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2010年4月19日 (月)

中国で一番サービスがいいのは図書館?

 私が中国ドラマ・映画を仕入れる場所は、音像ショップと呼ばれる(DVDや音楽CD)を扱う店か大型書店です。その他にもう一つ重要な場所が

公共図書館。

 図書館中毒の私は、新しい場所に住むことになったら、まず何はおいても図書館に登録に行きます。それは中国でも同じ。

 中国で留学のため大学に入学手続きをする際も、入学手続きの方法を確認した後、重要な質問を。

「留学生も大学の図書館を利用できますか? 本を借りれますか?」

 答えはイエスだったので、ほくほくした気分で帰ろうとし、あることに気づいて慌てて戻り「すいません、留学生寮への入寮手続きの方法を教えてください」

 ・・・・・・いや、我ながら図書館を利用できるかより住むところを心配しろよ、って話です(おまえは図書館に住むつもりか?)。

中国の図書館とDVD

 で、話を中国の公共図書館に戻しますが、中国の公共図書館は大きなところであれば「音像資料」つまりドラマや映画のDVD、音楽CDの貸し出しが充実しています。その映画やドラマの内容も、日本の公共図書館のように(←少なくとも私の住んでいた所のはどこもそうだった)いわゆる古典名作モノや教育的内容のものばかりではなく、娯楽性の高いTVドラマなども充実しているのです。

 しかも、以前、少し前のドラマは手に入りにくいと書きましたが、この公共図書館には数年前のドラマもちゃんと所蔵されています。しかもそのへんの路上で売られているような見捨て専用の映像が荒いDVD(・・・たぶんコピー)ではなく、わりと高価な保存版なのです。

 しかも借りて見れば、タイトルやあらすじからだけで内容を想像して金を出して買ったものがハズレな内容でがっかりした、というようなこともないですし、なんとなく気になるテーマだけどおもしろいかどうかわからない作品を試しに見てみる、ということも気軽にできます。

 というわけで、公共図書館のDVDは大変重宝させてもらっているのですが、実は思わぬ・・・・・・いや、当然予想された問題も発生するのです。

公共図書館のDVDに仕組まれた罠(?)

 DVDでドラマ・映画を見ていたら、突然、映像が止まる。後はまったく動かなくなる。なんか再生機の中からはキコキコという奇妙な音も聞こえている・・・・・・。

 この突然映像が動かなくなるという事態は、けっこうな確率で発生します。

 私はDVDのしくみに詳しくはありませんが、多くの人が借りて再生しているうちに、再生に必要な何かが傷ついてしまったのではないかと思われます。こうなるともうそれ以上見ることはできません(涙)

 これがストーリーの冒頭でそういう事態が発生するなら、それほど時間を浪費せずに、もうその作品は諦めて別の作品に乗り換えられますが・・・・・・私の場合は運が悪いのか、なぜかストーリーが半分以上見終わった後で、DVDが止まるということが多いです・・・・・・。

 特にブログのレビューのためにメモを取りながら、時間をかけて見ていた映画のラスト近くでこれをやられると痛い。

 途中までしか見れない作品をレビューするわけにもいかないので、そのためにかけた時間が無駄になってしまうんですよね・・・・・・。まあ、いっそのこと同じDVDを買ってくればいいのですが・・・・・・なぜかそういう作品に限って「借りて見るのはともかく自分で買うのはちょっと」な作品が多い(笑)

みなさんも公共図書館のDVDを利用する場合は、運を天にまかせて、最後まで見れるように祈りながらご利用ください(笑)

親切な図書館職員

 さて、何かと日本と比べてサービスの質が悪いと言われている中国ですが、思わぬ例外があります。

図書館職員はとても親切!

今まで2つの公共図書館、2つの大学図書館を常時利用していた経験から言いますと、中国で客(利用者)へのサービスの姿勢・態度が一番いいのは、外国人向けの店でももちろん公安でもなく、(公共・大学問わず)図書館職員ではないかとさえ思うのです。(まあ、違う体験をされた方もいるでしょうし、中には態度の悪い職員もいますが)

 

・・・・・・まあ、私限定の話で言えば、親切すぎて困ったこともありますが。

ある公共図書館で、親切な図書館員さんたちは、いまいち中国を理解していない私に辛抱強く登録の仕方を教えてくれました。登録にはパスポートが必要なので、私が日本人であることも向こうに知られました。

さて、無事に登録を終え、さあ、これから見たかったあの映画やあの映画を借りるぞ! と棚に向かおうとすると、職員さんが声をかけてきて・・・・・・どうやら説明をしてくれるようなのです。

職員さん「このへんがドラマ、こっちが国内映画。で、あっちに外国映画が・・・・・・。あとこういう子供向けの作品は中国語の勉強になるんじゃないかな? 韓国のドラマもあるよ、日本人は好きなんでしょ?」

私「・・・・・・・・・・・・は、はあ」

職員さん「『海角七号』って見た? あれはおもしろいよ」

私「い、いえ。まだですが・・・・・・」

 ・・・・・・職員さんのご好意はたいへん嬉しいのですが、私は始終冷や汗を流していました。

 その日、<まだ中国での勝手がわからない日本人女性>である私が借りようとしていた作品は、例えば・・・・・・

・『平原遊撃隊』(←抗日戦争映画の古典的名作)

・『抗日鉄道遊撃隊』(←一目で内容ばれるタイトル)

・『大決戦』(←抗日モノじゃないけど、重厚な革命戦争もの)

いったい私はどんな顔をして、不案内な日本人女性に明るくポップな恋愛ドラマなどを勧めてくる職員さんのいるカウンターに、こんな作品群を持っていけたでしょう・・・・・・。

私はその日の予定を放棄して、私の興味の範囲以内だけど、マニアックすぎずなるべく無難に思えもちろん抗日モノではない作品を選ぶのにかなりの時間を費やしました。

その結果、やっと、これなら『無難』だろうと思える作品を持ってカウンターへ。そこで職員さんが一言。

「へえ、こんなのも見るんだ?」

 ・・・・・・・・・・・・私の『無難』はまだ『無難』ではなかったらしい。

 ごめんよ、職員さん。いろいろ親切にしてくれたのは本当にとても嬉しかったけど、私みたいな変な趣味の利用者はなるべくそっとしてくれて、印象にもあまり残してくれないでいるともっと嬉しいんだよ・・・・・・。

 ちなみに上のラインナップは、この日の職員さんとは別の職員さんの時に借りました。

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