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2015年10月 1日 (木)

ブログの説明とお願い

 
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今月の画像(『大路』より)

 




 当ブログは、大陸中国で放映された「辛亥革命以降の歴史を題材とした映画・テレビドラマ」を紹介するブログです。主な紹介作品は、抗日戦争ものと革命ものが多くなります。


 
完全にブログ主の趣味に基づくブログあり、ここで紹介した作品の傾向は、実際の中国での放映傾向を表すものではまったくありません。(また、コメントは承認制となっています。もし公開を希望されない方は、書き込み時にその旨お知らせください)

 長くなりますが、初めてお越しの方は以下の説明とお願いをご覧ください。



 なお、紹介終了作品の各話レビューにリンクを張った目次ページがあります。

レビュー完結作品記事一覧

 

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2015年8月23日 (日)

通販について

前回の記事で夏コミに出ると書きましたが、新刊無事発行できました。

あまりに修羅場すぎてこちらで告知する時間もなくすみません。

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2015年6月27日 (土)

夏コミと今後のブログについて

 すでに一年以上放置してしまいました・・・・・・。

 抗日や革命に絞った中国映画・ドラマを紹介する場としてなんとかこのブログは維持していきたいとは思っていたのですが・・・・・・・ブログ主の今の現状からしてこれ以上このブログを運営していくのは現実的に厳しいと思います。
 ちらほらこのブログのことを面白いと言ってくださる方々もおり、たいへんありがたいのですが……このブログはいったん休止ということにさせていただきたく思います。
 事実上休止しており、今までも休止のお知らせくらいはしようと思っていたのですが、それもままならぬ状態で、やっと今日お知らせをすることができました。

 ただ夏コミに受かっており、そこで抗日戦争評論本を出す予定ですので、今度の夏コミが終わるまではこちらでその案内のための更新はする予定です。なので休止は夏コミ終了後となります。

 またブログ自体は残しておくつもりなので、過去記事など今後も少しでもお役に立てれば幸いです。



夏コミについて


金曜日東地区(東5ホール) “ホ”-49b

 で受かっております。
 
 中国近代史スペースで、過去に出した中国革命を題材にした創作小説と抗日戦争映画評論本(1931-1936年の抗日映画の評論)の他に、新刊として抗日映画評論本(1937-1945年ver)を出したいと考えています。
 

2014年4月22日 (火)

『粟裕大将』視聴中

 昨年3月に中国で買ってきたドラマ『粟裕大将』をやっと見ています。

 粟裕のことは林彪に次いで気になる軍人で、彼の伝記を読みたいと思ってたところだったので、こういうドラマを見つけられたのは実にラッキーでした。

 まだ2話までしか見てませんし、しかもツイッターで書いたものの転載ですが、ブログ更新しないよりはマシなので(汗)、貼っておきます。

 

 ああ……でも早く陳/毅と粟/裕の熟年ラブラブ夫婦ぶりを見たい……

 ちなみに最近源平系(と言うより奥州藤原系)大河ドラマにはまっていて、12世紀日本と20世紀中国を行き来しているので、ツイッターもカオスになっています。




ツイッターより

「さてそれでは源平の時代から800年ほど下がり、国も変わって、中国ドラマ『粟裕大将』見るよー。さっきまで衣川で互いに腹の探り合いをしてる安倍氏と国司の緊張感あふれるやりとり見てたけど、今は国共両党の将軍たちが停戦中に腹の探りあいしながら友好を演出している緊張感あふれる場面が……」https://twitter.com/dramatic_China/status/457151637476225024

「昔だとこういう共産党サイド人物の生涯を中心にしたドラマは子ども時代からやたらダラダラと書いて最後の肝心の成人後の活躍がはしょられるようなどうしようもない脚本のものが多かったけど、この『粟裕大将』はなかなか洗練されていておもしろい。」https://twitter.com/dramatic_China/status/457153280087302144

「いきなり国共内戦から話がはじまってテンポも良く視聴者を飽きさせない(まあ、題材そのものに飽きている場合はどうしようもないが)。でも粟裕将軍は少数民族(侗族)の出身なんでそのへんの幼年期の生活がどうだったのかは見てみたかったなぁ。」https://twitter.com/dramatic_China/status/457153905952968704


