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2010年8月 5日 (木)

『八路軍』1話

※通常、共産党系人物が赤字で表していますが、『八路軍』においては歴史上の人物とオリジナル人物が混在しており、両者を区別するため、オリジナル人物は共産党非共産党系人物でも緑字で表すことにします。



あらすじ

 1937年8月、日本の本格的侵略が始まったのを機に、共産党と国民党は合作を行う。

 国民党の国民革命軍に組み込まれた共産党の紅軍は、軍服も紅軍のものから国民革命軍のものへ換えることに。しかし、趙栓柱を始め、一部の兵士たちは仇敵の国民党軍に組み込まれることが大いに不満で軍服を換えない。朱徳は、民族のためにも階級のためにも合作は必要だと説き、彼らを納得させ、大雨の中で出征大会を行う。

 Cap848

国民党軍との戦いで傷ついた身体を見せる趙栓柱

 進軍しながら途中の村を襲う日本軍。村人のほとんどが虐殺される中で、王鉄錘馮玉蘭は何とか窮地を脱する。

Cap849

日本軍に襲われた王鉄錘の村

 一方、日本軍の侵攻に遭った山西省の軍閥・閻錫山は、八路軍の山西入りを歓迎する。だが、弾薬支給問題やかつての紅軍の東征の話を蒸し返され、彭徳懐ら八路軍幹部は不快な思いをする。

 閻錫山より平型関で日本軍を奇襲する任務を受けた八路軍幹部らは、この戦いは全国が注目する重要な戦いとして、すでに出発した林彪と115師に必ず勝つよう命じる。

 八路軍に参加するため山西省の太原大学の王教授を訪ねた華僑の女子学生・劉茜茜は、そこで叔父の元に身を寄せた王鉄錘と馮玉蘭と出会う。

 一方、朱徳ら八路軍総司令部の元には、張黒白と名乗る五台山の僧侶が訪れる。東北出身の張は、すでに満州事変の際に家族を日本軍に殺され、その後山西に移って五台山で僧侶になったものの先日の空爆で師も殺された、還俗して入隊し故郷を取り戻すため日本軍と戦いたい、と朱徳に訴える。朱徳は快く入隊を許可し、また戦争が終われば彼の希望通り僧侶に戻れる、と伝える。

 ちょうどその時、王教授に連れられた王鉄錘,馮玉蘭,劉茜茜も司令部を訪れ、案内役の趙栓柱も含めて5人は知り合いになる。

 5人はそれぞれ、趙栓柱は115師,王鉄錘は120師,張黒白は129師,馮玉蘭は115師の医療部隊,劉茜茜は総司令部で無線係へと配属される。

 王教授は自宅で五人の歓送会を開き、家宝の数珠をばらして5つの玉を五人に分け、別々の戦場に行っても五人は一つであり、いつの日か5人が全員そろってここに帰ってくる約束の証とする。

Cap854




感想

 ・・・・・・おかしい・・・・・・あんまりおもしろくない・・・・・・・。

 あれ? おっかしいな。題材が「八路軍」でおもしろくならないはずがないと思ったのだが・・・・・・。しかもシナリオが、革命モノを書かせたらこの人という(注:私が勝手に認定)王朝柱なのに・・・・・・。

 なんというか、全体的にわざとらしさが目立った。特に朱徳ら幹部クラスは「模範的」に描かれているのが嫌に鼻につく。王朝柱の売りは幹部を大胆に個性的に描くことであるのに。

 オリジナル人物である5人が、一つの数珠から玉を分け合った、また全員でこの玉を持ち合って一つに戻そうね(=生きてまた会おうね)、と誓いあうシーンとそのネタ自体はなかなかいいのだが(でもちょっと死亡フラグが立つネタだよね)・・・・・・そもそも5人がそんなことをする必然性が何もないのが問題(汗)

 だってこの5人って、今たまたま行きずりみたいに出会っただけだよね? そんな感動的な約束をしなくちゃいけない絆や親密さはいつどこで出来たのって話し。いかにもネタのための展開があからさまになってしまっているのがなんとも・・・・・・。ここらへんはせっかくのドラマなのだから、5人の出会いを運命的にするような演出をするべきじゃなかったろうか?

