2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

ランキング

« 『西安事変』(TVドラマ)総合案内 | トップページ | 新聞の無知 »

2010年2月12日 (金)

『西安事変』一話あらすじ

あらすじ



 
1930年、柳条湖事件によって日本軍に父・張作霖を殺された張学良は蒋介石に帰順し、彼が受け継いだ東北軍閥の軍隊は東北軍となった。

 張学良の易旗によって中華民国による中国統一が実現。蒋介石は盛大な晩餐会を開いて、張学良を歓迎し、中国の平和を祝福する。

Cap026

ダンスパーティーで蒋介石夫人・宋美麗と踊る張学良

 しかし共産党は革命根拠地を築いて蒋に抵抗。さらに31年には満洲事変が勃発。張学良は蒋介石の命令によって戦わずに20万の東北軍を東三省から撤退させる……。

1934年。張学良の住居には連日学生たちが押し寄せ、彼を「不抵抗将軍」と罵り、東三省の奪回を訴えるデモを起こしていた。張学良は部下にあえて自分を非難する新聞の記事も読み上げさせるが、自分の愛人の趙一荻まで非難する記事には激怒する。超一荻はそんな学良を慰め、「あなたが戦わずに撤退したのは蒋介石の命令に従っただけなのに」と言うが、学良はあくまで蒋をかばう。また屋敷を包囲する学生達と対話を試みるが、学生達は聞く耳をもたない。

 移動中の蒋介石の元にも学生達のデモ隊が押し寄せる。中には焼身自殺をして東三省を見捨てる蒋に抗議するものもいたが、蒋介石は目をそらす。

Cap028

焼身自殺で蒋介石に抗議する学生

 張学良の申し出に応じ、二人だけの会談をする蒋介石。二人はお互いを気遣いあう。学良は、自分が日本軍と戦わずに撤退したのは外交手段によって問題を解決することに期待したためと言い、また残った兵士たちは問題をこじらせないため無抵抗であったにも関わらず関東軍に惨殺された、と悲しむ。今こそ日本に宣戦し、東三省を取り戻すため戦わせて欲しいと訴えるが、蒋介石はそんな彼をなだめ、中国に居場所の無い彼のために欧州行きを薦める。


 一年後の
1934年、帰国した張学良は対共産党殲滅作戦の副指令に任命される。陝西省による共産党も今ではすっかり虫の息だと高をくくる蒋介石だが、国民党の精衛部隊が惨敗をきしたという情報に激怒し、東北軍を派遣することを決める。

 表向き蒋介石に帰順しているもののあくまで自主独立を貫く陝西省西安の楊虎城率いる西北軍は、自分達のなわばりに20万の東北軍が派遣されると聞いて大きな不満と危機感を抱く。楊虎城らは、共産党の殲滅だけでなく自分達を牽制するためにも東北軍は派遣されるのだと分析するが逆らうことはできない。

 陝西に派遣されるに当たって、張学良は出征大会を開き、将兵たちに一本ずつ酒を配る。張学良は西北軍の地盤である陝西ではいっそう軍紀を正すことを命じ、またこの酒は自分達が東三省を取り返した時に、松江花河(東北地方の有名な河)を見ながら飲もうと言う。

Cap029

東北軍の出征大会

 そして西北軍の兵士が見守る中、東北軍の大部隊は陝西入りをした。

Cap025

西北入りする東北軍と見守る西北軍




感想



 なかなかおもしろそうである。特に音楽がかっこいい。あまり有名では無い登場人物が多いのがやや難点か。


 同じ中華民国の軍でありながら、楊虎城の西北軍と張学良の東北軍の間には微妙な溝がある。特に自らのなわばりによそものを派遣される西北軍側の不満、危機感は非常に大きい。ラストシーンで西北軍が東北軍を迎え入れる場面は、両者の間の緊張感が視聴者にまで伝わってくる名場面である。

Cap030

「あっ、東北軍が来たぞ」と言う西北軍の見張り兵


 中華民国の各地の軍は、非常に地縁主義が強く、同じ国の軍だからといって容易には連携しない。

特に西北軍は自らの土地に対する愛情が非常に強く、ゆえに「よそもの」を排除しようとする気分も強いように思える(権力闘争も関係しているが、感情的にはそうなのだろう)。


 西北軍が拠ってたつ陝西省は黄土の真っ只中の土地で、非常に貧しく自然環境も厳しい。しかし彼らはそんな故郷を理屈を越えてどこよりも美しく素晴しい所だと思い、恋人のように愛している。

そしてそれは日本軍によって故郷を失った東北軍も同じ。彼らも(資源は豊富にあるのだが)やはり過酷な自然環境であった東北を激しく恋慕しており、そこから無理やり引き剥がされた苦痛の中にいる。

愛する故郷に根を下ろす西北軍と、そこから無理やり引き抜かれた東北軍、両者の出会いがいかなる歴史を作るか。そのような観点で見るのもまたおもしろいと思う。

・・・で、蛇足ながら一言。

 張学良は充分に美しいからいいとして・・・・・・・あの楊虎城はなんだ! あの虎城は! いやああー!! なにあのおっさん。モノホンの楊虎城、もっとかっこいいもん!(って言うか、写真見るとちょっと丸っこくてむしろかわいい?)。それが・・・それがぁあんなのってないよ!(や、俳優さんに恨みがあるわけじゃない。腐女子の心が傷ついただけ)責任者出て来い!

Cap023

楊虎城・・・誰? このおっさん?

« 『西安事変』(TVドラマ)総合案内 | トップページ | 新聞の無知 »

『西安事変』(TVドラマ)」カテゴリの記事

歴史人物」カテゴリの記事

辛亥革命~抗日戦争」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1302395/33343765

この記事へのトラックバック一覧です: 『西安事変』一話あらすじ:

« 『西安事変』(TVドラマ)総合案内 | トップページ | 新聞の無知 »