「てか林彪もそうなんだけど、粟裕も第二次国共内戦の時、まだ30代なんだよね。解放軍の二大勝利の女神(?)がどちらも若くて可愛いいなんて嬉しいねぇ。」https://twitter.com/dramatic_China/status/457156291262046208

「しかもこのドラマ『粟裕大将』の粟裕がまた可愛くてなぁ~、粟裕のイメージぴったりじゃねぇか。」

https://twitter.com/dramatic_China/status/457158047001894912

「穏やかな性格と可愛い顔して凶悪なまでに強いのが粟裕という軍人です。(でも精神的には安定して林彪のように強さと引き換えに精神が破たんするタイプとは違うね)」

https://twitter.com/dramatic_China/status/457160647889788928

Photo

イメージぴったりの粟裕(役者:郭広平)



「『粟裕大将』に出てくる某少年兵、中国の戦争ドラマ見慣れている人なら必ず気がつく分かりやすい死亡フラグがバンバン上がっていく……2話目は全部使ってこの少年兵の死亡フラグを掲げる回なのか……」https://twitter.com/dramatic_China/status/457168820646318081

「しかも爆破班に配属された。こう聞けば(中国の視聴者は)100%分かると思うけど、この少年兵が爆破が不発だったので自分が身を挺してその瞬間まで作業して爆破に巻き込まれて死ぬか、爆弾もって敵陣にカミカゼアタックをかける展開が目をつぶっていても分かるというものです。」

https://twitter.com/dramatic_China/status/457169270418329600

2014年3月23日 (日)

『小二黒結婚』あらすじ

  はい!何十か月ぶりかの更新です! これをリハビリにし、また少しずつ更新再開していきたいと思います。

 『小二黒結婚』の基本情報はこちら  。



あらすじ

 

 山西のとある小さな農村・劉家庄。この村には、占いを司り人々を迷信で惑わす三仙姑と田舎インテリ小諸葛という二人の有名人がいた。二人にはそれぞれ小芹という娘と二黒という息子がいた。

 時は流れ抗日戦争が勃発。この小さな村にも抗日政権が誕生した。しかしそのトップについたのは村のチンピラ金旺金興兄弟だった。一方、二黒は立派な青年に成長し村の英雄的な民兵隊長に、小芹も美しい女性に成長していた。

 小芹は迷信にまみれの母を、二黒は権威主義で童養媳を自分の嫁にしようとする父に反発を覚えはじめ、村を守る戦いの日々の中で互いに惹かれあるようになる。

Photo

負傷した二黒を手当てする小芹。二人の間に恋が芽生える

 金旺は懸想する小芹の家を訪れ彼女に直接迫るが、鎌で追い返されてしまう。小芹が二黒に惹かれていることを知った金旺は二黒を陥れる計画を考える。

 ある昼下がり、二人きりになった二黒と小芹は互いの思いを伝えあい、互いに思い合っていることを知る。うれしさで天にも昇る二黒のはしゃいだ様子から村人たちも二人の仲を知るようになる。

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思いを伝え合う二人

 しかし、二黒の父・小諸葛は自分の決めた嫁を拒み、三仙姑のような母を持つ小芹との「自由恋愛」に大反対。家に届け物に来た小芹に冷たくあたり、また二黒の母も息子が金旺に目をつけられることを恐れて小芹に二黒に近づかないよう諭し、小芹は深く傷つく。

 さらに二黒を恨む金旺兄弟は彼が病気で民兵の仕事を休んでいることを口実に民兵たちの前で批判大会にかける。金旺兄弟のあまりの暴論やこじつけに二黒は怒るが、それをチャンスに兄弟は二黒を逮捕しようとする。しかし騒ぎを聞きつけた区長が駆けつけ大会を終わりにさせる。

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金旺兄弟の策略により批判大会にかけられる二黒

  金旺兄弟の増長ぶりを問題に感じた区長は村人たちに彼らがいかに横暴にふるまっているかの話を聞き、証拠を集める。しかしその途中で区の会議に出席しなければならなくなり、二黒に気をつけるよう諭して村を離れる。

 両親が小芹につらく当たって以来関係がぎくしゃくしている二人。二黒は後で川辺で二人きりで話し合おうと持ちかける。曖昧な態度で返した小芹だったが、夕暮れ時に川辺に向かう。しかしそこには金旺が待ち伏せしており、小芹は襲われそうになるが反撃して逃げ去る。

