・・。


 もう一度、羊を見て癒されよう。

Cap1194

 

 

 

2010年11月16日 (火)

模様がえ

 ちょっと気分転換に、と思いテンプレ変えてみました。

 できるだけ場違いな、しかも場違いは場違いでも場違いの方向性が違うみたいなテンプレに!

 ・・・・・・で、こんなんなりました。

 飽きるか私に羞恥心が生まれるかしたらまた変えます。


 でも、ココログのテンプレっていまいちだよね・・・・・・

  しかもエントリー書く時、いろいろ書きにくいブログだよ。

 

 しかもなぜか時々、こっちが作ったエントリーの構成が保存やら設定変更の時に勝ってに組み変わっているのだけど? 例えば、真ん中に置いたはずの写真や引用がなぜか最後に来ていたり、その他変なところに挿入されてたり・・・・・・(特に『井崗山』のエントリーで多発する・・・・・・井崗山の呪い?)

 過去記事とか見ると、いつのまにかめちゃくちゃになっている記事がいくつかあるが、たぶん以前テンプレ変えた時にまとめておかしくなったんだな。

 今回もまたおかしくなっているかも。ちょこちょこ直していくので、変になっている記事があってもしばらく気にしないでください。

追記

って言うか、このテンプレのめがねっ娘、時々メガネはずしてるよ! 芸が細かい!

2010年11月13日 (土)

中国映画・ドラマで学ぶ中国語(2) それは、食べられません。

 久しぶりの・・・・・・と言うか久しぶりにしかならないこの企画。


 今回は、『井崗山』の朱徳や参謀長の王など紅軍幹部達が会話しているシーンよりこのセリフいってみましょう。

王尓琢”怎么样?(どうする?)  吃掉它

朱徳”你是不是没吃早饭? 饿了”(「君は朝飯を食わなかったのかね? 腹をすかせているんだな」)

 このシーンは別に朝忙しいサラリーマンが朝食を食い逃した場面ではなく、向かってくる敵にどう対処するか話し合っているシーンである。

 しかし、なぜそんな場で朱徳は朝食の話をしているのか? ポイントは王尓琢参謀長の 「吃掉它」という言葉。

  • 吃 chi(1)→食べる
  • 掉 diao(2)→(動詞+掉で)取り除く
  • 吃掉→食べてしまう(=食べ物を食べて取り除く)、敵をやっつける
  • 它 ta(1)→英語の「It」と同じ意味。動物や無生物など具体的な人間個人以外のものを指す。この場合「敵軍」のこと。

 「吃掉」は「 吃」(食べる)という動詞に「 掉」がくっついて、「食べてしまう」という意味になるが、この場合、王参謀長が言わんとしているのはもう一つの意味だろう。

 日本にも「あのむかつくヤロウに一発食らわせてやったぜ」とか言うが(←言うか?)、これはべつに相手の口に食べ物を詰め込んできたわけではなく、殴ってきたことを意味する。それと似たようなもので、この場合、「吃掉」は「敵をやっつける」という意味になる。


 しかし「吃」の用法としては「食べる」の方が圧倒的にメジャーである。そして「吃」だと単に「食べる」という意味だったのが、「吃掉」だと「食べてしまう」という意味になり、前者よりもがつついているイメージが強まる。

 朱徳は王参謀の「吃掉它」の「吃」をわざと「食べる」の意味で受け、その血気盛んな様子を「腹が減ってしかたないんだな、朝飯食べなかったのか」と返した。朱徳のユーモアの一種というわけだ。



 しかし、その後も紅軍幹部たちの会話表現には、食事ネタが続く。

何長工”朱军长,凭我们二十八团的胃口。吃掉它,绰绰有余啊”

  • 朱zhu(1) 军jun(1) 长 chang (2) →朱軍長・・・・・・そのまんま朱徳のことです。
  • 凭ping(2)→寄りかかる、頼る、・・・を根拠に、証拠。
  • 我wo(3)们men(軽声)二er(4)十shi(2)八ba(1)团tuan(2)的de(軽)→私達二十八連隊の
  • 胃wei(4)口kou(3)→食欲、嗜好
  • 凭我们二十八团的胃口→私たち二十八連隊の食欲に頼る→私たち二十八連隊の食欲にまかせる→私たち二十八連隊は充分に食欲がある(=私たち二十八連隊におまかせを)。
  • 吃掉它→それを食べてしまう、敵をやっつける
  • 绰chou(4)绰chou(4)有you(3)余yu(2)→充分余裕がある(成語表現)→(意訳して)朝飯前。
  • 啊a(軽)→語尾表現

というわけで、この中国語は

「朱軍長、我々二十八連隊は充分に食欲があります。それを平らげらるなんて朝飯前ですよ」

「朱軍長、敵は我々二十八連隊におまかせください。あんな奴ら簡単にやっつけられます」

となるが、もちろんドラマ中では後者の意味である。


 さらに、朱徳軍長があえて部隊を退く作戦を出したことに疑問を覚えた幹部が以下のように質問している。

袁崇全”军长,肥肉到嘴边了。不吃啊?”