 あと、どこで見たのか忘れてしまったけど、この数珠の珠を分け合うシーンに「八犬伝かよっ!」ってつっこみを入れているブログがあったけど・・・・・・や、まったくその通り(笑)。や、こういうネタ自体は好きだしいいと思うのだけど・・・・・・。

 さて、1話を見た時点ですでに嫌な予感(このドラマもしかしておもしろくないんじゃ・・・・・・)がバンバンするのだけど・・・・・・どうなることか?

 以下、このドラマ最大の(私的)突っ込みどころ。

以下では腐女子が読者完全置き去りで暴走しています、ご了承ください。




 このドラマでは1話から八路軍の初期の戦いの目玉である平型関の戦いに触れられているけど、平型関と言えばその一一五師の指揮官である林彪も登場するはず、と私は『八路軍』ではどんな林彪たんが見られるかと楽しみにしておりました。

 で、平型関へと向かう八路軍一一五師が映し出され、いよいよ林彪登場・・・・・・って・・・・・・

Cap852

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっとまてえええええええ!!!!!!!

 えっ、誰これ? まさか林彪って言うんじゃないよね? うわっ、横に林彪って出てきた。

Cap851

 うう・・・・・・ショックで立ち直れない・・・・・・。

 ひどいよ、ひどいよ、国営放送(泣

 いくらなんでもこんなガタイのいい林彪はないよな。・・・・・・「小柄で痩身」っていう設定(注、林彪の外見的特長)はどこに?んでもって、細腰+なで肩+軍服ちょいぶかぶかが理想の林彪なのにぃ・・・・・・

 って言うか、朱徳や彭徳懐よりガタイいい上に、老けているように見えるよ、ピチピチの20代に全然見えないよ・・・・・・。

 もう何ていうか、文革の時に「風怖ぁいっ、水には毒が入ってるぅ」とかわめきそうにもないほど頑丈そうに見えるんだけど?

 なんかもう「眉毛が太い」ぐらいしか共通点ないんだけど・・・・・・しかもここまで太くすることないだろ。なんだ? CCTVは「眉毛の太さ」でしか林彪を識別してないのかよ・・・・・・。なんか林彪に恨みでもあるのかよ・・・・・・(や、ありそうではあるけど)

 

 参考に、同時期を描いた別のドラマの林彪を見てみよう。

 Cap857

 映画『太行山上』(2005年作)より、左が林彪。

Cap935

で、こちらはTVドラマ『延安頌』(2003年)。(これが私の理想系だな、腰細くて、痩せていて、なで肩で、軍服がちょっとぶかぶか・・・・・・これも同じ王朝柱作品なのに何故?)

すべて29歳、1937年9月時点での林彪です。

なのにいきなり↓これはないだろ、これは。間に何があったんだよ。

Cap862 

(誰だろこの人?)by聶栄臻

 もう骨格ごと変わっているよ、・・・・・・や、むしろカールのおじさんみたいになっちゃっているよ・・・・・・。

 ショックのあまり↓ちょっと小劇場を作ってしまった。



しばらく見ないうちに

Cap939

(左から左権副参謀長,彭徳懐副総司令官,朱徳総司令官)

彭徳懐「林彪同志! 今回の平型関の戦いには我々八路軍にとって最初の戦い! 全国が注目しているっ、何としてでも勝利を収めるんだ!!」

Cap942

林彪(仮)「わっかりました、彭総」(野太い声で)

Cap941

司令部全員(・・・・・・誰っ!?)

彭徳懐「・・・・・・あ~、林彪同志? しばらく会わないうちに・・・・・・その、なんだ・・・・・・ずいぶんと横に広がって・・・・・・いや、ずいぶんと体格が良くなったんだな・・・・・・」

聶栄臻「あ~、彭総・・・・・・これはですねぇ・・・・・・本物の林彪師長が数日前から熱出して寝込みまして。ですが、この大事な時期に師長が不在というのもまずいので、代理を立ててみました。まあ、本物は戦い前になれば40度熱があっても出てくるはずですが」

彭徳懐「だからってなぁ、代理ならもう少し似ているの連れてこいよ、眉以外に原型を留めてないじゃないか」

聶栄臻「はい、私も今それをちょっと反省しているところです・・・・・・」

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