 しかし傷ついて家に帰った小芹を待っていたのは、他の巫女たちと談笑し、娘に自分勝手な要求を突き付ける母の姿だった。さらに近いうちに小芹を閻錫山の部下の将軍に嫁がせる予定だと告げられ、小芹は自分の運命に絶望する。

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小芹は迷信まみれの巫女である母を嫌悪する

 小芹は母の軛から逃れるため、三仙姑が親しくしている巫女を追い払い、さらに三仙姑の占いのための大事な祭壇を破壊する。あまりのことに怒り狂った三仙姑は小芹を部屋に監禁し、寝込んでしまう。夫が娘の元へ食事を持っていくことも許さない。

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母の祭壇を破壊して走り去る小芹

 小芹に同情した村の女が彼女を解放し、小二黒も彼女の危機を民兵仲間から知らされる。二人は約束の川辺で再開し、小芹は二人の前途を嘆くが、小二黒が区長が自分たちの仲を認めてくれて結婚の許可も出たのですべて解決する、と小芹を慰める。

 そこに後をつけていた金旺兄弟が現れ、二人に「漢奸」の言いがかりをつけて逮捕する。小諸葛は息子の逮捕にショックを受け、彼の無罪を訴えるため区政府に向かう。



※以下、ラストまでのネタばれあり

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2014年1月28日 (火)

『我們的法蘭西歳月』

 すっかりご無沙汰しています。

 今まで少しずつ訪問してくれる人も増えてきて、定期的に来てくれる人もできてきたのに、長い末行進で失ってしまったでしょうね。マジで帰宅した後はキーボード打つのもつらい日々ですが、そんなこと言っているといつまでも再開できないのでむりやりでもリハビリ的に更新していきたいですね。


 さて、最近は中国ドラマもあまり見れないのですが、最近ちょっと見れたのが『我們的法蘭西歳月』。

 訳すと『我らのフランスでの日々』とでもなりましょうか? タイトルを見ればわかると思いますが(←????)1920年代の勤工倹学がテーマのお話しです。

 


 勤工倹学。中国共産党パリ支部。

 まさしく黄埔軍校と並ぶ革命家たちの二代青春ものの一つではありませんか。

 しかもおそらく勤工倹学inフランスをテーマにした作品はこれが初ではないでしょうか?

 さて、内容はと言えば、まだ見始めたばかりですが・・・・・・・・いきなり国辱を忘れないため半裸で知り合いの女学生二人に交互に冷水をぶっかけてもらう蔡和信とか出てきましたけど・・・・・青年の愛国的情熱!って言うか単に変態だーー!!状態にしか見えません!!

 しかも恋人の向警予が「蔡和信!××条約は!?」と問いかけ、それに蔡和信が(水をぶっかけられながら)「国辱の何たらかんたら!」とか叫び返すとかいったい何のプレイかと思いますね・・・・・・・・。


 あと、周恩来をはじめ勤工倹学で忘れちゃいけない面々は数多くいますが、その筆頭はやっぱり鄧小平。

 で、その鄧小平君。留学させてもらうため、先生の前でバレバレの背伸びして身長をごまかそうとしてヤバい・・・・・・・いやいやこっそりシークレットブーツ履くとか、部屋に入る前からつま先立ちとかならまだ分かるんですが、校長の目の前であからさまに背伸びして身長をごまかそうとするんですよ。こんなアホの子、子ども何々じゃなくてそりゃ留学させられんでしょう。(そしてしっかり「この子はまだ小さすぎる。あと2年くらいしたらまた来なさい」って言われてるし)

 とりあえず1話で鄧小平は15歳という設定ですが、12、3歳くらいにしか見えないのがミソです。ドラマ製作者はよくわかってらっしゃる。このかわいい子が周恩来に出会って「先輩、先輩」と刷り込みを受けたヒヨコみたいに後を慕っていくのか……(←後半は妄想です)


 と言うわけで今後の展開が期待大な作品です。どんな変態が現れるのか的な意味で。

 

2013年11月13日 (水)