  • 肥fei(2)肉rou(4)→肉の脂身、うまみのある仕事。
  • 到dao(4)嘴zui(3)边bian(1)了le(軽)→口元に至る→口元まで持ってきた。
  • 不bu(4)吃→食べない。
  • 啊(軽)→軽い疑問を表す

肥肉は(主に豚の)脂身のある肉を指し、中国では上等な肉と言えば「肥肉」を指す。なので

「軍長、せっかくうまい肉を口元にまで持ってきたのに、食べないんですか?」

となるが、だがここでは別に朱徳が脂身肉が嫌いだったわけではなく、

「軍長、せっかく敵を叩けるのになぜ部隊を退かすのですか?」

という意味になるだろう。また場面は違うが井崗山を一時占領した敵がなぜか撤退してしまった時、王佐も敵の行動の意図がつかめず以下のように言っている。

王佐”这到了嘴边的肥肉,他们没啃完就走”(この口元にまで持ってきたうまい肉を食べ終わらないうちに行っちまったのかよ)

こうやって見ると「口元まで持ってきたうまい肉を食べない」とは、「絶好の機会をわざわざ見過ごす」とか「据え膳を食わない」ということを言いたい時の常套句なのかもしれない。




 さて、今までの紅軍幹部の会話を軍事会議の場にふさわしい言葉で訳すと、

王尓琢「どうする? 叩きつぶしてやろう!」

朱徳「君は随分血気に逸っているな。戦いたくてしょうがないとみえる」

何長工「朱軍長、敵は私たち二十八連隊におまかせください。簡単に倒してみせますよ」

(略)

袁崇全「軍長、敵を叩く絶好の機会なのに、退却するのですか?」

 それでは次はセリフの中国語をとても素直に訳してみよう。

王尓琢「どうする? 食い尽くしてやろう!」

朱徳「君は朝食を食べてないのかい。ずいぶん腹をすかしているとみえる」

何長工「朱軍長、私たち二十八連隊も充分食欲がありますよ。あれを平らげるなんて朝飯前です」

(略)

袁崇全「軍長、目の前に脂身肉があるのに食べないんですか?」

 ・・・・・・なんかおもしろい展開になった! とても上の訳と同じ場面のセリフと思えねぇ(笑)


まとめ

 さて、では最後にまじめに文法の整理を。今回重要なのは

・掉→振り回す、ひけらかす、向きを変える、換える、落ちる、遅れる、なくす

・動詞+掉+「O」→動詞の行為によって「O」を取り除く。

例えば、

扔掉→捨ててしまう(捨てて、なくなる)

跑掉了→逃げ切られてしまう(逃げて、いなくなる)

忘掉了→すっかり忘れてしまう(忘れて、記憶から取り除かれる)

というふうに。


またそれをふまえて、「吃掉」には二つの訳し方がある。

・動詞+掉+「O」としての「吃掉」+「O」→「O」を食べきってしまう

・それだけで一つの言葉としての「吃掉」+「O」→「O」をやっつける。


 それじゃ、今回はここまで。

2010年11月 7日 (日)

『西安事変』28話

※11月8日一部訂正あり

あらすじ

 華清池襲撃と同時刻の12月12日朝5時、東北軍は省憲兵隊を、西北軍は中央高官が泊まるホテルを襲撃。

 省憲兵隊主任の雷剣邦は、部下の金徳茎の助けで逃亡を図るが、結局捕まってしまう。ホテルでは就寝中の中央高官が次々捕まり、同じホテルに泊まっていたアグネス・スメドレーは事態を知りたがるが、西北軍将校に止められてしまう。

Cap1125_3

西安事変の現場に居合わせるアグネス・スメドレー 

 張学良楊虎城は、無事に西安を制圧し要人を捕られたことを喜ぶ。しかし肝心の蒋介石が未だに捕まらないとの報告に衝撃を受け、張学良は華清池襲撃の劉多茎になんとしてでも蒋介石を保護するよう厳命する。

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2010年11月 5日 (金)

『井崗山』18話~23話

あらすじ

 毛沢譚は、両軍が合流するために部隊を派遣してほしいという朱徳からの伝言を毛沢東に伝える。その時、井崗山の一部が国民党軍に襲われ奪われたという知らせが届く。王佐らは井崗山に引き返すよう訴えるが、毛沢東は大局を考えて朱徳軍との合流を優先する。

 袁文才は怒りの収まらない王佐に、毛の妻が殺されたことを告げる。てっきりすでに毛が知っているものと思い込んだ王佐は袁が止めるのも聞かず、哀悼の言葉を言ってしまう。毛沢東は隠していた袁文才に問い詰めるが、袁は口にだすことができず、毛沢譚が兄に真相を告げる。妻は殺され、三人の息子は行方不明と知り、毛は弟にすがって泣き、倒れてしまう。

 紅軍幹部は毛を療養のため、井崗山の安全な場所へ送ることを決定。井崗山の一部を支配する国民党軍は毛の帰還に驚き、撤退を決める。しかし、その頃毛沢東は、再び前線の部隊に戻っていた。・・・・・・国民党軍が見た「毛沢東」は敵軍を混乱させるために毛が自分の代わりに井崗山に行かせたそっくりの弟「毛沢譚」であった・・・・・・。

 

 都市攻略という中央の無謀な命令のせいで大打撃を受けた朱徳らは井崗山の毛沢東と合流することを決定する。だが周魯は反対を貫いて朱徳軍から離脱し、敵に襲われ殺されてしまう。

 そして毛沢東と朱徳は歴史的な「井崗山会師」を成し遂げ、革命は新たなる段階を迎える。

Cap1115

手を握り合う朱徳と毛沢東

 毛沢東部隊と朱徳部隊は会議を開き、両軍を併せて紅4軍を創設。自分はすでに中央から党籍を剥奪されているという毛沢東に対し、朱徳らは自分たちが直接見た中央の決議文にはそのようなことは書いていなかったと言い、毛沢東は職務に復帰する。

 袁文才と妻の梅香は、18歳になった賀子珍に結婚を勧める。しかし、怒った賀子珍は袁が勧める男の名を聞かずに去ってしまう。

 一方、毛沢東は軍の再編に伴って朱徳軍の中隊長である林彪を営長(大隊長)にするよう提案するが、朱徳や陳毅は不服気味であった。夜、毛沢東は皆が寝静まった後も一心不乱に用兵を勉強する栗祐と出会い、彼を励ます。紅四軍誕生初の大会が持たれ、毛沢東・朱徳はそこで演説し両軍の団結を説く。

 紅四軍の誕生を知った蒋介石は、朱倍徳何鍵に討伐を命じる。毛沢東と朱徳は敵の駐屯地・永新の動向をさぐるため、永新出身の賀子珍を偵察にいかせることにする。しかし毛沢東の秘書になりたかった賀子珍は、毛がそのことをまったく考慮していないことに腹を立てたまま永新に向かう。

 永新に入った賀子珍は毛のために新聞を集める途中で疑われ、国民党軍に追われてしまう。

Cap1111

自分の正体を見破り、通報しようとした男に銃を向ける賀子珍

国民党軍は賀子珍らが逃げ込んだ山に火を放つが、賀子珍は何とか井崗山まで帰りつく。

 賀子珍のおかげで敵の楊如軒軍の作戦変更を知った紅軍は、作戦を立て直して出撃。さらに林彪は敵部隊の陽動作戦を見破り、逆に奇襲をかける。楊如軒軍はいったん永新に引き返そうとするが、そこはすでに毛沢東の別働隊に占領されており、むなしく撤退するしかなかった。

Cap1112

先回りして敵の拠点を占拠し、戻って来た敵軍に銃を向ける紅軍

 しかし毛沢東は永新を放棄する。楊如軒は共産党の不可思議な行動を不審に思いながらも永新に戻るが、そこを再び襲われ命からがら脱出する。曹士峨羅栄桓は規定に基づいて帰郷したい捕虜には路銀を渡して解放するが、朱徳軍出身の袁崇全は毛沢東軍のそのような規定が不満で、曹士峨を罪に問い連行しようとする。しかし、羅栄桓はこの危機を政治工作のチャンスとし、曹の身代わりに袁崇全に連行されていく。

 一方、モスクワでは中共の全体会議・六全大会が開催されることになり、毛沢東は出席を考える。

 毛沢東と朱徳は袁崇全の件で両軍の間の溝を改めて認識し、一時的に二人の間で口論になるものの、解決策を話し合う。王尓琢は袁崇全と話し合うが、態度を改めないため彼を逮捕する。両軍は兵士レベルで交流し、お互いの溝を埋めていく。



感想

 それでは、今回もストーリー的にはそれほど見所がなかったので、キャラクター中心で見ていこうと思います。全般的にまともではない(腐女子的)内容になったので、大丈夫な人だけ「続きを読む」からどうぞ。

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