『中国抗日戦争大全 壱』(1931年~1937年)できました。

夏コミに出すとか言ってて出さなかった抗日戦争映画紹介本、やっと先日の文学フリマでその一部が形になりました。

 ・・・・・・・・・いやぁ、案の定というか、結局全時代を網羅するのは不可能で、文学フリマ4日前くらいに(・・・・)時代を区切って本を出す方針に切り替えました。

 ってわけで、今回は1931年の満州事変から1937年の日中戦争勃発までの期間に中国で制作公開された抗日映画を紹介する本とあいなりました。



『中国抗日戦争映画大全 壱』(B4/12ページ/コピー/300円)



 『共赴国難(ともに国難に赴く)』(1932年)、『奮闘』(1932年)、『東北二女子』(1932年)、『戦地歴険記』(1932年)、『民族生存』(1933年)、『肉摶(格闘)』(1933年)、『挣扎(苦悩)』(1933年)、『小玩意(おもちゃ)』(1933年)、『拼命(必死)』(1933年)、『中国海的怒潮』(1933年)、『悪隣(悪しき隣人)』(1933年)、『大路』(1933年)、『同仇』(1934年)、『郷愁』(1934年)、『劫後桃花(桃の花)』(1935年)、『風雲児女(嵐の中の若者たち)』(1935年)、『狼山喋血記(狼山の血闘)』(1936年)、『青年進行曲』(1937年)

の18作品を紹介しています。


 通販も行っています。通販をご希望の方は別ブログ『記憶的海(http://mabuigumi5.blog89.fc2.com/)内のメルフォからまずはお問い合わせください。


 日中戦争勃発前まで行きましたので、次は日中戦争勃発(1937年)~終戦(1945年)の間に制作公開された抗日映画の紹介本ですかねぇ~。いつまでやってんだ? と内外から疑問が来そうですが、まあなんとか完結させていきたいものです。

 

2013年8月19日 (月)

Sさんへの私信

 Sさんへ

 

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2013年8月14日 (水)

夏コミ新刊について

 別ブログに詳しく書きましたが、夏コミ楽しんできました。生還しました。

 いやぁ、マジ死ぬかと思う熱さでしたが・・・・・・・・。

 さて下で予告していた抗日戦争映画本ですが・・・・・・・・・・・・・・・・すいません、落ちました!

 予定では1931年の満州事変後に中国で作られた抗日戦争映画を網羅する本を作りたかったのですが・・・・・・・・・ふたを開けてみれば、全く間に合わず・・・・・・このブログの記事を再編集したのに等しい8ページのコピー本(紹介映画は『地道戦』『晩鐘』『回民支隊』の3本)という結果にあいなりました。生まれた場所は会場のビジネスセンターです。

 今後、改めてちゃんとした抗日戦争本を出すかどうかはまだ決めていません。もし出すとしたら、文学フリマに受かっているのでそれを目指します。

 なにはともあれ、お買い上げくださった方々ありがとうございました。

 こちらのブログはほとんど更新できていない状態ですが、過去記事には抗日戦争映画・ドラマなどの情報もいくつかあります。コピー本で紹介した作品もそこでは書ききれなかったことを書いています。

 コメント(確認後、公開・非公開希望の場合はそのむね明記)は受け付けていますが、レスは著しく遅くなる場合があります。

2013年6月15日 (土)

コミケで抗日映画大全(笑)本作ります

 何かと生活が破たんしブログの更新も滞っている昨今ですが、コミックマーケット84に何年ぶりかでサークル参加します。

 参加日は2日目の8月11日(日)。

 スペースは東地区ピー60b、お誕生日席です。サークル名は「まぶいぐみ」。

 ここは歴史・創作文芸スペースで、私は中国近現代史関連のサークルカットを書いたのですが・・・・・・・どうも中国近現代(腐女子向け)関連で新刊を出すのは無理な可能性が高いので、同じくカットに書いておいた中国映画本、しかも私が得意とする「抗日映画」解説本を新刊として発行することにしました(腐女子向け中国近現代本、って言うかぶっちゃけ中国共産党腐女子向け本は既刊のみ持ち込みます)

 とりあえず中華人民共和国成立後に作られた抗日戦争を題材にした映画(ドラマは除外)を網羅した解説本を作りたいと思っています。見たことのある作品はもちろん、見たことがないのは映画本やネットを駆使して紹介していきます。

 それではコミケ2日目はぜひ東ーピ60b「まぶいぐみ」へ遊びに来てください。

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